アジングとメバリング兼用リールおすすめ5選!条件や選び方も解説!

アジングの繊細なアタリを取る楽しさも、メバリングでプラグを投げてガツンとくる引き味も、どっちも最高!

できれば、ひとつのリールで両方楽しめたら嬉しいな…。

そう考えているあなた!

実は、アジングとメバリング、それぞれに求められる性能は少し違うんだけど、うまくバランスの取れたリールを選べば、兼用することは十分可能だよ!

この記事では、そんな欲張りな願いを叶える「アジング・メバリング兼用リール」の特徴や選び方のコツ、そしておすすめモデルまで、詳しく紹介していくね!

アジングとメバリング兼用リールの特徴

  • 番手(サイズ)は2000番クラスがベストバランス
  • アジングに必要な軽さ・感度を備えている
  • メバリングに必要なパワー・剛性もある程度備えている
  • スムーズで調整しやすいドラグ性能を持つ
  • 浅溝スプール(SやSS付き)が基本
  • ギア比はノーマルギアかハイギアが汎用性が高い
  • 海水での使用に対応した耐久性・防水性がある

アジングとメバリング、どっちもライトゲームっていうカテゴリーに入るんだけど、実はリールに求められる性能がちょっとだけ違うんだよね。

アジングは、とにかく軽い仕掛けを使って、豆粒みたいなアジの、本当に小さなアタリを感じ取る必要がある。

だから、リールには『軽さ』と『感度』がすごく重要になるんだ。

一方、メバリングは、ジグ単も使うけど、小型のプラグ(ミノーやシンキングペンシル)を投げたり、時には根(岩や海藻)の周りを攻めたりすることも多い。

だから、リールにはプラグをしっかり操作できる『巻き心地』や、根に潜ろうとするメバルを引き剥がすための、ある程度の『パワー』と『剛性(がんじょうさ)』が欲しくなる。

じゃあ、その両方を1台のリールでこなすにはどうすればいいか?

ポイントは、アジングの『軽さ・感度』と、メバリングの『パワー・剛性』の、ちょうど良いバランスを見つけることなんだ。

具体的には、まずリールの大きさ、番手は『2000番クラス』を選ぶのが定番。

1000番だとメバリングには少しパワー不足だし、2500番だとアジングには少し重すぎる。2000番なら、その中間でどっちの釣りにも対応しやすいんだ。

そして、使うラインは細いことが多いから、スプール(糸巻き部)は『浅溝(SとかSSって書いてあるやつ)』が必須。

ドラグ性能も、アジの口切れを防ぎ、メバルの突っ込みをいなせる『スムーズさ』が大事だね。

ギア比は、どっちの釣りにも対応しやすい『ノーマルギア』か、プラグ操作や手返しを重視するなら『ハイギア』あたりが使いやすいかな。

もちろん、海で使うから『海水対応』のモデルを選ぶのも忘れずにね!

アングラーズアドバイス

アジングとメバリング、どっちもやりたい欲張りさん(俺もだけど!笑)には、兼用リールってすごく魅力的だよね!

正直、それぞれの釣りに特化したリールを使い分けるのが一番快適なんだけど、予算とか荷物の量を考えたら、1台で済むのはありがたい。

選ぶコツは、「どっちつかず」の中途半端なリールじゃなくて、「どっちもそこそこ高いレベルでこなせる」バランスの良いリールを見つけること!

2000番クラスで、軽くて、しっかりした作りのリールを選べば、きっと満足できるはずだよ!

アジングとメバリング兼用リールの条件

番手は『2000番クラス』が絶対条件!

  • 1000番: アジングには最高だが、メバリング(特にプラグ)にはパワー・糸巻量が不足気味
  • 2000番 (LT2000S, C2000Sなど): アジングの軽快さとメバリングのパワーを両立できるベストバランス!
  • 2500番: メバリングには良いが、アジング(特にジグ単)には重さや慣性が気になることも
  • 結論:兼用するなら2000番クラス一択!

アジングとメバリングを1台のリールで楽しむなら、リールの大きさ、つまり番手は『2000番クラス』を選ぶのが、まず最初の絶対条件と言ってもいいくらい大事だよ。

なんでかって言うと、1000番クラスは、アジングのジグ単の釣りには最高の軽さと感度を発揮してくれるんだけど、メバリングで少し重めのプラグを投げたり、良型のメバルが掛かって根に突っ込まれたりした時には、ちょっとパワー不足や糸巻き量の少なさを感じることがあるんだ。

逆に、2500番クラスは、メバリングには十分なパワーと糸巻き量があるんだけど、アジング、特に1g以下のジグ単を繊細に操りたい時には、リールの重さやローターの慣性(回転しようとする力)が邪魔になって、操作性や感度が少し鈍く感じてしまうことがあるんだよね。

その点、2000番クラス(ダイワならLT2000S、シマノならC2000Sなど)は、アジングに求められる軽さや繊細さを持ちつつ、メバリングで必要になる最低限のパワーや糸巻き量も確保できる、まさに『良いとこ取り』のサイズ感なんだ。

だから、本気でアジングとメバリングの兼用を考えるなら、まずは2000番クラスのリールの中から選ぶようにしよう!

アングラーズアドバイス

兼用リール選びで一番失敗しないのは、やっぱり2000番を選ぶことだね!

1000番だとメバルでちょっと不安だし、2500番だとアジでちょっとダルい…。

2000番なら、どっちの釣りでも「まあ、これで十分使えるな!」って思えるはず。

最近の2000番は軽いモデルも多いから、昔ほどアジングでのデメリットも感じにくくなってるしね。

迷わず2000番!これが合言葉だよ!

軽さは正義!でも『剛性』も少し意識したい

  • 目標自重: 200g以下、できれば190g台だと理想的
  • 軽さ: アジングの感度・操作性、長時間の釣りでの疲労軽減に直結
  • 剛性: メバリングでのプラグ操作時の巻きブレ抑制、根掛かり対応、耐久性に関わる
  • 素材: マグネシウム、ZAION、CI4+などの軽量・高剛性素材を使ったモデルが有利

アジングリール選びでは「軽さは正義!」ってよく言われるけど、メバリングとの兼用を考えると、ただ軽ければ良いってわけでもないんだ。

もちろん、『軽さ』はすごく重要。

リールが軽ければ、アジングでの繊細なアタリを感じ取りやすいし、一日中竿を振っていても疲れにくい。

だから、目標としてはやっぱり『自重200g以下』、できれば190g台のモデルを選びたいところ。

でも、メバリングのことも考えると、ある程度の『剛性』、つまりリールが歪みにくい丈夫さも欲しくなるんだ。

なんでかって言うと、メバリングでプラグをグリグリ巻いたり、根掛かりした時にちょっと強引に引っ張ったり、良型のメバルが根に突っ込むのを止めたりする時に、リールがフニャフニャだと、力が逃げてしまってうまく操作できなかったり、最悪の場合リールが壊れてしまったりするかもしれないからね。

だから、軽さを追求しつつも、ボディ素材にマグネシウムやZAION(ダイワ)、CI4+(シマノ)みたいな、軽くて丈夫な素材を使っているモデルや、モノコックボディ(ダイワ)みたいに、ボディ自体の剛性を高める構造を採用しているモデルを選ぶのが、兼用リールとしては理想的なんだ。

アングラーズアドバイス

軽さと剛性、このバランスが兼用リール選びのキモだね!

アジングだけなら、もう軽ければ軽いほど良い!って感じだけど、メバルもやるなら、ちょっとしっかりした作りの方が安心感がある。

最近のミドルクラス以上のリール(カルディアとかルビアスとか)は、このバランスがすごく良くできてると思うな。

軽いのに、ちゃんと剛性感もあって、使っていて不安がない感じ。

予算が許せば、そういうクラスのリールを選ぶのがベストバランスかもね!

スプールは『浅溝』タイプが絶対条件!

  • アジング・メバリングで使うラインは細い(PE0.3~0.6号、エステル0.3~0.5号など)
  • 浅溝(S、SS)スプールなら、細いラインを適量巻ける
  • ライントラブル(バックラッシュ、糸ヨレ)が激減する
  • 下巻きの手間が省ける(または少なくて済む)

アジングとメバリング、どっちの釣りでも使うライン(釣り糸)は、他の釣りと比べるとかなり細いものが多いよね。

PEラインなら0.3号とか0.6号、エステルラインなら0.3号とか0.5号あたりが一般的かな。

こんなに細いラインを使うんだから、リールのスプールは、絶対に『浅溝』タイプを選ぶ必要があるんだ。

リールの型番に『S』(シャロースプール)とか『SS』(スーパーシャロースプール)って付いているのが目印だよ。

もし間違って溝が深い「深溝」スプールを選んじゃうと、細いラインが必要以上にたくさん巻けちゃって無駄が多いし、何より糸が絡まるトラブルがめちゃくちゃ増えちゃう!

浅溝スプールなら、100mとか150mとか、ちょうど良い長さのラインを巻くのに最適な溝の深さになっている。

それに、スプールのエッジ(端)の形状も、細いラインがスムーズに出ていくように設計されていることが多いから、キャスト(投げる動作)の時もスムーズだし、糸ヨレも起きにくいんだ。

下巻きをする必要がなかったり、少しだけで済んだりするのも楽ちんだよね。

アジング・メバリング兼用リールを探すなら、まず「S」か「SS」が付いているかどうかを確認しよう!

アングラーズアドバイス

もうね、アジ・メバやるなら浅溝スプール以外は考えられないレベル!

これだけで、釣りの快適さが天国と地獄くらい変わる(ちょっと大げさ?笑)。

特にPEライン使うなら、絶対に浅溝じゃないとダメ!って言ってもいいくらい。

もし気に入ったリールにS付きモデルがなかったら…うーん、そのリールは諦めて、S付きがある他のモデルを探した方がいいかもしれないな。

それくらい大事なポイントだよ!

ギア比は『ノーマル』か『ハイギア』が万能選手

  • ノーマルギア: 巻き感度と操作性のバランスが良い。ジグ単のスローな釣りもプラグ操作もOK。
  • ハイギア (HG / H): 手返しが良く、プラグ操作に向く。糸フケ回収も速い。巻きはやや重め。
  • パワーギア (PG / P): ジグ単の巻き感度は最高だが、プラグ操作には巻き取り量が少なく不向きな面も。
  • エクストラハイギア (XG / XH): 手返しは最速だが、巻きが重く、繊細な釣りには不向き。

アジングとメバリング、それぞれの釣り方に合ったリールの「ギア比」って、実はちょっと違うんだよね。

アジングのジグ単みたいに、ゆっくり、繊細に誘いたい時は、巻きスピードが遅い『パワーギア(P)』が有利。

一方、メバリングでプラグをキビキビ動かしたり、遠投したルアーを素早く回収したりしたい時は、巻きスピードが速い『ハイギア(H)』や『エクストラハイギア(XH)』の方が効率が良い。

じゃあ、兼用するならどれがいいの?ってなると、やっぱりその中間的な特性を持つ『ノーマルギア』か、少しスピード寄りの『ハイギア(H)』を選ぶのが一番バランスが良いと思うんだ。

『ノーマルギア』なら、ジグ単をゆっくり巻くのも、プラグを操作するのも、どっちもストレスなくこなせる。

『ハイギア(H)』なら、プラグ操作や手返しがより快適になるし、最近のハイギアは巻き心地もそこまで重くないから、ジグ単の釣りも十分できる。

パワーギア(P)だと、プラグを巻く時にちょっと忙しくなっちゃうし、エクストラハイギア(XH)だと、今度はジグ単のゆっくりした釣りがやりにくくなる可能性がある。

だから、迷ったらまずは『ノーマルギア』か『ハイギア(H)』のモデルを探してみるのがおすすめだよ。

アングラーズアドバイス

ギア比選び、これも悩むよね〜。

俺はプラグも結構使うから、兼用ならハイギア(H)派かな。

ジグ単も、慣れればハイギアでも全然できるし、やっぱり手返しが良いのは楽だからね。

でも、とにかくジグ単でのアタリ感度を重視したい!っていうなら、ノーマルギアの方が良いかもしれない。

自分がどっちの釣りに、より比重を置くかで決めるのがいいと思うよ!

パワーギアは、アジング専用なら最高なんだけど、兼用にはちょっとピーキーかな?

アジングとメバリング兼用リールの選び方

まずは『番手』から!【やっぱり2000番クラス】

  • 最優先事項!アジングとメバリングのバランス点が2000番クラス
  • ダイワなら「LT2000S」、シマノなら「C2000S」などをチェック
  • (1000番や2500番は、兼用には少しバランスが悪い)

さあ、具体的に兼用リールを選んでいこう!

まず、何よりも先にチェックすべきは、リールの大きさ、つまり『番手』だね。

これはもう、さっきから何度も言っている通り、アジングとメバリングの兼用を考えるなら『2000番クラス』を選ぶのが大前提!

ダイワのリールなら型番に「LT2000S」って付いているモデル、シマノのリールなら「C2000S」って付いているモデルを探してみよう。

(メーカーやモデルによっては、単純に「2000S」と表記されていることもあるよ)

なんでこんなに2000番クラスを推すかっていうと、やっぱりこれが一番「どっちつかず」じゃなくて、「どっちもできる」絶妙なバランスのサイズだからなんだ。

1000番だと、軽いジグ単は最高に気持ちいいけど、メバル狙いでちょっと重めのルアーを投げたり、強い引きに対応したりするのが少し心もとない。

逆に2500番だと、パワーや糸巻き量は安心だけど、アジングで繊細なアタリを取ろうとすると、その重さや大きさがちょっと邪魔に感じちゃうことがある。

だから、兼用リール探しのスタートラインは、まず「2000番クラス」のモデルをリストアップすることから始めよう!

アングラーズアドバイス

リール選びって、選択肢がたくさんあって迷うけど、兼用リールに関しては、まず番手を「2000番クラス」に絞っちゃうだけで、かなり候補が絞れて選びやすくなるはずだよ。

釣具屋さんに行っても、「アジメバ兼用で使いたいんですけど、2000番ありますか?」って聞けば、店員さんも的確なモデルをいくつか紹介してくれるはず。

まずはサイズを固定!これが賢い選び方の第一歩だね!

『軽さ』と『しっかり感』のバランスを見極める

  • 軽さ(自重200g以下目標)はアジングでの快適性に直結
  • しっかり感(剛性)はメバリングでの安心感につながる
  • 実際に手に持って、軽さとカッチリ感を確認するのがベスト
  • 迷ったら、少しだけしっかり感を優先するのもアリ?

次に考えたいのが、『軽さ』と『しっかり感(剛性)』のバランスだね。

アジングのことを考えれば、リールは軽ければ軽いほど良い。

軽い方が感度も上がるし、操作も楽だし、疲れにくいからね。

だから、目標としてはやっぱり『自重200g以下』を目指したいところ。

でも、メバリングのことも考えると、ただ軽いだけじゃなくて、ある程度の『しっかり感』も欲しいんだ。

リールを巻いた時に、ボディが歪むような感じがなくて、カッチリとした剛性感があると、プラグを操作する時も安定するし、根掛かりを外したり、魚を寄せたりする時にも安心感がある。

この『軽さ』と『しっかり感』のバランスは、リールの価格帯や使われている素材、ボディの構造なんかによって変わってくるんだ。

一番良いのは、やっぱり釣具屋さんで実際にリールを手に持って、ハンドルを回してみること。

軽いけど、安っぽくなくて、ちゃんとカッチリしてるな、って感じられるリールが、兼用リールとしては理想的だよ。

もし迷ったら、アジングでの快適性を多少犠牲にしてでも、メバリングでの安心感を考えて、少しだけ『しっかり感』のあるモデルを選ぶ、っていうのも一つの考え方かもしれないね。

アングラーズアドバイス

理想は「軽くて強い」リールだよね!

最近のミドルクラス以上のリール(1万円台後半〜)は、このバランスが本当に良くなってる。

もし予算が許すなら、そういうクラスのリールを選ぶのが一番手っ取り早いかも。

でも、安いリールの中でも、比較的しっかりした作りのモデルはあるから、実際に触ってみて、「これなら大丈夫そうだな」っていうのを見つけるのが大事だね!

見た目のゴツさとかじゃなくて、実際に持った時のカッチリ感を確かめてみて!

ギア比は自分のスタイルに合わせて【ノーマル or ハイギア】

  • ジグ単でのスローな釣りがメインなら『ノーマルギア』
  • プラグ操作や手返し重視なら『ハイギア(H)』
  • パワーギア(P)はジグ単には良いが、プラグには不向きかも
  • エクストラハイギア(XH)は兼用にはややピーキー

リールの性格を左右する『ギア比』も、自分の釣りスタイルに合わせて選びたいポイントだね。

アジングとメバリング、どっちの釣りをより重視するか、どんな釣り方をメインにするかで、おすすめのギア比が変わってくるんだ。

もし、アジングのジグ単を使った、ゆっくりとした繊細な釣りをメインに考えているなら、『ノーマルギア』がおすすめ。

巻きスピードが速すぎず遅すぎず、ちょうど良いバランスだから、ジグ単を一定の速度でゆっくり巻いたり、リフト&フォールをしたりするのにすごく扱いやすい。

メバリングでプラグを使う時も、十分対応できるよ。

もし、メバリングでのプラグ操作を重視したいとか、アジングでも手返し良く広範囲を探りたい、と考えているなら、『ハイギア(H)』が良い選択肢になる。

巻き取りスピードが速いから、プラグをキビキビ動かしたり、ルアーを素早く回収したりするのに有利なんだ。

最近のハイギアは、昔ほど巻きが重くないから、ジグ単の釣りもこなせるモデルが多いよ。

『パワーギア(P)』は、ジグ単の釣りには最高に気持ちいいんだけど、プラグを巻く時にはちょっと忙しなくなりがち。

『エクストラハイギア(XH)』は、巻きが重くて、ゆっくり巻くのが難しいから、兼用にはあまり向かないかな。

アングラーズアドバイス

ギア比は、まさに「好み」の世界だね!

俺みたいにプラグもガンガン使うぜ!ってタイプはハイギア(H)が好きだけど、じっくりネチネチ誘うのが好きならノーマルギアの方が良いかも。

どっちが良い悪いじゃなくて、自分のスタイルに合う方を選べばOK!

もし迷ったら、一番バランスが良いノーマルギアを選んでおけば、どんな釣り方にも対応しやすいから安心だよ!

ドラグ性能は妥協しない!【スムーズさが命】

  • アジの口切れ防止、メバルの根への突っ込み対応に不可欠
  • 軽い力でもスムーズに滑り出すドラグが良い
  • 安定してラインを送り出し続ける性能
  • ATD(ダイワ)やカーボン系ドラグ(シマノ、アブ)など、高性能ドラグ搭載モデルを選ぶ

アジングとメバリング、どっちの釣りでも意外と重要になってくるのが『ドラグ性能』なんだ。

ドラグっていうのは、魚が強く引いた時に、ラインが切れないように、スプール(糸巻き部)を逆回転させて自動でラインを送り出すブレーキみたいな機能のことね。

アジングでは、アジの口はすごく柔らかくて切れやすいから、ドラグが急に強く効きすぎると、せっかく掛けたアジがバレちゃうことがあるんだ。

逆にメバリングでは、良型のメバルが掛かると、根(岩場や海藻)に一気に突っ込もうとするから、ドラグがしっかり効いて、ある程度強引に止めつつも、ラインが切れない絶妙なところでラインを送り出す必要がある。

つまり、兼用リールには、軽い力でもスムーズに滑り出して、負荷がかかっても安定してラインを送り出し続けてくれる、高性能なドラグが求められるんだ。

最近のリールは、ダイワの「ATD」とか、シマノやアブガルシアの「カーボンワッシャーを使ったドラグ」みたいに、すごく性能が良いドラグシステムを搭載しているモデルが多いから、そういうのを選んでおけば間違いないよ。

アングラーズアドバイス

ドラグ、地味だけど超大事!

特にアジングやってると、ドラグ性能の差って結構出るんだよね。

安いリールだと、ドラグの出だしがカクカクしたり、急に効きすぎたりして、「あー!今のでバレた!」みたいなことが起こりやすい。

その点、ちゃんとしたドラグが付いてるリールは、本当にスムーズだから安心感が違う。

兼用リールを選ぶなら、ドラグ性能は絶対に妥協しちゃダメなポイントだよ!

アジングとメバリング兼用リールのライン選び

  • 最もおすすめは『PEライン』0.3号~0.6号
  • リーダーはフロロカーボンの0.8号~1.5号(4lb~6lb)を使い分ける
  • エステルラインは感度抜群だが、根ズレやプラグ操作にやや不安あり
  • フロロカーボンラインは手軽だが、感度・飛距離はPEに劣る
  • 初心者はまずPE0.4号+リーダー1号あたりから試すのがおすすめ

アジングとメバリングを兼用するリールが決まったら、次に悩むのが「どんなラインを巻けばいいの?」ってことだよね。

結論から言うと、一番汎用性が高くておすすめなのは『PEライン』だよ。

PEラインは、すごく強度が高くて、伸びが少ないから感度も良い。そして、しなやかだから飛距離も出しやすいんだ。

太さは、アジングでの繊細さとメバリングでの強度を両立できる『0.3号から0.6号』くらいが使いやすいかな。

ジグ単メインなら0.3号、プラグも多用するなら0.4号か0.5号、ちょっと根が荒い場所でメバルを狙うことが多いなら0.6号、みたいに使い分ける感じだね。

ただし、PEラインは根ズレにすごく弱いから、必ず先端に『ショックリーダー』と呼ばれる、フロロカーボン製の太い糸を結ぶ必要があるんだ。

リーダーの太さは、PEラインの太さに合わせて、だいたい0.8号(3lbくらい)から1.5号(6lbくらい)を使い分けるのが一般的だよ。

アジングで人気の『エステルライン』も使えないことはないんだけど、エステルはPEよりもさらに根ズレに弱くて、瞬間的な衝撃にも弱い。

だから、メバリングで根の周りを攻めたり、プラグを操作したりするには、ちょっと不安が残るかな。

もし使うなら、リーダーを少し太めにするとか、ドラグ設定をかなり緩めにする、みたいな工夫が必要になるね。

『フロロカーボンライン』を直接リールに巻く方法もあるけど、これは感度と飛距離の面でPEやエステルに劣るから、兼用で使うにはあまりおすすめできないかな。

アングラーズアドバイス

兼用ライン、迷ったら『PE0.4号』あたりを巻いておくのが一番無難で、色々な状況に対応しやすいと思うよ!

これに、リーダーとしてフロロカーボンの1号(4lb)か1.2号(5lb)を、だいたい50cm~1mくらい結んでおけば、アジングもメバリングも、そこそこ快適にできるはず。

リーダーの結び方(FGノットとかが有名だけど、最初は簡単なノットでもOK!)は、絶対に覚える必要があるから、動画とか見て練習してみてね!

これができると、釣りの世界がぐっと広がるよ!

アジングとメバリング兼用リールおすすめ5選

さあ、お待たせ!アジングもメバリングも、どっちも楽しみたい欲張りなあなたに、おすすめの兼用リールを5つ厳選して紹介するよ!

エントリーモデルからハイエンドまで、きっとお気に入りの一台が見つかるはず!

20 クレスト(LT2000)

特徴

ダイワのエントリーモデルとして、手頃な価格ながらしっかりとした基本性能を持つ「クレスト」。

「LT(ライトタフ)」コンセプトを採用していて、2000番サイズでも200gと、アジングにも十分使える軽さを実現しているんだ。

ドラグも、上位機種と同じ「ATD」を搭載しているから、急な魚の引きにもスムーズに対応してくれる安心感がある。

巻き心地は価格なりだけど、ガタつきなどは少なく、実用上は十分なレベルだよ。

このLT2000は、汎用性の高いノーマルギアモデルで、スプールはノーマル溝(深溝)。

だから、アジング・メバリングで使う細いPEラインを巻く場合は、下巻きをする必要があるね。

でも、その手間を惜しまなければ、アジングにもメバリングにも使える、まさに「兼用入門」にピッタリな、コスパ抜群の一台と言えるんじゃないかな。

アングラーズアドバイス

クレストLT2000は、とにかく安く兼用タックルを揃えたい!っていう人には良い選択肢だね。

LTコンセプトで軽いし、ATDドラグも付いてるし、必要最低限の性能はちゃんと持ってる。

深溝スプールなのがちょっと玉にキズだけど、下巻きさえちゃんとすればOK!

まずはこれでアジメバ兼用の楽しさを体験してみる、っていうのにはもってこいだよ!

21 カルディア(FC LT2000S)

特徴

ダイワのミドルクラスリールとして、絶大な人気を誇る「カルディア」。

このリールのすごいところは、ダイワ独自の「ZAION V」素材を使った「モノコックボディ」を採用していること!

これにより、リール内部のスペースを最大限に活用できて、大きなギアを搭載できるから、軽さとパワー、そして高い剛性を、見事に両立しているんだ。

FC LT2000Sは、「フィネスカスタム(FC)」モデルで、特に軽量化にこだわって作られているから、自重はなんと175g!

これはもう、アジング専用リールとしてもトップクラスの軽さだね。

それでいて、モノコックボディのおかげで剛性感もしっかりあるから、メバリングでプラグを扱ったり、良型とファイトしたりする時も安心。

もちろん、マグシールドやATD TYPE-Lといったダイワの先進技術も搭載。

まさに、アジングとメバリングの兼用リールとして、理想的なバランスを持った一台だよ。

アングラーズアドバイス

カルディアFC LT2000S、これは兼用リールとして鉄板中の鉄板だね!

軽い!強い!滑らか!と三拍子揃ってる。

モノコックボディの恩恵は本当に大きくて、使っていて剛性感と安心感が全然違うんだ。

アジングでの感度も抜群だし、メバリングでのパワーも十分。

予算が2万円前後出せるなら、まずこれを買っておけば間違いない!って自信を持っておすすめできるリールだよ!

23 エアリティ(LT2000S-P)

特徴

ダイワのスピニングリールの中で、イグジストに次ぐ準フラッグシップモデル「エアリティ」。

その名の通り、空気のような軽さを追求した、究極のフィネスリールだよ。

フルメタル(マグネシウム)のモノコックボディに、軽量なZAION製エアドライブローターを組み合わせることで、LT2000S-Pの自重は、なんと驚異の150g!

ここまで軽いと、アジングでの感度や操作性は、まさに異次元の領域。

わずかなアタリも、手に取るように感じられるはずだよ。

このモデルは「P」、つまりパワーギアを搭載しているから、巻き感度は最高レベル。

ジグ単を使ったスローな釣りに、これ以上ないくらいマッチする。

メバリングでプラグを使うには、巻き取り量が少ないから少し忙しいかもしれないけど、その軽さと感度は、メバリングにおいても大きなアドバンテージになるはず。

軽さと感度を極めたい、本物志向のアングラーにこそ使ってみてほしい、最高峰の兼用リール候補だね。

アングラーズアドバイス

エアリティ、軽すぎ!反則!(笑)

この軽さと感度は、一度体験したら忘れられないレベルだよ。

Pギアだから、どちらかというとアジング寄りのセッティングだけど、メバル相手でもパワー不足を感じることはまずないはず。

プラグを多用する人には少し不向きかもしれないけど、ジグ単メインで、たまにプラグも使う、くらいなら全然OK!

最高の軽さと感度で、アジメバを楽しみたいなら、これ以上ない選択肢だよ!値段も最高峰だけどね!

22 ミラベル(C2000S)

特徴

シマノのエントリークラスに革命を起こしたと言っても過言ではない「ミラベル」。

なんと、この価格帯(実売1万円台前半)で、上位機種に使われる軽量カーボン素材「CI4+」をボディに採用しているんだ!

そのおかげで、C2000Sの自重は180gと、クラスを超えた軽さを実現している。

軽いだけじゃなくて、巻き心地もすごい。

上位機種譲りの「サイレントドライブ」技術で、驚くほど滑らかで静かなんだ。

ギアも信頼の「HAGANEギア」だから、耐久性も期待できる。

C2000Sは、コンパクトボディに2000番の浅溝スプールを組み合わせた、アジング・メバリング兼用にぴったりのサイズ。

ギア比も扱いやすいノーマルギアだね。

「入門クラスでも、軽さと巻き心地には妥協したくない!」そんな願いを、高いレベルで叶えてくれる、コスパ最強の兼用リール候補だよ。

 アングラーズアドバイス

ミラベル、本当にすごいリールだと思う!

CI4+ボディで軽いし、サイレントドライブで巻き心地も良いし、これで1万円ちょっとで買えちゃうんだから、コスパ最強でしょ!

アジングでの快適さはもちろん、メバリングで使うにも十分な性能を持ってる。

予算1万円台前半で、軽くて良い兼用リールを探してるなら、ミラベルは絶対におすすめ!

シマノ派の入門機としても鉄板だね!

18 ロキサーニ スピニング(2000SH)

特徴

アブガルシアの「ロキサーニ スピニング」は、タフさと高性能を、比較的手頃な価格で実現したミドルクラスモデルだよ。

アブ独自の高強度アルミ合金を使ったボディフレームは、負荷がかかった時でも歪みが少なく、力強い巻き上げをサポートしてくれるんだ。

ピニオンギア部には、塩ガミに強い「Salt Shield(ソルトシールド)ベアリング」を搭載しているから、海水でのハードな使用にも安心。

ドラグも、もちろん定評のある「カーボンマトリックスハイブリッドドラグ」を採用しているよ。

この2000SHは、浅溝スプール(S)にハイギア(H)を組み合わせたモデル。

自重は206gと、今回紹介する中では少し重めだけど、その分、剛性感はしっかりしているはず。

ハイギアだから、メバリングでのプラグ操作や、手返しの良いアジングにぴったりだね。

ねじ込み式のハンドルを採用しているのも、ガタつきが少なくて良いポイント。

他の人とは違う、ちょっと個性的なリールで、タフにアジメバを楽しみたい!そんなあなたにおすすめだよ。

 アングラーズアドバイス

ロキサーニ、アブの中ではミドルクラスになるのかな?

アルミボディでカッチリしてるし、ソルトシールドベアリング搭載なのが嬉しいよね!

SHモデルは、まさにアジメバ兼用に使いやすいスペックだと思う。

ハイギアでプラグも扱いやすいし、浅溝スプールも◎。

ちょっと重さが気になるかもしれないけど、その分タフだから、ガンガン使い倒したい人には良い相棒になるはずだよ!

アブ好きにはたまらないモデルだね!

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