手軽に楽しめて奥が深いアジング。
その魅力を最大限に引き出すには、タックル選び、特にリール選びがとっても重要なんだ。
軽いルアーを繊細に操り、アジの小さなアタリを感じ取るには、アジングに合ったリールが必要不可欠だよ。
この記事では、アジングリールの特徴から選び方、そしておすすめモデルまで、初心者にも分かりやすく解説していくね。
これを読めば、きっとあなたにぴったりの相棒が見つかるはず!
アジングリールの特徴
アジングリールって、他の釣りのリールと何が違うの?って思うよね。
一番の特徴は、やっぱり「軽さ」と「感度」を重視しているところなんだ。
アジングでは1g以下の軽いジグヘッドを使うことも多いから、リール自体が軽いとロッド操作がしやすくて、ルアーの動きや潮の流れの変化、そしてアジの繊細なアタリを感じ取りやすくなるんだ。
だから、サイズも1000番とかC2000番っていう小型のものが主流だよ。
細いラインを使うことが多いから、スプール(糸を巻く部分)も浅溝になっているモデルが多いのも特徴だね。
アジングリールの選び方
番手(サイズ)で選ぶ:まずは1000番~C2000番をチェック!
番手 | 主な用途 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
1000番 | ジグ単(軽いジグヘッド)中心 | 最軽量クラスが多い、感度◎ | 糸巻量が少ない、汎用性は少し低い |
C2000S / C2000SHG | ジグ単、軽量プラグ、マイクロメタルジグなど | 軽さと糸巻量のバランスが良い、汎用性◎ | 1000番よりわずかに重い |
2000S / 2000SHG | C2000番と同様だが、少しパワーがある | 糸巻量がやや多い、少しパワーがある | C2000番より少し重い |
アジングリールを選ぶ上で、まず最初に決めるのが「番手」、つまりリールのサイズだね。
アジングで主に使われるのは、シマノなら1000番、C2000S、ダイワならLT1000S、LT2000Sあたりが一般的だよ。
「C」が付くのはコンパクトボディっていう意味で、一回り小さいボディにその番手のスプールが付いているモデルのこと。
例えばC2000Sなら、1000番クラスのボディに2000番サイズの浅溝スプールが付いているイメージだね。
とにかく軽さと感度を重視して、1g以下のジグヘッド単体(ジグ単)メインで釣りをするなら、1000番クラスがおすすめ。
ジグ単だけじゃなく、ちょっと重めのジグヘッドや、小型のプラグ、メタルジグなんかも使いたいなっていう場合は、汎用性の高いC2000SやLT2000Sを選ぶのが良いかな。
迷ったら、とりあえずC2000S(LT2000S)を選んでおけば、いろんな状況に対応しやすいよ。
アングラーズアドバイス
番手選びは、自分がメインでやりたい釣り方と、使うラインの太さで考えると良いよ。
軽いジグ単で、エステルラインの0.2号とか0.3号を使うなら、断然1000番が扱いやすい。
PEラインの0.3号とか0.4号を巻いて、いろんなルアーを試したいならC2000Sが便利だね。
釣具屋さんで実際にロッドに付けてみて、バランスを見るのも大事だよ!
迷ったら店員さんに相談してみるのも手だね!
自重で選ぶ:軽さは正義!200g以下を目安に
- 軽いリールは感度と操作性が向上する
- 目安は200g以下、できれば180g以下が理想的
- 軽量化には素材(CI4+、ザイオンなど)が大きく影響
- ロッドとのバランスも考慮することが重要
アジングリール選びで、番手と同じくらい重要視されるのが「自重」、つまりリールの重さだね。
さっきも言った通り、アジングでは軽いルアーを繊細に操る必要があるから、リールは軽ければ軽いほど有利になるんだ。
リールが軽いと、タックル全体の持ち重り感が減って、ロッド操作がしやすくなるし、手元に伝わる情報量が増えて感度もアップする。
じゃあ、どれくらいの重さを目安にすればいいかっていうと、一般的には200g以下が良いとされているね。
できれば180gを切るようなモデルだと、その軽さの恩恵をより感じやすいかな。
リールの軽さは、使われている素材(シマノのCI4+やダイワのザイオンといったカーボン系の素材)や、内部構造の設計によって大きく変わってくるんだ。
もちろん、軽いモデルほど価格が高くなる傾向はあるけど、その価値は十分にあると言えるよ。
ただし、軽ければ何でも良いってわけじゃなくて、組み合わせるロッドとのバランスも大事だよ。
アングラーズアドバイス
「軽さは感度」ってよく言われるけど、本当にその通りなんだ。
リールが軽いと、今まで気づかなかったような小さなアタリや、潮の流れの変化が手に取るようにわかるようになることがある。
特に、一日中ロッドを操作し続けるアジングでは、軽いリールの恩恵は大きいよ。
疲れにくいし、集中力も持続しやすい。
予算が許す範囲で、できるだけ軽いモデルを選ぶのがおすすめだね!
150g台のリールとか使うと、もう世界が変わるよ!
ギア比で選ぶ:釣り方に合わせて最適な回転速度を
ギア比の種類 | 記号例 (シマノ/ダイワ) | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|---|
パワーギア (ローギア) | PG / P | ハンドル1回転の巻取量が少ない | ゆっくり巻ける、巻き抵抗を感じやすい、巻き上げトルクがある | 手返しが遅い、ルアー回収が遅い |
ノーマルギア | (無印) | 標準的な巻取量 | パワーとスピードのバランスが良い | 特化した性能はない |
ハイギア | HG / H | ハンドル1回転の巻取量が多い | 手返しが良い、ルアー回収が速い、糸ふけを取りやすい | 巻きが重く感じることがある、ゆっくり巻くのが難しい |
エクストラハイギア | XG / XH | ハンドル1回転の巻取量が非常に多い | ハイギアのメリットをさらに強調 | ハイギアのデメリットをさらに強調、巻き感度が鈍ることも |
ギア比っていうのは、ハンドルを1回転させた時に、ローター(糸を巻き取る部分)が何回転するかを示す数値のことだよ。
これが高いほど巻き取りスピードが速い「ハイギア」、低いほど巻き取りスピードが遅い「ローギア(パワーギア)」になるんだ。
アジングでは、主に3つのギア比が使われているね。
まず「パワーギア(PG / P)」。
これは巻き取りスピードが遅い代わりに、巻き上げトルクがあって、ゆっくりとした誘いが得意。
特に1g以下のジグヘッドをデッドスロー(超ゆっくり)で巻くような釣りには最適だよ。
次に「ハイギア(HG / H)」や「エクストラハイギア(XG / XH)」。
これは巻き取りスピードが速いから、ルアーの回収が速くて手返しが良い。
遠投した先で糸ふけ(ラインのたるみ)を素早く回収したり、リアクションバイトを誘ったりする釣りに向いているね。
そして、その中間に位置するのが「ノーマルギア」。
パワーとスピードのバランスが取れているけど、アジング専用リールではあまりラインナップされていないかも。
どのギア比が良いかは、自分の釣りスタイルやよく行くポイントによって変わってくるんだ。
アングラーズアドバイス
ギア比選びは結構悩むポイントだよね!
個人的には、アジング初心者ならパワーギア(PG/P)がおすすめかな。
アジングの基本は「ゆっくり巻く」ことだから、ローギアの方が意図しないスピードで巻いちゃう失敗が少ないんだ。
巻き抵抗も感じやすいから、ルアーの動きやアタリも分かりやすいよ。
もちろん、ハイギアにもメリットはあるから、自分のやりたい釣りが明確になったら、違うギア比を試してみるのも面白いよ!
スプールで選ぶ:細糸には浅溝(シャロースプール)が基本!
- S(シャロースプール):アジングの標準。PE0.3号~0.6号程度に適。
- SS(スーパーシャロースプール):より浅溝。エステルラインやPE0.1号~0.3号程度に最適。
- 下巻きが不要または少量で済むため、軽量化に貢献。
- ライントラブルが軽減される効果も期待できる。
スプールっていうのは、リールにライン(糸)を巻いておく部分のことだね。
アジングでは、PEラインなら0.2号~0.4号、エステルラインなら0.2号~0.3号といった、すごく細いラインを使うのが一般的だよ。
普通の(深溝の)スプールにこれらの細いラインを巻くと、かなりの量の下巻き糸が必要になってしまって、リールが重くなる原因にもなるんだ。
そこでアジングリールでは、「シャロースプール」と呼ばれる浅溝のスプールが採用されていることが多いんだ。
スプールの品番に「S」が付いているのがシャロースプール、「SS」が付いているのがさらに浅いスーパーシャロースプールだよ。
これなら、下巻きがほとんど不要か、少量で済むから、リール全体の軽量化につながるし、余計なラインがいらないから経済的でもあるね。
さらに、スプールが浅いと、ラインが放出される時の抵抗が減って、飛距離が伸びたり、ライントラブルが起きにくくなったりする効果も期待できるんだ。
アジングリールを選ぶなら、基本的には「S」か「SS」が付いたモデルを選ぶのがおすすめだよ。
アングラーズアドバイス
シャロースプールは、アジングには必須と言ってもいいくらい便利な機能だよ!
下巻きの手間が省けるのは本当に楽ちん。
特にエステルラインみたいな極細ラインを使うなら、SS(スーパーシャロースプール)がぴったりだね。
PEラインの0.3号前後を使うなら、S(シャロースプール)で十分かな。
自分がメインで使うラインの種類と太さに合わせて、適切なスプールタイプを選んでね!
ドラグ性能で選ぶ:細糸を守るスムーズさが重要
- ドラグとは、魚の引きに合わせてラインを送り出す機能。
- アジングでは細いラインを使うため、滑り出しがスムーズなドラグが必須。
- ダイワの「ATD」、シマノの「リジッドサポートドラグ」などが高性能ドラグの例。
- 最大ドラグ力よりも、調整幅の広さやスムーズさが重要。
ドラグっていうのは、魚が強く引いた時に、ラインが切れないようにスプールが逆回転して自動的にラインを送り出す機能のことだよ。
アジングで使うラインはすごく細いから、もしドラグの効きが悪かったり、急に強く効きすぎたりすると、簡単にラインブレイク(糸切れ)してしまうんだ。
だから、アジングリールには、非常に滑らかで、スムーズにラインを送り出してくれる高性能なドラグシステムが求められるんだよね。
特に、魚が掛かった瞬間の「ジッ」という最初の滑り出しがスムーズかどうかが重要。
ダイワの「ATD(オートマチックドラグシステム)」や、シマノの「リジッドサポートドラグ」などは、このあたりの性能が非常に優れているよ。
スペック表には「最大ドラグ力」っていう数値も書いてあるけど、アジングにおいては、この数値の大きさよりも、軽い力でスムーズに効き始めて、安定して効き続ける性能の方がずっと大事なんだ。
ドラグの調整ノブも、微調整がしやすいものが使いやすいね。
アングラーズアドバイス
ドラグ性能は、アジを掛けた後のやり取りで、めちゃくちゃ重要になるよ!
特に良いサイズのアジが掛かった時や、予期せぬ大物(シーバスとかチヌとか)がヒットした時に、ドラグがしっかり仕事してくれないと、あっけなくラインを切られちゃう。
最近のリールは、エントリーモデルでもかなりドラグ性能が良くなってるけど、やっぱり上位機種になるほど、よりスムーズで信頼性が高いドラグが搭載されていることが多いね。
安心してファイトを楽しむためにも、ドラグ性能はしっかりチェックしておこう!
価格帯で選ぶ:予算と性能のバランスを見極めよう
- 実売価格で1万円以下のエントリーモデル
- 1万円~2万円台のミドルクラスモデル
- 3万円以上のハイエンドモデル
- 予算内で最も性能の良いもの、または必要な機能を備えたものを選ぶ
アジングリールは、価格帯も本当にピンからキリまであるんだ。
大きく分けると、だいたい3つの価格帯があるかな。
まずは、実売価格で1万円を切るような「エントリーモデル」。
シマノの「セドナ」や「サハラ」、ダイワの「レガリス」や「月下美人X」なんかがこのクラスだね。
最近のエントリーモデルは性能がすごく向上していて、アジングを始めるには十分すぎるくらいのスペックを持っているよ。
次に、1万円台後半から2万円台くらいの「ミドルクラスモデル」。
シマノの「アルテグラ」や「ヴァンフォード」、ダイワの「フリームス」や「月下美人MX」あたりが代表格かな。
軽量素材を使っていたり、上位機種の技術が投入されていたりして、性能と価格のバランスが非常に良いのが特徴だよ。
そして、3万円以上するような「ハイエンドモデル」。
シマノの「ヴァンキッシュ」や「ステラ」、ダイワの「ルビアス」や「イグジスト」などがこれにあたるね。
最新技術が惜しみなく投入されていて、軽さ、感度、巻き心地、耐久性、どれをとっても最高峰の性能を持っているよ。
どの価格帯を選ぶかは、自分の予算や、どれくらい本格的にアジングをやりたいかによって決まってくるね。
アングラーズアドバイス
リール選びで一番悩むのが予算だよね!
個人的なおすすめは、やっぱりミドルクラスかな。
1万円台後半~2万円台のリールは、性能が格段に良くなるのに、価格はまだ手が届きやすい範囲にあることが多いんだ。
エントリーモデルからステップアップしたい人にも、最初からある程度良いものを使いたい初心者にもぴったりだと思う。
もちろん、予算が許すならハイエンドモデルは最高だけどね!
まずは自分の予算を決めて、その中で一番良さそうなモデルを探すのが良いと思うよ!
メーカーで選ぶ:シマノ?ダイワ? 好みで選んでもOK!
- シマノ:ギア技術(HAGANE、マイクロモジュール)に定評。巻き心地が滑らか。質実剛健なイメージ。
- ダイワ:軽量化技術(LTコンセプト、ザイオン、エアローター)や防水技術(マグシールド)が特徴。先進的なイメージ。
- どちらのメーカーも高品質なリールを多数ラインナップ。
- 最終的にはデザインやフィーリングの好みで選んでも問題なし。
日本の釣具メーカーで、リールの二大巨頭といえば、やっぱり「シマノ」と「ダイワ」だよね。
どっちのメーカーが良いかっていうのは、永遠のテーマかもしれない(笑)。
ざっくりとしたイメージで言うと、シマノはギア技術にすごく力を入れていて、「HAGANEギア」や「マイクロモジュールギア」による滑らかで力強い巻き心地が特徴的かな。
どちらかというと、質実剛健で、基本性能をしっかり突き詰めているようなイメージがあるね。
一方のダイワは、軽量化技術(LTコンセプトやザイオン素材、エアローター)や、独自の防水・防塵技術「マグシールド」などが特徴的。
新しい技術を積極的に取り入れて、より軽く、より快適なリールを追求しているような、先進的なイメージがあるかな。
ただ、これはあくまでも大まかなイメージで、最近はどちらのメーカーも、軽さ、感度、巻き心地、耐久性といったあらゆる面で高いレベルのリールを作っているんだ。
アジングリールに関しても、両社ともに素晴らしいモデルがたくさんラインナップされているよ。
アングラーズアドバイス
シマノかダイワか…これはもう、最終的には好みの問題だね!
どっちを選んでも、品質的に間違いないのは確か。
巻き心地のフィーリング(シマノはヌルヌル系、ダイワはサラサラ系、なんて言われたりもするけど、これもモデルによるかな)とか、デザインの好みで選んじゃっても全然OKだと思うよ。
あとは、自分が使っているロッドのメーカーに合わせる、なんて選び方もあるね。
友達が使っているリールを触らせてもらったり、釣具屋さんで実際に巻き比べてみたりして、自分が「これだ!」って思う方を選ぶのが一番後悔しないと思うよ!
アジングリールでできる他の釣り
メバリング:アジングタックルの流用ド定番!
- アジと同じような場所に生息し、似たようなルアーで狙える。
- アジングタックルがほぼそのまま流用可能。
- アジよりも引きが強いことが多いので、ドラグ調整はやや強めに。
- プラグや少し重めのジグヘッドを使う場合は、C2000番クラスが有利。
アジングリールを手に入れたら、ぜひ挑戦してみてほしいのが「メバリング」だよ。
メバルはアジと同じく、堤防や漁港、磯場などに生息している人気のターゲット。
使うルアーも、ジグヘッドリグや小型のプラグ、マイクロメタルジグなど、アジングと共通するものが多いんだ。
だから、アジングで使っているロッドやリール、ラインシステムが、ほぼそのままメバリングにも流用できちゃう。
アジとメバル、どっちが釣れるかわからないけど、とりあえずライトなタックルで遊びたい!っていう時にもぴったりだね。
ただし、メバルはアジよりも根に潜ろうとする習性があって、引きもトルクフルなことが多いんだ。
だから、ドラグ設定はアジングの時よりも少しだけ強めにしておくと安心だよ。
また、メバルはアジよりも少し大きめのプラグに反応が良いこともあるから、そういうルアーを使うなら、リールは1000番よりもC2000番クラスの方が扱いやすいかもしれないね。
アングラーズアドバイス
アジングとメバリングは、ライトソルトゲームの二大巨頭だよね!
同じタックルで両方狙える手軽さが魅力。
アジが釣れない時にメバル狙いに切り替えたり、その逆だったり、みたいな感じで楽しめるよ。
メバルはアジとはまた違った「ゴゴン!」っていう明確なアタリと、力強い引きがたまらないんだ。
アジングタックルがあればすぐに始められるから、ぜひチャレンジしてみて!
トラウト(管理釣り場):軽量ルアー操作の練習にも最適
- 管理釣り場のトラウトは、比較的軽いルアー(スプーン、クランク)に反応が良い。
- アジングで使うような繊細なタックルが活きる。
- ドラグ性能が重要。ATDなどの高性能ドラグが有利。
- ラインはナイロンやフロロカーボンの方が扱いやすい場合も。
意外かもしれないけど、アジングリールは管理釣り場(エリアトラウト)のトラウトフィッシングにも結構使えるんだ。
エリアトラウトでは、1g前後のマイクロスプーンや小型のクランクベイトといった、軽いルアーをメインに使うことが多い。
これって、アジングで軽いジグヘッドを扱う感覚とすごく似ているんだよね。
だから、アジングで使っているような軽量で感度の良いタックルが、そのままエリアトラウトでも活躍してくれる。
特に、トラウトはヒットしてから激しく抵抗することも多いから、アジングリールに搭載されているような、滑らかで高性能なドラグが非常に重要になるんだ。
ラインに関しては、アジングで使うPEラインやエステルラインでも良いんだけど、エリアトラウトではルアーの動きを抑えたり、アタリを弾きにくくしたりするために、ナイロンラインやフロロカーボンラインの方が有利な場面もあるかな。
もしエリアトラウトもやってみたいなら、アジングリールの替えスプールを用意して、違う種類のラインを巻いておくのも良いかもしれないね。
アングラーズアドバイス
海の釣りができない冬場とか、ちょっと気分転換したい時に、エリアトラウトはおすすめだよ!
アジングで培った軽量ルアーのキャスト技術や、繊細なアタリを取る感覚が、そのまま活かせるから面白い。
ドラグを駆使してトラウトとファイトするのもスリリングだよ。
アジングタックルが一つあれば、釣りの幅がぐっと広がるってことだね!
ライトロックフィッシュ(カサゴ、ソイなど):根魚狙いにも!
- 堤防やテトラ帯の足元に潜むカサゴやソイなどを狙う。
- ジグヘッドリグや小型ワームを使用。
- アジングタックルで十分楽しめるが、根ズレ対策は必要。
- ラインは少し太め(PE0.4号~0.6号)の方が安心。
堤防の際やテトラポッドの隙間には、カサゴ(ガシラ)やソイ、ムラソイといった根魚たちが隠れていることが多いんだ。
これらの魚を、アジングで使うようなライトなタックルで狙うのも面白いよ。
釣り方はシンプルで、ジグヘッドに小型のワーム(グラブやクロー系など)を付けて、足元や障害物の際にゆっくり落とし込んだり、底をズルズル引いてきたりするだけ。
「ゴゴン!」っていう明確なアタリが来たら、すぐに根から引き剥がすように、ちょっと強引に巻き上げるのがコツだね。
アジングタックルでも十分楽しめるんだけど、根魚は根に潜ろうとする力が強いし、障害物にラインが擦れて切れてしまう(根ズレ)こともあるから、注意が必要だよ。
ラインは、アジングで使うものよりも少し太めのPEライン(0.4号~0.6号くらい)に、フロロカーボンのリーダー(8lb~12lbくらい)を組み合わせると安心感が増すね。
リールも、C2000番クラスの方がパワーがあってやり取りしやすいかな。
アングラーズアドバイス
ライトロックフィッシュは、アジングの外道で釣れることも多いけど、専門で狙ってみると結構奥が深いんだ。
アタリは明確だから初心者でも分かりやすいし、釣れると結構嬉しいターゲットだよ。
アジングタックルで手軽に始められるけど、根ズレ対策だけはしっかりしておこうね!
リーダーをちょっと太くするだけでも、ラインブレイクのリスクはかなり減らせるよ。
ハゼクランク:夏の風物詩も楽しめる!
- 小型のクランクベイトを使ってハゼを釣る比較的新しい釣り方。
- アジングロッド(特にチューブラーティップ)とリールが流用可能。
- ゆっくり巻くだけで釣れる手軽さが魅力。
- 河口や干潟などが主なポイント。
夏の河口や干潟で楽しめる、ちょっとユニークな釣りが「ハゼクランク」だよ。
これは、小型のクランクベイト(リップが付いていて潜るタイプのルアー)を使ってハゼを釣る、比較的新しいスタイルの釣りなんだ。
釣り方はすごく簡単で、クランクベイトを投げて、底に当たるのを感じながらゆっくり巻いてくるだけ。
ハゼがルアーに興味を示すと、「ブルブルッ」としたアタリが手元に伝わってくるよ。
このハゼクランクにも、アジングタックルが結構マッチするんだ。
特に、感度の良いチューブラーティップのアジングロッドと、軽量なアジングリールの組み合わせは、軽いクランクベイトを操作するのにぴったり。
ラインはPEラインの0.3号~0.4号くらいに、フロロカーボンのリーダーを付ければOK。
夏の暑い時期、のんびりと楽しめる釣りだから、アジングがお休みの時期に試してみるのも面白いかもしれないね。
アングラーズアドバイス
ハゼクランク、意外とハマるよ!
あの小さいクランクベイトにハゼが果敢にアタックしてくるのが面白いんだ。
アジングタックルがあれば、特別な道具を買い足さなくても始められるのが良いところ。
家族や友達とワイワイ楽しむのにもおすすめだよ。
アジングリール、ほんと色々な釣りに使えて便利だよね!
アジングリールおすすめ5選
ここでは、アジングリールのおすすめを厳選して5つ紹介します!
どんな人に向いているかや、それぞれのモデルの特徴も解説しているので、リール選びの参考にしてみてね。
20 ルビアス FC(LT2000S)
特徴
ダイワの「ルビアス」は、軽さと強さを高い次元で両立させた、ライトソルトゲームの人気モデルだよ。
この20年モデルの特筆すべき点は、「ザイオンモノコックボディ」を採用していること。
これにより、ボディの剛性を大幅に高めつつ、さらなる軽量化とコンパクト化を実現しているんだ。
「FC」っていうのは「フィネスカスタム」の略で、より軽量なルアーを扱う釣りに特化して、さらに軽量化を突き詰めたモデルなんだよね。
このFC LT2000Sは、自重なんと150g!
驚異的な軽さだよ。
もちろん、ダイワの最新技術である「タフデジギア」や「エアローター」、「ATD」もしっかり搭載されていて、巻き心地の滑らかさや耐久性、ドラグ性能も折り紙付き。
まさに、軽さと感度を求めるアジングアングラーにとって、理想的なリールの一つと言えるね。
ミドルクラスの価格帯でありながら、フラッグシップに迫る性能を持っている、非常にコストパフォーマンスに優れたモデルだよ。
アングラーズアドバイス
ルビアスFCは、持った瞬間に「軽っ!」って声が出るくらい軽い!
この軽さは、長時間の釣りでも集中力を保つのにすごく役立つよ。
巻き心地もすごくスムーズだし、剛性感もあるから、使っていて安心感があるね。
アジングはもちろん、エリアトラウトとかにも最高にマッチすると思う。
ちょっと良いリールが欲しいなって思ってる人に、自信を持っておすすめできる一台だよ!
23 ヴァンキッシュ(C2000S)
特徴
シマノのスピニングリールの中で、「軽さ」と「感度」を極限まで追求したクイックレスポンスシリーズの頂点、それが「ヴァンキッシュ」だよ。
その名の通り、レスポンスの良さ、つまり操作に対する反応の速さがピカイチなんだ。
23年モデルでは、シマノの最新技術である「インフィニティテクノロジー」(インフィニティドライブ、インフィニティクロス、インフィニティループ、アンチツイストフィン)が惜しみなく投入されて、巻き、耐久性、キャストフィール、トラブルレス性能の全てがさらに進化しているんだ。
特に、超密巻きを実現する「インフィニティループ」は、ライン放出抵抗を大幅に低減して、キャストフィールと飛距離の向上に貢献しているよ。
C2000Sの自重は驚異の145g!
これは、ボディ素材に軽量なマグネシウムを使ったり、細部に至るまで徹底的な軽量化を図ったりした結果だね。
価格はハイエンドクラスだけど、その軽さと感度、そして滑らかな巻き心地は、一度使うと他のリールが使えなくなるほどの感動を与えてくれるはずだよ。
まさに、究極のアジング体験を求めるアングラーのためのリールだね。
アングラーズアドバイス
ヴァンキッシュは、もう「異次元」の軽さと感度だね!
まるでリールが付いていないかのような感覚でロッドを操作できる。
アジの本当に小さいアタリも、手に取るように伝わってくるよ。
値段は高いけど、本気でアジングを極めたいなら、絶対に後悔しない投資だと思う。
釣りがもっともっと楽しくなる、魔法のようなリールだよ!
21 ソアレXR(C2000SSPG)
特徴
シマノのライトゲーム専用ブランド「ソアレ」の名を冠した「ソアレXR」は、アジングやメバリングに求められる性能を徹底的に追求したモデルだよ。
最大の特徴は、アジングに特化した専用設計であること。
このC2000SSPGというモデルは、「C=コンパクトボディ」「SS=スーパーシャロースプール」「PG=パワーギア」を意味していて、まさにアジング、特にジグ単の釣りに最適化されたスペックなんだ。
スーパーシャロースプールは、エステルラインなどの極細ラインを巻くのにぴったりで、下巻き不要で軽量化にも貢献。
パワーギアは、ハンドル一回転あたりの巻き取り長が短く、デッドスローリトリーブが非常にやりやすい。
さらに、カーボン素材「CI4+」製の軽量ボディに、回転の軽い「マグナムライトローター」を組み合わせることで、高い感度と操作性を実現しているんだ。
ドラグも、アジング専用にチューニングされた「ハイレスポンスドラグ」を採用していて、細糸でのファイトを強力にサポートしてくれるよ。
まさに、アジングをとことん楽しむための専用機と言えるね。
アングラーズアドバイス
ソアレXRは、アジングやるなら間違いない選択肢の一つだね!
特にこのSSPGモデルは、ジグ単でゆっくり誘う釣りに最高にマッチする。
巻き心地も軽いし、感度もビンビン。
専用設計だけあって、使っていてストレスが全くないんだ。
「アジング専用のリールが欲しい!」っていう人には、自信を持っておすすめできるよ!
デザインもカッコいいよね!
22 イグジスト(LT2000S-P)
特徴
ダイワのスピニングリールのフラッグシップモデル、「イグジスト」。
長年にわたり、ダイワの最高技術を結集し、多くのアングラーを魅了し続けてきた存在だね。
22年モデルでは、「エアドライブデザイン」という新たな設計思想を採用。
ローター、ベール、スプール、メインシャフトという、スピニングリールの前方の主要ユニットを徹底的に軽量化し、操作性を劇的に向上させているんだ。
特に「エアドライブローター」は、従来モデルから大幅な軽量化を達成し、巻き出しの軽さと感度の向上に大きく貢献しているよ。
ボディには、軽量かつ高剛性なマグネシウム製の「モノコックボディ」を採用し、内部には大口径の「タフデジギア」を搭載。
これにより、軽さの中に圧倒的なパワーとシルキーな回転性能を秘めているんだ。
LT2000S-Pは、アジングに最適な番手とパワーギア仕様。
まさに、ダイワが誇る技術の粋を集めた、究極のアジングリールの一つと言えるだろうね。
価格も最高峰だけど、所有する喜びと、最高の釣り体験を約束してくれるはずだよ。
アングラーズアドバイス
イグジストは、もうね、工芸品レベルだよ!
持っているだけでテンションが上がるし、使ってみるとその性能に感動する。
巻き心地は、まるで空気を巻いているかのように軽いのに、必要な情報はしっかり伝えてくれる。
エアドライブデザインの恩恵は絶大だね。
予算に糸目をつけないなら、最高の選択肢の一つであることは間違いないよ!
一度は使ってみたい憧れのリールだね!
23 月下美人MX(LT2000S)
特徴
ダイワのライトソルトゲームブランド「月下美人」の中核を担うモデルが、この「月下美人MX」だよ。
エントリーモデルの「月下美人X」と、ハイエンドの「月下美人AIR」の間に位置し、性能と価格のバランスに優れたモデルなんだ。
23年モデルでは、なんと上位機種のルビアスやエアリティと同じく「モノコックボディ」を採用!
これにより、ボディの剛性と気密性が大幅に向上し、内部のギアをしっかりと支持することで、パワフルで滑らかな巻き心地が長期間持続するようになったんだ。
もちろん、LTコンセプトによる軽量化(LT2000Sで190g)や、エアローター、タフデジギア、ATDといったダイワの基本技術もしっかり搭載されているよ。
このLT2000Sは、ノーマルギアモデルで、ジグ単からプラグ、メタルジグまで、幅広いルアーと釣り方に対応できる汎用性の高さが魅力だね。
月下美人ブランドらしい、ブラックとレッドを基調としたデザインもカッコいい。
性能、価格、デザイン、すべてにおいて高いレベルでまとまった、非常に完成度の高いミドルクラスリールだよ。
アングラーズアドバイス
月下美人MXは、コスパがめちゃくちゃ高い!
この価格でモノコックボディ搭載は、正直言って反則レベルだと思うよ。
剛性感があって、巻き心地もしっかりしてるから、使っていて安心感があるね。
見た目も専用モデルらしくてカッコいいし、所有欲も満たしてくれる。
アジング入門からステップアップしたい人、あるいは最初からちょっと良い専用モデルが欲しいっていう人に、すごくおすすめのリールだよ!
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