「アジングって面白そうだけど、何から揃えればいいの?」
そんな釣り初心者のあなた!
アジングは、身近な漁港や堤防で手軽に始められる、とっても楽しい釣りだよ。
そして、その相棒として最初に選ぶ「リール」は、とっても大事なアイテムなんだ。
この記事では、アジングを始めるのにピッタリな、初心者向けリールの特徴や選び方、そしておすすめモデルを分かりやすく紹介していくね!
これを読めば、迷わず最初の一台を選べるはず!
初心者向けアジングリールの特徴
- 番手(サイズ): 1000番~2000番クラスがおすすめ
- 軽さ:軽い方が疲れにくく、小さなアタリを感じやすい(200g前後が目安)
- 価格: 1万円前後、またはそれ以下で手に入るものが多い
- 扱いやすさ: 糸が絡まりにくいなど、トラブルが少ないこと
- 耐久性: 最低限の丈夫さ(すぐに壊れない程度)と、海で使えること(ソルト対応)
- デザイン:最近は安くてもカッコいいデザインが多い!
アジングで使うリールって、どんなものがいいんだろう?
特に初心者が最初に選ぶなら、いくつかポイントがあるんだ。
まず、リールの大きさ(番手)だけど、アジングでは1000番か2000番っていう、比較的小さなサイズがよく使われるよ。
これは、アジングで使うルアー(疑似餌)や仕掛けがすごく軽いから、小さいリールの方が扱いやすいし、アジの「コンッ」とか「モソッ」とした小さなアタリを感じ取りやすいんだ。
そして、「軽さ」もすごく大事!
リールが軽いと、竿(ロッド)をずっと持っていても疲れにくいし、軽いルアーを繊細に動かしやすい。
だいたい200g前後か、それより軽いものを選べるといいね。
もちろん、価格も重要だよね。
初心者向けのリールは、1万円でお釣りがくるような、手頃な価格のものがたくさんあるから安心して!
性能面では、難しい機能は必要ないけど、糸が絡まっちゃう(バックラッシュ)みたいなトラブルが少ないこと、海で使うから最低限の丈夫さがあって、海水に対応している(ソルト対応って書いてあることが多い)ことが大事だよ。
最近のエントリーモデルは、デザインも結構カッコいいものが多いから、見た目で選ぶのも楽しいかもね!
アングラーズアドバイス
アジングリール選び、難しく考えなくて大丈夫!
最初は「軽くて、安くて、そこそこ丈夫」なやつを選べばOK!
特に「軽さ」は結構大事だから、釣具屋さんで実際に持ってみて、「お、これ軽いな!」って感じるものを選ぶのがおすすめだよ。
1000番か2000番かは、正直どっちでも最初は大丈夫。
迷ったら、ちょっとだけ汎用性のある2000番を選んでおくのも手かもね!
初心者向けアジングリールの選び方
番手(サイズ)を決めよう!【1000番 or 2000番】
- 1000番:とにかく軽い!ジグ単(軽いオモリ+ワーム)メインならこれ。感度重視。
- 2000番: 1000番より少しだけ重いけど、糸巻き量が多い。プラグや軽いキャロも使うなら。汎用性が高い。
- (初心者はどちらを選んでもOK。迷ったら2000番が無難かも)
アジングリール選びで、まず最初に悩むのが「番手(ばんて)」と呼ばれるリールの大きさだよね。
アジングで主に使われるのは、1000番か2000番のどっちか。
1000番は、とにかく小さくて軽いのが特徴。
アジングで一番よく使う「ジグヘッド単体(ジグ単)」っていう、軽いオモリにワーム(くにゃくにゃした疑似餌)を付けただけの仕掛けを、繊細に操作するのに向いているんだ。
軽いから、アジの小さなアタリも感じやすいよ。
一方、2000番は、1000番よりほんの少しだけ大きいサイズ。
その分、糸を巻ける量がちょっとだけ多くなって、使える仕掛けの幅も少し広がるかな。
例えば、ジグ単だけじゃなくて、小さい魚の形をしたルアー(プラグ)とか、少し遠くに飛ばすための仕掛け(キャロライナリグとかフロートリグ)も使ってみたい、っていうなら2000番の方が汎用性が高いかもしれないね。
じゃあ、初心者はどっちを選べばいいの?ってことだけど、正直なところ、どっちを選んでもアジングは楽しめる!
もし迷ったら、ちょっとだけ色々なことができる2000番を選んでおくと、後々「あれもやってみたい」って思った時に対応しやすいかもしれないね。
アングラーズアドバイス
1000番と2000番、重さの違いって言っても、最近のリールはどっちも軽いから、そこまで神経質にならなくても大丈夫だよ!
それよりも、自分がどんな釣り方をメインにしたいかで選ぶのがいいかもね。
ひたすらジグ単でアタリを取るのに集中したいなら1000番、色々なルアーを試してみたいなら2000番、みたいな感じで。
まあ、最初は見た目が気に入った方を選ぶ、とかでも全然OK!(笑)
ギア比って何?【ゆっくり巻ける方が最初は楽かも】
- ノーマルギア: 標準的な巻きスピード。バランスが良い。
- パワーギア (PG / P): 巻きスピードは遅いけど、巻きが軽い。ゆっくり誘うのに向いている。おすすめ!
- ハイギア (HG / H / XH): 巻きスピードが速い。手返しが良いけど、巻きは少し重くなる。慣れてからでOK。
リールのスペック表を見ていると、「ギア比」っていう項目があるんだ。
これは、ハンドルを1回まわした時に、糸を巻き取る部分(ローターっていうよ)が何回転するか、っていう比率のこと。
ギア比が高いほど、たくさん糸を巻き取れる(=巻きスピードが速い)ってことなんだ。
アジングでは、ルアーをゆっくり動かして誘うことが多いから、実は巻きスピードが遅い「パワーギア(PGとかPって書いてある)」が、意外と使いやすかったりするんだ。
巻きスピードが遅い分、ルアーを一定の速度で、しかもゆっくり動かしやすいし、巻き心地が軽いっていうメリットもある。
もちろん、標準的な巻きスピードの「ノーマルギア」でも全然問題ないよ。
一番バランスが取れていて、どんな釣り方にも合わせやすいからね。
逆に、「ハイギア(HGとかH、XHって書いてある)」は、巻きスピードが速いから、ルアーを素早く回収したり、魚が掛かった後に素早く寄せたりできるんだけど、その分、巻き心地が少し重く感じることがある。
初心者のうちは、焦らずゆっくり操作を覚えるのが大事だから、ノーマルギアかパワーギアを選んでおくと、扱いやすいと思うよ。
アングラーズアドバイス
ギア比、最初はよく分からないよね!
アジングって、基本「ゆっくりただ巻くだけ」とか、「ゆっくり竿を上げて、ゆっくり下ろす(リフト&フォール)」みたいな、スローな誘いが効くことが多いんだ。
だから、巻きスピードが遅いパワーギア(Pって書いてあるやつ)が、個人的には初心者にもおすすめ!
勝手にゆっくり巻けちゃうから楽だよ(笑)。
もちろん、ノーマルギアでも全然OK!
ハイギアは、釣りに慣れてきて、もっと効率よく探りたい!って思うようになってからで十分かな。
重さはやっぱり大事!【200g前後を目安に】
- 軽い方が疲れにくい
- 軽い方が感度が良い(アタリを感じやすい)
- ロッド(竿)とのバランスも重要
- 目安は200g以下、できれば180g台だと嬉しい
アジングリール選びで、「軽さ」はかなり重要なポイントだよ!
なんでかって言うと、理由は大きく二つ。
一つは、「疲れにくい」こと。
アジングって、竿をずっと持っていることが多いし、ルアーを細かく動かしたりするから、リールが重いと、だんだん腕や手首が疲れちゃうんだ。
軽いリールなら、長時間釣りをしていても、疲れを感じにくいよ。
もう一つの理由は、「感度が良い」こと。
リールが軽いと、竿先から伝わってくるアジの小さなアタリや、水の中の微妙な変化を、より感じ取りやすくなるんだ。
じゃあ、どれくらいの重さがいいの?っていうと、目安としては00g前後か、それより軽いものを選びたいところ。
最近のエントリーモデルでも、180g台とか、かなり軽いリールも出てきているから、スペック表の「自重」っていう項目をしっかりチェックしよう!
ただし、軽ければ軽いほど良いってわけでもなくて、使う竿(ロッド)とのバランスも大事だよ。
竿がすごく軽いのにリールだけ重いと、バランスが悪くて逆に使いにくくなっちゃうこともあるからね。
アングラーズアドバイス
軽さは正義!って言われるくらい、アジングではリールの軽さは大事なんだよね。
釣具屋さんで、実際に竿に取り付けさせてもらって、持ってみるのが一番分かりやすいよ!
竿先が下がっちゃう感じ(持ち重りっていうよ)がなくて、スーッと構えられるバランスが良いね。
予算が許す範囲で、できるだけ軽いモデルを選ぶのが、後悔しないコツかな!
1万円以下のリールでも、最近は200g切るモデルも出てきてるから、探してみて!
スプールは「浅溝」がおすすめ!【SとかSSって書いてあるやつ】
- アジングで使うラインは細い(PE0.2~0.4号、エステル0.2~0.4号など)
- 浅溝スプールは、細いラインを巻くのに適している
- 下巻き(糸の底上げ)の手間が省ける
- ライントラブルが起きにくい
- スペック表で「S」や「SS」が付いているか確認
リールの「スプール」っていうのは、ライン(糸)を巻いておく部分のことね。
このスプールには、溝が深い「深溝(ふかみぞ)」タイプと、溝が浅い「浅溝(あさみぞ)」タイプがあるんだけど、アジングには断然、浅溝スプールがおすすめ!
なんでかって言うと、アジングで使うラインって、PEラインなら0.2号とか0.4号、エステルラインなら0.3号とか、めちゃくちゃ細いラインを使うことが多いんだ。
深溝スプールに細いラインを巻くと、たくさん巻けすぎちゃって無駄になったり、スプールの底の方にラインが食い込んじゃってトラブルの原因になったりすることがある。
浅溝スプールなら、必要な量の細いライン(だいたい100m〜150mくらい)を巻くのにちょうど良い深さになっているから、無駄がないし、余計な下巻き糸(スプールの底上げのために巻く糸)をたくさん巻く手間も省けるんだ。
それに、スプールのエッジ(端)の形状も、細いラインがスムーズに出ていきやすいように工夫されていることが多いから、ライントラブルも起きにくいよ。
リールの型番の最後に「S」(シャロースプール)とか「SS」(スーパーシャロースプール)って付いているのが、浅溝タイプの目印だから、チェックしてみてね!
アングラーズアドバイス
アジングやるなら、スプールは絶対に浅溝(SかSS)がいいよ!
これだけで、ライントラブルのストレスが全然違うから。
深溝スプールに細いPEラインとか巻いちゃうと、キャストした時にドバッて糸が出ちゃったり(バックラッシュ)、糸ヨレ(ラインがクルクルねじれること)がひどくなったりしやすいんだよね。
初心者のうちは特に、トラブルが少ない方が釣りに集中できるから、浅溝スプールを選んでおくのが絶対おすすめ!
予算を決めよう!【5千円〜1万5千円くらいで探そう】
- アジング入門なら、5千円~1万5千円のリールで十分!
- シマノなら「サハラ」「セドナ」「FX」など
- ダイワなら「レブロス」「レガリス」「クレスト」など
- アブガルシアなら「カーディナル」など
- 釣具店のオリジナルブランドなども選択肢に
- 安すぎても耐久性に不安がある場合も…
さあ、だいたいどんなリールが良いか分かってきたところで、具体的にお財布と相談だ!
アジングを始めるための最初のリール、どれくらいの予算で考えればいいんだろう?
ずばり、5千円から1万5千円くらいの範囲で探せば、十分すぎるくらい良いリールが見つかるよ!
この価格帯には、各メーカーが初心者向けに出しているエントリーモデルがたくさんあるんだ。
シマノなら、「サハラ」とか「セドナ」、もっと安い「FX」シリーズとか。
ダイワなら、「レブロス」や「レガリス」、「クレスト」あたり。
アブガルシアなら、「カーディナル」シリーズ。
それに、大きな釣具屋さんだと、お店独自のオリジナルブランド(プライベートブランド)のリールもあって、これが驚くほど安くて性能が良かったりすることもあるんだ。
もちろん、探せば3千円くらいのリールもあるけど、あまり安すぎると、すぐに壊れちゃったり、使いにくくて釣りが嫌になっちゃったりする可能性もあるから、できれば5千円以上の、ちゃんとした釣り具メーカーのモデルを選ぶのが安心かな。
この予算内で、さっき話した「軽さ」とか「浅溝スプール」とかの条件を満たすリールを探してみよう!
アングラーズアドバイス
5千円から1万円ちょっと出せば、本当にまともなリールが買える良い時代になったよね!
この価格帯のリールでも、昔の高級リールより性能良かったりするんだから(笑)。
だから、最初から無理して高いリールを買う必要はまったくないよ!
まずはこのクラスのリールでアジングの楽しさを覚えて、もし物足りなくなったら、その時にステップアップを考えればOK。
浮いたお金で、ラインとかルアーとか、他のものを充実させるのも賢いやり方だね!
初心者向けアジングリールを使うメリット
とにかく安い!始めやすい!
- お小遣いでも買える価格帯
- 初期投資を大幅に抑えられる
- アジングを気軽に試せる
- 他の道具(竿、ライン、小物など)も揃えやすい
初心者向けリールの最大の良いところは、なんと言っても「安さ」だよね!
モデルによっては、数千円、お小遣いをちょっと貯めれば買えちゃうような価格帯からあるんだ。
釣りを始める時って、リール以外にもロッドとか、ラインとか、ルアーとか、他にも色々揃えなきゃいけないものがあるから、最初の出費が結構大きくなりがち。
でも、リールを安いものにすれば、その分、全体の費用をぐっと抑えることができるんだ。
「アジング、ちょっとやってみたいな〜」って思っている人にとって、この「始めやすさ」はすごく大きなメリットだよね。
高い道具を揃えるのに躊躇しちゃうと、なかなか最初の一歩が踏み出せないけど、手頃な価格のリールなら、気軽にチャレンジできるはず!
アングラーズアドバイス
やっぱりね、最初の一歩は軽い方がいいんだよ!
いきなり何万円もするリール買っちゃって、もしアジングにハマらなかったら…って考えると、ちょっと怖いじゃん?
安いリールなら、万が一飽きちゃっても、そこまでダメージは大きくない(笑)。
まずは気軽に始めてみて、釣りの楽しさを知ることが一番大事だからね!
そのための入門機としては、安いリールは最高の選択肢だよ!
失敗しても大丈夫!【精神的・金銭的ダメージが少ない】
- 万が一壊してしまっても、ショックが少ない
- 傷や汚れを気にせず、ガンガン使える
- 釣りに集中できる
- 初心者特有のラフな扱いやミスにも寛容?
釣りをしていると、思わぬアクシデントって起こりがちだよね。
リールを地面に落としちゃったり、テトラポッドにぶつけちゃったり、最悪の場合、海に落としちゃったり…(考えたくないけど!)。
もし、これが何万円もする高級リールだったら、もうショックで立ち直れないかもしれない。
でも、数千円の入門リールなら、万が一壊してしまったり、傷だらけにしてしまったりしても、精神的なダメージも、金銭的なダメージも、比較的小さくて済むんだ。
だから、「リールを壊さないように…」ってビクビクするんじゃなくて、もっと釣りの操作そのものに集中できる。
初心者のうちは、道具の扱いに慣れていなくて、ちょっとラフになっちゃったり、ミスをしちゃったりすることもあると思うけど、安いリールなら、そういうのも含めて「まあ、いっか!」って、大らかな気持ちでいられる(?)かもしれないね。
この「気楽さ」っていうのも、意外と大事なメリットなんだ。
アングラーズアドバイス
高いリールって、なんか使うの緊張するんだよね(笑)。
傷つけないように、汚さないようにって、気を遣いすぎちゃって。
その点、安いリールは、いい意味で雑に扱えるから楽!
もちろん、道具は大切にしなきゃダメだけど、釣りに集中できるっていうのは大きなメリットだよ。
初心者のうちは、まず釣りの楽しさを覚えるのが一番だから、ガンガン使える安いリールは本当にありがたい存在だね!
釣りの基本を覚えるのに最適!
- シンプルな機能で、操作を覚えやすい
- 道具に頼らず、自分の感覚を磨ける
- リールの基本的な構造や扱い方を学べる
- ステップアップした時に、道具の進化を実感できる
初心者向けのリールって、機能がすごくシンプルに作られていることが多いんだ。
難しい調整機能とか、特別な機構とかはあまり付いていない。
でも、これが逆に、釣りの基本的な操作を覚えるのにはすごく良いんだよね。
リールをキャストして、巻いて、アタリがあったらアワセて、魚を寄せてくる…っていう、一連の基本動作を、リールの性能に頼るんじゃなくて、自分の感覚でしっかり身につけることができる。
例えば、ドラグの調整なんかも、シンプルな構造のリールで練習することで、「どれくらい締めればいいのか」「どういう時にラインが出るのか」っていうのを、体で覚えることができるんだ。
それに、最初にシンプルなリールを使うことで、将来もっと良いリールにステップアップした時に、「おお!巻き心地が全然違う!」とか「こんなに感度が良いんだ!」みたいに、道具の進化をより強く実感できるっていう楽しみもあるよ。
アングラーズアドバイス
最初から高性能なリールを使うのも良いんだけど、シンプルな道具で基本をしっかり覚えるっていうのは、後々すごく役に立つと思うんだ。
道具に頼らない、自分の腕というか、感覚を磨くことができるからね。
それに、安いリールで色々試行錯誤することで、リールの仕組みとか、どういう時にトラブルが起きやすいか、みたいなことも学べる。
まさに「釣りのお勉強」には、もってこいの教材ってわけだ!
初心者向けアジングリールを使うデメリット
やっぱり性能差はある…【上位機種との比較】
- 巻き心地: どうしても「コロコロ感」や「シャー音」は出やすい
- 感度: 微妙なアタリを感じ取りにくい場合がある
- 軽さ: 同じ番手なら、上位機種より重いことが多い
- 耐久性: 長く使うとガタが出たり、性能が落ちやすい
安いリールにも良いところはたくさんあるけど、正直に言うと、やっぱり高いリール(上位機種)との性能差は存在するんだ。
一番分かりやすいのは、リールを巻いた時の「巻き心地」かな。
高いリールが、まるでバターの上を滑るように「ヌルヌル〜」とか「スルスル〜」って感じなのに対して、安いリールは、どうしても「コロコロ…」とか「シャー…」みたいな、ちょっとした抵抗感や回転ノイズを感じることが多い。
次に「感度」。
アジの本当に小さなアタリとか、水の中のわずかな変化を感じ取る能力は、やっぱり高いリールの方が優れていることが多い。
安いリールだと、その情報が伝わりにくくて、アタリを見逃しちゃうこともあるかもしれない。
「軽さ」も、同じ大きさ(番手)なら、安いリールの方が重たい傾向にあるね。
そして「耐久性」。
安いリールは、使われている部品の素材や精度が、高いリールほどではないことが多いから、長期間使っていると、だんだんガタが出てきたり、巻き心地が悪くなったり、性能が落ちてきやすいっていうのは、覚悟しておいた方がいいかもしれない。
アングラーズアドバイス
まあ、値段が全然違うんだから、性能差があるのは当たり前っちゃ当たり前だよね。
でも、大事なのは「だから釣れない」ってわけじゃないってこと!
安いリールでも、ちゃんと魚は釣れる!
ただ、高いリールを使うと、「もっと楽に」「もっと快適に」「もっとたくさん」釣れる可能性が上がるよ、っていうだけのこと。
だから、最初は性能差なんて気にせず、まずは釣りを楽しむのが一番だよ!
「所有感」はちょっと低いかも…
- 見た目や質感が、どうしても価格なり
- 「特別な道具」っていう感じはあまりしない
- 周りの人が良いリールを使っていると、少し羨ましくなることも
- 道具への愛着が湧きにくい?
釣りの道具って、性能だけじゃなくて、「持っていて嬉しいか」っていう「所有感」も、意外と大事な要素だったりするよね。
高いリールって、見た目もすごく凝っていて、金属パーツがキラキラしていたり、塗装がキレイだったりして、持っているだけで気分が上がるような、特別なオーラがある。
それに比べて、安いリールは、どうしても見た目や使われている素材の質感が、価格相応というか、ちょっとプラスチックっぽかったり、シンプルなデザインだったりすることが多い。
もちろん、最近は安いリールでもカッコいいデザインのものは増えているけど、やっぱり「特別な、高級な道具を使っているぞ!」っていう満足感は、ちょっと得にくいかもしれないね。
釣り場で、周りの人がピカピカの高級リールを使っているのを見ると、「いいなー、あれ欲しいなー」って思っちゃうこともあるかもしれない。
そういう意味では、道具に対する愛着とか、モチベーションの維持っていう点で、少し物足りなさを感じる可能性はあるかな。
アングラーズアドバイス
見た目も大事!って思う気持ち、すごく分かるよ!
でもね、安いリールだって、ちゃんと手入れして、大切に使ってあげれば、だんだん愛着って湧いてくるもんだよ。
それに、安いリールでデカいの釣ったりしたら、「このリール、やるじゃん!」って、逆に誇らしく思えたりもするしね(笑)。
見た目だけじゃなくて、そのリールと一緒にどんな釣りをしてきたか、っていう思い出が、一番の価値になるんじゃないかな!
すぐに物足りなくなる可能性も…【ステップアップ欲】
- 釣りにハマると、もっと良い道具が欲しくなる
- 性能への不満(巻き心地、感度など)が出てくる
- 周りのアングラーの影響も受ける
- 結果的に、すぐに買い替えることになるかも?
これは、釣りの世界の「あるある」かもしれないんだけど…。
最初は安いリールで十分満足していたはずなのに、釣りにどんどんハマって、経験を積んでいくうちに、「もっと良い道具が欲しい!」って思うようになることが、結構な確率であるんだ。
「なんか最近、巻き心地がイマイチだな…」とか、「隣の人は釣れてるのに、なんで自分はアタリが分からないんだろう?リールのせいかな?」みたいに、だんだん今使っているリールの性能に不満を感じ始めるんだよね。
それに、釣り仲間ができたり、ネットで情報を見たりすると、周りの人が使っている、より高性能なリールが気になりだす…。
そうなるともう、物欲が止まらない!(笑)
結果的に、「やっぱり、もっと良いリール買おう!」ってなって、最初に買った安いリールは、すぐに使わなくなってしまう…なんていうことも、実はよくある話なんだ。
だから、「どうせすぐ良いのが欲しくなるなら、最初からある程度良いものを買っておいた方が…」っていう考え方もあるんだよね。
アングラーズアドバイス
ステップアップしたくなるのは、釣りが上達してる証拠だから、全然悪いことじゃないんだけどね!
でも、せっかく最初に買ったリール、すぐに使わなくなっちゃうのは、ちょっともったいない気もする。
だから、もし予算的に少し余裕があるなら、最初から1万円〜1万5千円クラスの、ちょっとだけ良い入門モデル(今回おすすめするようなやつ)を選んでおくと、比較的長く満足して使えるかもしれないね。
まあ、結局は個人の性格と、お財布次第かな!(笑)
初心者向けアジングリールおすすめ5選
お待たせ!
ここからは、アジング初心者の君にピッタリな、おすすめのリールを5つ紹介するよ!
どれも手頃な価格で、性能も十分、安心して最初の一台に選べるモデルばかりだ!
24 レブロス(LT1000S)
特徴
ダイワのエントリーモデルとして大人気の「レブロス」が、2024年になんと最新技術「エアドライブデザイン」を搭載してモデルチェンジ!
これは本当にすごいことだよ。
上位機種に採用されている設計思想を取り入れたことで、巻き出しの軽さや操作性が、これまでのエントリーモデルとは比べ物にならないくらい向上しているんだ。
特に、新形状の「エアドライブローター」は、回転がすごく軽やかで、リールを巻くのが楽しくなるはず。
もちろん、軽さとパワーを両立する「LT(ライトタフ)」コンセプトや、滑らかなドラグ「ATD TYPE-L」も搭載。
LT1000Sは、アジングのジグ単に最適な1000番の浅溝スプールモデル。
自重も180gと、このクラスでは驚異的な軽さを実現しているよ。
最新技術が詰まったこのリールが、実売1万円以下で手に入るなんて、まさに革命的!
これからアジングを始めるなら、間違いなく最有力候補の一つだね!
アングラーズアドバイス
新しいレブロス、これはマジで買いだと思う!
エアドライブデザインがこの価格帯で体験できるのはヤバいよ。
巻きの軽さは、本当に上位機種に迫る勢い。
1000Sは軽いし、浅溝だし、アジングにドンピシャ!
デザインもカッコよくなったし、欠点が見当たらないレベル。
予算1万円くらいで考えてるなら、もうこれで決まりじゃないかな!?
20 クレスト(LT2000)
特徴
「クレスト」は、ダイワのスピニングリールの中でも、レブロスよりさらに下の価格帯を担う、ベーシックな入門モデルだよ。
とにかく価格が安いのが最大の魅力で、実売価格で5千円前後から手に入ることもあるんだ。
安いからと言って、性能がダメダメというわけではなくて、ちゃんとダイワの基本性能は押さえている。
軽さとパワーを両立する「LTコンセプト」を採用しているし、ドラグも「ATD」が搭載されているから、アジングで使う分には十分な機能を持っているよ。
LT2000は、アジングに適した小型サイズだけど、スプールはノーマル溝なので、細いラインを巻く場合は下巻きをするか、ラインの巻きすぎに注意が必要かな。
巻き心地や細部の質感は、やっぱり上位機種にはかなわないけど、「とにかく安く、信頼できるメーカーのリールでアジングを始めたい!」という人にとっては、有力な選択肢になるはずだよ。
アングラーズアドバイス
クレストは、ダイワの入門機として昔からある、安心と信頼のモデルだね。
レブロスと比べると、巻き心地とか軽さとか、正直ちょっと見劣りする部分はあるけど、値段を考えたら十分すぎる性能だよ!
とにかく予算を最優先したい!っていう人や、お子さん用の初めてのリールなんかにもピッタリだと思うな。
まずはこれで釣りの楽しさを体験してみる、っていうのに最適な一台だね!
23 レガリス(LT2000S-XH)
特徴
さっきオフショア編でも紹介したけど、陸っぱりアジングでも大人気の「レガリス」。
23年モデルで「エアドライブデザイン」を搭載して、本当に使いやすいリールに進化したよね。
ここで紹介するのはLT2000S-XH。
汎用性の高い2000番の浅溝スプール(S)モデルなのは良いんだけど、注目はギア比が「XH(エクストラハイギア)」だってこと。
これは、ハンドル一回転での巻き取り量がすごく多い、超高速ギアなんだ。
メリットとしては、ルアーの回収がめちゃくちゃ速い!
遠くに投げて、アタリがなかった時に素早く回収して、すぐに次のキャストに移れるから、手返し良く広範囲を探ることができる。
ただ、デメリットとして、巻き心地が少し重く感じることと、ゆっくり巻くのがちょっと難しいっていう点があるんだ。
だから、アジングの基本であるスローな誘いを練習したい初心者にとっては、少し扱いにくいと感じる可能性もあるかな。
でも、ZAION Vボディで軽くて丈夫だし、ATD TYPE-Lドラグも安心。
手返しの良さを重視したい人には面白い選択肢かもね。
アングラーズアドバイス
レガリス自体はすごく良いリールなんだけど、この「XHギア」はちょっと注意が必要かな。
アジングって、ゆっくり巻くのが基本だから、XHだと意識しないとすぐにルアーが浮いてきちゃったり、巻きすぎちゃったりしやすいんだ。
もちろん、慣れれば問題ないし、手返しの速さは大きな武器になるんだけどね。
もし可能なら、同じレガリスのノーマルギア(LT2000S)か、ハイギア(LT2000S-H)の方が、最初は扱いやすいかもしれないよ!
20 月下美人X(LT2000S-P)
特徴
ダイワのライトソルトゲーム専門ブランド「月下美人」。
そのエントリーモデルがこの「月下美人X」だよ。
「月下美人」の名を冠しているだけあって、アジングやメバリングを楽しむための機能がしっかり詰め込まれているんだ。
ここで紹介するのはLT2000S-P。
注目は最後の「P」、これは「パワーギア」の略なんだ!
さっきギア比の話で、ゆっくり巻けるパワーギアが初心者にもおすすめって言ったけど、まさにそれ。
ハンドル一回転の巻き取り量が少ないから、意識しなくてもルアーをゆっくり引いてくることができるし、巻き心地も軽いから、アタリに集中しやすい。
特にジグ単を使ったスローな釣りがメインなら、このPギアはすごく使いやすいはずだよ。
もちろん、LTコンセプトで軽いし、ATDやロングキャストABSスプールといった、ダイワの基本技術も搭載。
2000番の浅溝スプールだから、汎用性もそこそこある。
月下美人ブランドのデザインが好きっていう人にもおすすめだね!
アングラーズアドバイス
月下美人XのPギア、これはアジング入門にはかなり良い選択だと思うな!
ゆっくり巻くのが苦手な人でも、これなら自然とスローな誘いができるようになる。
巻き感度も良いから、アタリを取る練習にもなるはずだよ。
24年モデルが出たから、20年モデルは少し安く手に入るかもしれないし、狙い目かもね!
デザインもカッコいいし、持ってるだけでちょっと上手くなった気分になれる!?
22 ミラベル(C2000S)
特徴
シマノの「ミラベル」は、エントリークラスながら、上位機種にも使われている軽量カーボン素材「CI4+」をボディに採用した、画期的なリールなんだ!
これにより、同価格帯のナスキーやサハラよりも、一段上の軽さを実現しているのが最大の魅力。
C2000Sなら、自重はなんと180g!
これは、1万円台前半のリールとしては驚異的な軽さだよね。
軽いだけでなく、上位機種譲りの「サイレントドライブ」も搭載しているから、巻き心地も非常に滑らかで静か。
もちろん、信頼の「HAGANEギア」も採用されているから、耐久性も安心だよ。
C2000Sは、コンパクトボディ(C)に2000番の浅溝スプール(S)を組み合わせた、アジングにぴったりのサイズ。
ギア比はノーマルギアだから、扱いやすさも◎。
「エントリークラスでも、できるだけ軽くて巻き心地が良いリールが欲しい!」っていう、ちょっと欲張りな初心者の願いを叶えてくれる、素晴らしいリールだよ。
アングラーズアドバイス
ミラベル、軽いよねー!
CI4+ボディのおかげで、持った瞬間に「おっ!」ってなる軽さ。
巻き心地もサイレントドライブでめっちゃスムーズだし、これで実売1万円ちょっとっていうんだから、シマノさん頑張ったなって感じ(笑)。
ナスキーやサハラより、もうワンランク上の軽さと質感を求めるなら、ミラベルは絶対おすすめ!
デザインもシンプルでカッコいいしね!
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