アジングをもっと軽快に楽しみたい!
そんなあなたにピッタリなのが1000番クラスのリールです。
この記事では、なぜ1000番リールがアジングにおすすめなのか、その特徴からメリット・デメリット、そして選び方まで、初心者の方やリールの買い替えを考えている方にも分かりやすく解説していきます。
これを読めば、あなたに最適な1000番リールがきっと見つかるはず!
さあ、一緒にアジングの世界をもっと深く探求しましょう!
1000番のアジングリールの特徴
- 非常に軽量でコンパクト
- 軽いルアー(ジグヘッド)の操作性に優れる
- 繊細なアタリを感じ取りやすい高い感度
- ライトライン(エステル、極細PEなど)との相性が抜群
- 長時間の釣りでも疲れにくい
1000番のリールって、とにかく軽くて小さいのが一番の特徴なんだよね。
手に持った瞬間に「おっ、軽い!」って感じるはず。
アジングでは、1g以下のジグヘッド単体(通称ジグ単)みたいな、めちゃくちゃ軽いルアーを使うことが多いんだけど、こういうのを繊細に操作するには、リール自体の軽さがすごく重要になってくるんだ。
リールが軽いと、ロッドの操作がダイレクトにルアーに伝わるし、水中のわずかな変化や、アジがルアーに触れただけの「モゾッ」とした小さなアタリも、手元で感じ取りやすくなるんだよ。
まさに、アジングのために生まれてきたようなサイズ感と言ってもいいかもしれないね。
特に、エステルラインや0.2号、0.3号といった極細のPEラインを使うなら、このコンパクトさがラインの性能を最大限に引き出してくれるんだ。
もちろん、軽いから一日中釣りをしていても疲れにくいっていう、嬉しいおまけ付きだよ。
アングラーズアドバイス
正直、最初に1000番リールを触ったときは「小さすぎない?大丈夫?」って思ったけど、実際に使ってみると、もう手放せなくなったね!
特にジグ単メインでやるなら、この軽さと感度はマジで武器になる。
豆アジの、あの「コンッ」ていうより「フッ」て感じの微かなアタリも、1000番ならしっかり捉えられることが多いんだ。
騙されたと思って、一度使ってみてほしいな!
1000番のアジングリールを使うメリット
軽いルアーを意のままに操れる操作性
- 軽量ジグヘッドのフォール速度をコントロールしやすい
- 細かなシェイクやリフト&フォールがやりやすい
- ルアーの存在感を把握しやすい
- タックル全体の軽量化に貢献
アジングのキモは、軽いジグヘッドをいかに自然に漂わせて、アジのいるレンジ(層)を攻略するか、なんだ。
1000番リールは自重が軽いから、ロッドと組み合わせた時にタックル全体のバランスが良くなって、手元がブレにくい。
これが、軽いジグヘッドを繊細に操作する上でめちゃくちゃ大事。
例えば、0.5gのジグヘッドをゆっくり沈めたい(フォールさせたい)時、リールが重いと、その重さでロッドティップ(竿先)が少し下がっちゃって、意図しない動きが出ちゃうことがあるんだよね。
でも1000番なら、自分のイメージ通りに、ふわふわ〜っとしたフォールを演出したり、チョンチョンと細かく誘ったりするのが格段にやりやすくなるよ。
ルアーが今どこにあって、どんな動きをしているのか、それを感じ取りやすいのが最大のメリットかな。
アングラーズアドバイス
軽いジグヘッドって、風がちょっと吹いただけでもどこにあるか分かんなくなっちゃうこと、あるじゃん?
1000番リールだと、タックル全体が軽くなるから、ラインテンションの変化を感じやすくて、「あ、今、ちゃんとルアーが沈んでるな」とか「風に流されてるな」っていうのが分かりやすいんだ。
操作してる感がダイレクトに伝わるから、釣りがもっと楽しくなるよ!
わずかな変化も逃さない感度
- 金属的な「コンッ」というアタリが明確に伝わる
- ラインが張る・緩むといった潮の変化を感じやすい
- ボトム(海底)の質感(砂地、岩場など)を感じやすい
- アジが吸い込むような微かなアタリも捉えやすい
感度の高さも1000番リールの大きな魅力だね。
リールが軽いってことは、それだけ余計な慣性が働きにくいってこと。
だから、ラインを通して伝わってくる情報、例えばアジのアタリはもちろん、潮の流れの変化、ルアーが底に着いた感触なんかが、よりクリアに手元に伝わってくるんだ。
特にアジングでは、「コッ」とか「カサッ」みたいな、ほんとに小さなアタリが多い。
ひどい時には、アタリかどうかも分からないような、ラインが「フッ」と軽くなるだけの食い上げアタリもあるくらい。
こういう繊細なサインをしっかり感じ取れるかどうかで、釣果に大きな差が出るんだよね。
1000番リールの軽さと剛性のバランスが、この高感度を実現してるってわけ。
アングラーズアドバイス
感度って、言葉で説明するのが難しいんだけど…例えるなら、普通のイヤホンが高性能なノイズキャンセリングイヤホンになった感じ?
今まで聞こえなかった(感じなかった)小さな音が、はっきり分かるようになるんだ。
「あれ?今のアタリかも?」が「今の絶対アタリだ!」に変わる瞬間が多くなるはず。
この感覚、一度味わうと病みつきになるよ!
持ち運び楽々、疲れ知らず
- タックル全体の総重量が軽くなる
- ランガンが楽になる
- 長時間の釣りでも手首や腕への負担が少ない
- 女性や子供でも扱いやすい
アジングって、一箇所で粘るより、アジの群れを探してどんどん移動する「ランガン」スタイルが有効なことが多いんだ。
そんな時、タックルが軽いと移動がめちゃくちゃ楽!
1000番リールなら、ロッドと合わせても非常に軽量なタックルシステムが組めるから、ポイント移動のフットワークも軽くなる。
それに、アジングは夜釣りがメインになることも多くて、集中して長時間ロッドを操作し続ける場面も少なくない。
リールが軽いと、手首や腕にかかる負担が全然違うんだよね。
次の日に疲れが残りにくいっていうのも、地味だけど嬉しいポイント。
力に自信のない女性やお子さんでも扱いやすいから、家族でアジングを楽しむのにも向いてるよ。
アングラーズアドバイス
ガチでランガンする時なんかは、タックル一式持って、テトラの上とか歩いたりするわけじゃん?
そういう時、少しでもタックルが軽いと、マジで助かるんだよね。
集中力も持続するし、安全面でもメリットがあると思う。
「軽さは正義!」って、アジングに関しては特にそう思うな。
ライトラインとの相性抜群
- エステルラインや極細PEラインの性能を引き出す
- ライントラブル(バックラッシュなど)が少ない
- ラインの巻きグセがつきにくい
- ドラグ性能が繊細なラインを守る
アジングでよく使われるエステルラインや、0.2号、0.3号といった極細のPEラインは、伸びが少なくて感度が高い反面、ちょっとした扱いの雑さでトラブルが起きやすいデリケートなラインでもあるんだ。
1000番リールはスプールの径が小さいから、これらの細いラインを巻いても、糸ヨレや巻きグセがつきにくいっていうメリットがある。
それに、リール自体の慣性が小さいから、キャストの時にラインがドバっと出過ぎて起こるバックラッシュみたいなトラブルも軽減される傾向にあるんだ。
また、最近の1000番リールはドラグ性能もすごく進化していて、細いラインが切れないように、滑らかに作動してくれる。
まさにライトラインを使うために最適化されたリールと言えるね。
アングラーズアドバイス
エステルラインって、感度ビンビンで最高なんだけど、ちょっと油断するとすぐ「アワセ切れ」したり、変なクセがついたりするじゃん?
1000番リールだと、スプール径が小さいからか、ラインの放出がスムーズで、トラブルが明らかに減った気がするな。
あと、ドラグが滑らかだから、デカいのが掛かった時も安心してファイトできるのがいいね。
ライトライン使うなら、リールもそれに合わせてあげるのが絶対おすすめだよ。
1000番のアジングリールを使うデメリット
パワー不足を感じる場面も
- 大型のゲスト(外道)が掛かった時に苦戦することがある
- 強風時や潮流の速い場所では巻き上げが重く感じることがある
- 重めのルアー(メタルジグなど)を使う釣りには不向き
- ギアの耐久性に限界がある場合も
軽さと感度が魅力の1000番リールだけど、その反面、パワーという点では少し物足りなさを感じる場面もあるんだ。
アジングをしていると、思わぬ大物、例えばシーバス(スズキ)やチヌ(クロダイ)、小型の青物なんかが掛かることがある。
こういうパワーのある魚が相手だと、1000番リールの小さなギアやボディでは、巻き上げに苦労したり、最悪の場合、主導権を握られてラインを切られたりすることもあるんだよね。
また、風が強い日や、流れが速い場所で、少し重めのジグヘッドやキャロライナリグを使うと、巻き抵抗が大きくなって、リールを巻くのが重く感じることもあるかもしれない。
あくまでライトゲームに特化した番手だから、パワーファイトが必要な状況や、重いルアーをガンガン使う釣りには、ちょっと不向きかな。
アングラーズアドバイス
まあ、基本アジ狙いだから、そこまでパワー不足を感じることは少ないんだけどね。
でも、たまにデカいシーバスとか掛かると、「うわっ、リール巻けねぇ!」ってなる時がある(笑)。
そういう時は、無理にゴリ巻きしないで、ドラグをうまく使って、魚の体力を奪うファイトを心がけるしかないね。
でも、そのスリルもまた楽しいんだけどさ!
飛距離が出にくいケースも
- スプール径が小さいため、ライン放出時の抵抗が大きい
- 太めのライン(フロロカーボンなど)を使うと特に影響が出やすい
- 遠投性能を最優先する釣りには向かない
- キャロライナリグやフロートリグでの飛距離が伸び悩むことも
1000番リールはスプールの直径が小さいんだ。
これはメリットでもあるんだけど、こと飛距離に関しては、デメリットになることもある。
スプール径が小さいと、キャストした時にラインが放出されるループも小さくなって、ガイドとの摩擦抵抗が大きくなりやすいんだよね。
特に、少し太めのフロロカーボンラインなんかを使うと、その影響が出やすいかな。
もちろん、アジングで使うような軽いジグヘッドなら、そこまで大きな差にはならないことが多いんだけど、もっと遠くに飛ばしたい、例えば沖の潮目を狙うためにキャロライナリグやフロートリグをフルキャストするような場面では、2000番や2500番のリールと比べると、飛距離が伸び悩むことがあるかもしれない。
飛距離を最重要視するなら、少し上の番手も検討した方がいいかもね。
アングラーズアドバイス
確かに、めっちゃ遠投したい!って時には、ちょっと物足りないかも。
隣で2000番使ってる友達の方が、明らかに飛んでるなって思う時もあるしね。
でも、アジングって足元とか、そんなに遠くない場所で釣れることも多いから、個人的にはそこまで気にしてないかな。
ジグ単メインなら、飛距離より操作性や感度の方が大事だと思うよ!
ラインキャパシティ(糸巻き量)の限界
- 巻けるラインの量が少ない
- 太いラインを巻くと、すぐにスプールがいっぱいになる
- 不意の大物とのやり取りでラインが全部出されるリスクがある
- 深場を攻める釣りには不向き
1000番リールはボディもスプールもコンパクトだから、当然、巻けるラインの量(ラインキャパシティ)も少ないんだ。
アジングで主に使う0.2号〜0.4号くらいの細いラインなら、100m〜150mくらいは巻けるから、通常の釣りでは問題ないことが多い。
でも、もし「ちょっと太めのラインを使いたいな」とか、「念のために下巻きをしっかりしたい」って思った時に、思ったよりラインが巻けない、なんてことがあるかもしれない。
また、万が一、メーター級のシーバスとか、想定外の大物が掛かって、一気に走られた場合、ラインキャパシティが少ないと、全部ラインを引き出されてしまって、なすすべなくラインブレイク…なんて可能性もゼロじゃない。
水深が数十メートルあるようなディープエリアを攻める場合も、ラインが足りなくなる心配があるから、注意が必要だね。
アングラーズアドバイス
まあ、普通のアジングなら、ラインキャパで困ることはまずないかな。
PE0.3号を150m巻いておけば、だいたい大丈夫。
心配なら、予備のスプールを持っておくとか、釣行前にライン残量をチェックする癖をつけるのがおすすめだよ。
あと、根掛かりでラインを切っちゃうと、思ったよりラインが減ってることもあるから、そこも注意だね!
汎用性の低さ
- アジングやメバリングなど、ライトゲームに特化している
- エギング、シーバス、チニングなど他の釣りへの流用は難しい
- 持っているタックルの種類を増やしたくない人には不向きかも
- ある程度パワーが必要な釣りには対応できない
1000番リールは、その軽さと繊細さゆえに、アジングやメバリングといったライトゲームには最高のパフォーマンスを発揮するんだけど、裏を返せば、それ以外の釣りへの汎用性は低いと言わざるを得ないんだ。
例えば、エギ(イカを釣るためのルアー)をシャクる(竿をあおる動作)エギングや、重めのルアーを使うシーバス釣り、根に潜られないようにパワーファイトが必要なチニング(クロダイ釣り)なんかに、1000番リールを使うのは正直かなり厳しい。
パワー不足はもちろん、ラインキャパシティや耐久性の面でも、それぞれの釣りに求められるスペックを満たしていないことが多いんだよね。
もし、「ひとつのリールで色々な釣りをしたい!」と考えているなら、1000番はちょっと選択肢から外れるかもしれない。
あくまで、「アジング(やライトゲーム)を快適に楽しむための専用機」と割り切るのがいいと思うよ。
アングラーズアドバイス
たしかに、1000番でエギングやろうとは思わないな(笑)。
でも、裏を返せば、それだけアジングに特化してるってことだからね!
道具って、専用のものが一番使いやすいのは当たり前。
もし他の釣りもやるなら、それはそれで別のタックルを揃えるのが一番だよ。
アジング沼にハマるなら、1000番は持っておいて損はないはず!
1000番のアジングリールで釣れる魚
- アジ
- メバル
- カサゴ(ガシラ)
- セイゴ(シーバスの幼魚)
- メッキ(小型のヒラアジ類)
- カマス
- 小型のハタ類
- ムツ
1000番リールはライトゲームの万能選手!
アジングはもちろん、同じようなタックルで狙える色々な魚がターゲットになるよ。
アジ
- 1000番リールのメインターゲット
- 豆アジからギガアジ(40cm以上)まで対応可能(ドラグ調整が重要)
- ジグヘッド単体、スプリットショットリグ、軽量フロートリグなどが有効
- 繊細なアタリを取るのに1000番の感度が活きる
まずはやっぱり本命のアジ!
1000番リールは、まさにアジングのためにあると言っても過言じゃないくらい、相性抜群なんだ。
軽いジグヘッドを意のままに操って、豆アジと呼ばれる小さなサイズから、30cmを超えるような良型(尺アジ)、さらには40cmオーバーのギガアジクラスまで、テクニック次第で十分に渡り合える。
特に、あのアジ特有の「コンッ」とか「モゾッ」とした繊細なアタリを感じ取るには、1000番リールの持つ感度の高さが大きなアドバンテージになる。
軽いリールだから、集中力も持続しやすくて、時合を逃さずに数を伸ばすのにも貢献してくれるよ。
ドラグをしっかり調整しておけば、不意の大物が掛かっても、ラインブレイクを防ぎながら、スリリングなファイトを楽しめるはず!
アングラーズアドバイス
アジングやるなら、まずは1000番!これは間違いないと思うな。
ジグ単で豆アジの数釣りするのも楽しいし、デカいの狙ってじっくり攻めるのもいい。
ドラグ設定だけは、使うラインに合わせてちゃんとやっておこうね!
緩すぎるとフッキングが決まらないし、締めすぎるとアワセ切れしちゃうから、そこの調整がキモだよ!
メバル
- アジングタックルを流用して狙える人気のターゲット
- プラグ(小型ミノーやシンキングペンシル)を使った釣りにも対応
- 根(岩場や海藻帯)周りを攻めることが多い
- アジとは違う「ググッ」と抑え込むようなアタリが特徴
アジと並んでライトゲームの人気ターゲットなのがメバル。
アジングと同じようなタックル、つまり1000番リールとライトなロッドで十分に狙える魚なんだ。
釣り方も、ジグヘッド単体はもちろん、メバリングでは小型のプラグ(ミノーやシンキングペンシル)を使うことも多いんだけど、1000番リールなら、そういった軽いプラグの操作も快適。
メバルは、岩場や海藻が生い茂る「根」の周りに潜んでいることが多いから、根掛かりに注意しながら、丁寧に探るのがコツ。
アタリは、アジみたいに明確な「コンッ」というより、「ググッ」と竿先を抑え込むような感じが多いかな。
アジとはまた違った引き味で、これもまた楽しいターゲットだよ。
アングラーズアドバイス
アジングのついでにメバルも釣れちゃった、みたいなこと、よくあるよね!
どっちも狙えるポイントなら、両方意識してやってみるのも面白いよ。
メバルは根に潜ろうとするから、掛かったら、ちょっと強引に根から引き離すファイトが必要になることもある。
そういう意味でも、ドラグ調整はやっぱり大事だね!
カサゴ(ガシラ)
- 堤防の際やテトラポッド、岩礁帯などに潜む根魚
- ジグヘッドにワームをつけて底付近を探るのが定番
- 「ゴツゴツッ」とした明確なアタリが多い
- 掛かると根に潜ろうとする力が強い
堤防の足元やテトラポッドの隙間、岩場なんかを探っていると、よく釣れるのがカサゴ(関西ではガシラとも呼ばれるね)。
彼らは基本的に底にじっとしている魚だから、ジグヘッドにワームを付けて、底をトントンと叩くように探ったり、ゆっくりズル引きしたりするのが基本的な釣り方。
アタリは「ゴツゴツッ!」とか「ゴンッ!」みたいに、比較的分かりやすいことが多いかな。
ただ、掛かった瞬間に根に潜り込もうとする習性が強いから、アタリがあったら、間髪入れずにアワセを入れて、一気に根から引き剥がす必要があるんだ。
1000番リールでも、ドラグを少し締め気味にしておけば、十分対応できる相手だよ。
美味しい魚としても人気があるよね!
アングラーズアドバイス
カサゴは癒やし系のターゲットだよね〜。
アジやメバルが釣れない時でも、足元探れば顔を見せてくれることが多い。
アタリが明確だから、初心者でも釣りやすいと思うよ。
ただ、根に潜られると厄介だから、アタリがあったら「鬼アワセ!」くらいの気持ちで、一気に勝負を決めるのがコツ!
小さいサイズはリリースしてあげてね!
セイゴ(シーバスの幼魚)
- アジやメバルを狙っているとよく掛かるゲスト
- 港湾部や河口付近に多い
- アジよりも強い引きで楽しませてくれる
- サイズによってはドラグを出されることもある
アジングをしていると、嬉しい(?)ゲストとしてよく登場するのがセイゴ。
これは、みんな知ってるシーバス(スズキ)の子供のことだね。
特に港湾部や河口近くで釣りをしていると、アジの群れに混じって泳いでいることも多くて、ジグヘッドに食いついてくることがよくあるんだ。
サイズは小さいことが多いけど、それでもアジやメバルよりは引きが強くて、エラ洗いも見せてくれるから、なかなかスリリングなファイトが楽しめる。
30cmを超えるようなフッコクラスになると、1000番リールのドラグをジージー鳴らしてラインを引き出していくこともあるから、油断は禁物だよ。
アングラーズアドバイス
セイゴが掛かると、「おっ!なんか違う魚キタ!」ってちょっとテンション上がるよね(笑)。
引きが強いから、ライトタックルだと結構楽しめる。
ただ、歯がザラザラしてるから、リーダー(ハリス)に傷が入ってないか、釣れた後はチェックした方がいいかもね。
大きくなって、また釣れてくれることを願って、優しくリリースしてあげよう!
メッキ(小型のヒラアジ類)
- 夏から秋にかけて黒潮に乗ってやってくる南方系の魚
- GT(ロウニンアジ)やカスミアジなどの幼魚
- 高速でルアーを追いかけ、激しいアタックを見せる
- サイズは小さくても引きは非常に強い
夏から秋にかけて、暖かい海流に乗ってやってくるのがメッキと呼ばれる魚たち。
これは、ロウニンアジ(GT)やギンガメアジ、カスミアジといった大型になるヒラアジ類の子供たちの総称なんだ。
見た目はアジに似てるけど、体高があって、キラキラと輝く銀色の体が特徴。
彼らは非常に好奇心旺盛で、動きの速いルアーに好反応を示すことが多い。
ジグヘッドを早巻きしたり、トゥイッチを入れたりすると、猛スピードで追いかけてきて、「ガツン!」と激しくアタックしてくるんだ。
サイズは15cm〜25cmくらいがアベレージだけど、その小ささからは想像できないくらい引きが強くて、ライトタックルだとめちゃくちゃ面白いファイトが楽しめるよ!
アングラーズアドバイス
メッキのダッシュ力はマジで半端ない!
掛かった瞬間、「ギュイーン!」って感じでラインが出ていくから、ドラグゆるゆるだと一瞬で走られちゃう。
でも、そのスピード感がたまらないんだよね。
もしメッキが釣れるエリアに行くなら、1000番リールでもドラグ性能が良いモデルを選んでおくと安心かもね。
めっちゃ楽しいターゲットだよ!
カマス
- 群れで接岸することが多く、時合には数釣りが楽しめる
- 鋭い歯を持つため、リーダーは必須
- ジグヘッドのただ巻きや、軽いトゥイッチに好反応
- アタリは明確で、引きも小気味よい
秋口になると、漁港や堤防周りに群れで押し寄せてくることがあるのがカマス。
細長い体に鋭い歯を持つ、ちょっと獰猛な顔つきの魚だね。
カマスが接岸しているタイミングに当たれば、比較的イージーに数釣りが楽しめることが多い。
釣り方は、ジグヘッドをキャストして、ゆっくりただ巻きしてくるだけでもOK。
たまにチョンチョンと軽いトゥイッチを入れて、アピールしてあげるのも効果的だよ。
アタリは「ガツン!」と明確に出ることが多く、掛かると小気味よく引いてくれる。
ただし、カマスは歯が鋭いから、リーダーを必ず付けるようにしよう。
リーダーがないと、せっかく掛けてもラインを切られてしまうことがあるからね。
アングラーズアドバイス
カマスの時合は、ほんとに「入れ食い」って言葉がピッタリな状況になることがあるよね!
手返し良く釣るのが数を伸ばすコツかな。
リーダーは必須!
フロロの1.5号とか2号くらいを30cmも付ければ十分だと思う。
歯でボロボロにされることもあるから、こまめにチェックして、傷んでたら交換するようにしようね。
塩焼きにすると最高にうまい!
1000番のアジングリールのライン選び
- エステルライン: 0.2号~0.4号。感度最優先ならこれ。リーダー必須。
- PEライン: 0.1号~0.4号。強度と感度のバランス型。リーダー必須。
- フロロカーボンライン: 1lb~3lb (0.4号~0.8号相当)。根ズレに強く、リーダー不要の場合も。感度はやや劣る。
- ナイロンライン: 1lb~3lb。しなやかで扱いやすいが、感度と強度は他に劣る。初心者向け。
1000番リールでアジングを楽しむなら、ライン選びはめちゃくちゃ重要!
どのラインを選ぶかで、感度や操作性、トラブルの少なさが大きく変わってくるんだ。
まず、最近のアジングで主流になっているのがエステルライン。
これはポリエステル素材のラインで、とにかく伸びが少ないのが特徴。
だから、アジの小さなアタリがダイレクトに手元に伝わってくる、感度最優先のラインなんだ。
太さは0.2号とか0.3号とか、めちゃくちゃ細いものを使うのが一般的。
ただし、伸びない分、瞬間的な衝撃に弱いから、アワセ切れしやすいのと、根ズレにも弱いから、必ずショックリーダーを結ぶ必要があるんだ。
次に、PEライン。
これも伸びが少なくて感度が高いラインだけど、エステルよりは少し伸びがあるし、直線強度(引っ張り強度)が非常に高いのがメリット。
0.1号とか0.2号とか、エステル並みに細い番手も出てきているよ。
PEラインも根ズレには弱いから、リーダーは必須だね。
風に弱いっていうデメリットもあるけど、強度と感度のバランスが取れているラインだよ。
そして、フロロカーボンライン。
これは根ズレに強くて、比重が高いのが特徴。
だから、風がある日でもラインがフケにくくて、操作しやすいっていうメリットがある。
感度はエステルやPEに比べると少し劣るけど、しなやかさもあって、リーダーなしで直接ジグヘッドを結んで使うこともできる(もちろんリーダーを付けた方が安心だけどね)。
太さは1lb(ポンド)〜3lbくらいが目安かな。
最後にナイロンライン。
昔は主流だったけど、最近はアジングで使う人は減ったかな。
しなやかで扱いやすいし、値段も安いんだけど、伸びが大きいから感度が低いのと、吸水して劣化しやすいっていうデメリットがあるんだ。
初心者の方が、まずはお試しで…という場合にはアリかもしれないね。
アングラーズアドバイス
個人的には、ジグ単メインならエステル0.3号かPE0.2号あたりが一番使いやすいかな。
感度ビンビンで楽しいよ!
リーダーはフロロの0.8号か1号を30cm〜50cmくらい。
リーダーとの結束は、最初は難しいかもしれないけど、FGノットとか3.5ノットとか、いくつか簡単な結び方もあるから、練習してみて!
これができると、釣りの幅がグッと広がるからね。
フロロを通し(リーダーなし)で使うのも、手軽でいいんだけど、やっぱり感度と強度の面でリーダーは付けた方が有利だと思うな!
1000番のアジングリールおすすめ5選
ここからは、アジングにぴったりな1000番クラスのおすすめリールを5つ紹介するよ!
それぞれ個性があって魅力的なモデルばかりだから、自分のスタイルや予算に合わせて選んでみてね。
21 カルディア FC(LT1000S)
特徴
ダイワの「カルディア」は、まさに優等生って感じのリールだね。
特筆すべきは、モノコックボディっていう、ボディとエンジンプレートが一体化した構造を採用していること。
これのおかげで、ボディがすごくコンパクトなのに、中には大きなギアを詰め込むことができて、パワーと耐久性が格段にアップしてるんだ。
1000番っていう小さいサイズでも、しっかりとした剛性感があって、巻き心地も滑らか。
ダイワ独自の防水・耐久技術「マグシールド」も搭載されているから、海水がかかっても安心感があるし、長く使い続けられる頼もしい相棒になってくれるはず。
FC(フィネスカスタム)モデルは、特に軽量化が図られていて、アジングみたいな繊細な釣りにピッタリなんだ。
デザインもシンプルでかっこいいよね。
アングラーズアドバイス
カルディアは、本当にバランスが良いリールだと思うな。
軽さ、剛性、巻き心地、耐久性、どれをとっても高いレベルでまとまってる。
「ちょっと良いリールが欲しいけど、ハイエンドモデルは手が出ない…」って人に、まずおすすめしたいモデルだね。
モノコックボディの安心感は、使ってると実感できるよ。
不意の大物が掛かっても、意外としっかりやり取りできるパワーもあるんだ。
18 月下美人 MX(LT1000S-P)
特徴
ダイワのライトソルトゲーム専門ブランド「月下美人」。
その名を冠したこのリールは、まさにアジングやメバリングのために生まれたと言ってもいいモデルだよ。
まず目を引くのは、やっぱりそのデザイン!
月下美人らしい、ちょっと艶やかなカラーリングが、釣り場で気分を上げてくれるんだよね。
もちろん、性能面も抜かりなし。
ダイワの軽量コンセプト「LT(LIGHT TOUGH)」を採用していて、1000番サイズなら、驚くほど軽い!
そして、このモデルは「P」、つまりパワーギア(ローギア)モデルなんだ。
ゆっくり巻いて誘うことが多いアジングにおいて、このローギアはすごく使いやすい。
巻き感度も高くて、ルアーの動きや潮の変化を感じ取りやすいのも特徴だよ。
マグシールドも搭載されているから、耐久性も安心だね。
アングラーズアドバイス
月下美人MXは、アジング専用機としてすごく完成度が高いと思う。
特にローギアの巻き心地は、ジグ単でスローに誘う釣りにベストマッチ!
軽いし、感度もいいし、デザインもかっこいいし、アジングをとことん楽しみたい!って人には、ぜひ使ってみてほしいな。
ちょっとだけ他の人とは違うリールを使いたい、っていうこだわり派の人にもおすすめだよ。
19 ストラディック (1000S)
特徴
シマノの「ストラディック」は、実売価格と性能のバランスが非常に高い、コスパ優良リールとして人気だよね。
このリールのすごいところは、上位機種に搭載されているようなシマノの最新技術が、惜しみなく投入されている点なんだ。
例えば、「マイクロモジュールギアⅡ」や「サイレントドライブ」は、本当に滑らかで静かな巻き心地を実現してくれる。
ギアの精度が高いから、軽い力でスルスルと巻けるし、アタリへの集中力も途切れにくい。
さらに、「Xプロテクト」っていう強力な防水機構も備わっているから、波しぶきがかかるようなタフな状況でも、安心して使えるんだ。
ボディの剛性も高くて、しっかりとした安定感があるから、長く愛用できる一台だよ。
派手さはないけど、質実剛健って言葉が似合うリールだね。
アングラーズアドバイス
ストラディックは、とにかく巻き心地が最高!
この価格帯でこの滑らかさは、正直驚くレベルだと思う。
上位機種に迫る性能を持っているのに、価格は抑えられているから、コスパを重視する人には、間違いなくおすすめできるリールだね。
耐久性も高いから、ガンガン使い込んでもへこたれないタフさも魅力だよ。
シマノ派のアジンガーなら、まず候補に入れたい一台じゃないかな。
20 Revo ALX THETA(1000S)
特徴
アブ・ガルシアの「Revo ALX THETA」は、軽さと強さを高い次元で両立させた、実力派のリールだよ。
まず注目したいのは、その軽さ!
ボディ素材にマグネシウム合金を採用することで、1000番サイズではトップクラスの軽量化を実現しているんだ。
アジングにおいて軽さは正義だから、これは大きなアドバンテージになるよね。
軽いだけじゃなくて、剛性もしっかり確保されているのがポイント。
独自の「フリクションフリー」構造によって、巻き上げも非常に軽くてスムーズ。
繊細なアタリを感じ取るための感度も優れているよ。
ドラグシステムには「カーボンマトリックスドラグ」を採用していて、細いラインを使っていても、滑らかに作動してラインブレイクを防いでくれるんだ。
デザインもスタイリッシュでかっこいいね。
アングラーズアドバイス
Revo ALX THETAの軽さは、一度手に取ってみると本当に驚くよ!
ここまで軽いと、操作性が格段に上がるし、長時間の釣りでも全然疲れない。
アブ・ガルシアって、ちょっと玄人好みというか、個性的なイメージがあるかもしれないけど、このリールは性能も確かで、誰にでもおすすめできるモデルだと思うな。
特に、軽さを最優先したい!っていう人には、ドンピシャな選択肢になるはずだよ。
23 レガリス(LT1000S)
特徴
ダイワのエントリークラス〜ミドルクラスを担う「レガリス」。
2023年にモデルチェンジして、さらに性能がアップしたんだ!
この価格帯でありながら、ダイワの最新技術「エアドライブデザイン」が採用されたのが大きなトピック。
特に「エアドライブローター」は、巻き出しの軽さと操作性の向上に大きく貢献しているんだ。
軽い力でスッとローターが回り出すから、ルアーの操作がすごくやりやすいし、アタリも感じ取りやすい。
もちろん、軽量・高剛性を実現する「ZAION V」っていうカーボン素材のボディや、LTコンセプトも健在。
1000番サイズなら自重も軽くて、アジングにぴったりだね。
上位機種に比べると、巻き心地の滑らかさとか、細かい部分では差があるかもしれないけど、実釣性能としては十分すぎるスペックを持っているよ。
アングラーズアドバイス
新しいレガリス、かなり良くなったと思うな!
特にエアドライブデザインのおかげで、巻き出しの軽さが全然違う。
「これからアジングを始めたい!」っていう初心者の方の最初の一台としてはもちろん、「サブ機としてもう一台欲しいな」っていう中級者以上の人にも、自信を持っておすすめできるリールだよ。
この価格でこの性能なら、文句なし!
コスパ最強リールのひとつと言って間違いないね。
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