3000番のアジングリールおすすめ5選!メリットやデメリットを解説!

アジングリールって、1000番とか2000番が普通だよね。

でも、釣具屋さんには3000番のリールもたくさん並んでる。

「もしかして、アジングにも3000番ってアリなの?」「パワーがあって良さそうだけど、実際どうなの?」

そんな風に、アジングリールの番手選びで悩んでいるあなた!

この記事では、ちょっと異端(?)な選択肢かもしれない「3000番アジングリール」について、そのリアルな特徴やメリット・デメリット、そしてどんな場合に選択肢となり得るのかを、正直に解説していくよ!

3000番のアジングリールの特徴

  • 番手(サイズ): アジング用としては明らかに『大型』
  • パワー・剛性: 非常に高く、大型魚とのファイトも余裕
  • ラインキャパシティ: PE1号以上も巻けるほど豊富
  • 自重: 重い(200g台後半が普通、軽量モデルでも200g超え)
  • 汎用性: シーバス、エギング、ライトショアジギングなど、他の釣りに最適
  • アジングへの適性: 正直言って、専用としては『不向き』
  • 繊細さ: 軽いルアーの操作や、微細なアタリ感知は苦手

まず、はっきりさせておこう!

アジング、特に岸からのアジングをメインに考えるなら、3000番のリールは、普通は『選ばない』サイズなんだ。

じゃあ、3000番リールってどんな特徴があるのか?

これは、2000番や2500番クラスよりも、さらに『一回り以上大きい』リールだと思ってほしい。

ボディもスプール(糸巻き部)も大きいから、当然、内部のギアも大きくて頑丈。

だから、『パワー』と『剛性(がんじょうさ)』はめちゃくちゃ高い。

大きな魚が掛かっても、リールが負ける心配はほとんどないし、力強く巻き上げることができるんだ。

『ラインキャパシティ』もすごく豊富で、アジングではまず使わないような太いPEライン(1号とか1.5号とか)も、たくさん巻くことができる。

このパワーと糸巻き量のおかげで、本来はシーバス釣りや、エギング(特に春の大型イカ狙い)、軽いルアーを使ったショアジギング(ライトショアジギング)なんかに、すごく適した番手なんだよね。

でも、その反面、アジングで重要になる要素とは、ちょっと相性が悪い。

まず、サイズが大きいから『重い』!

最近のモデルは軽量化も進んでいるけど、それでも200g台後半くらいが普通で、アジングで使うにはかなりの負担になる。

そして、その大きさと重さゆえに、『繊細さ』には欠ける。

軽いルアーを細かく操作したり、アジの小さなアタリを感じ取ったりするのは、正直言ってすごく難しいんだ。

だから、アジング『専用』として3000番を選ぶのは、基本的にはおすすめできない、っていうのが正直なところだよ。

アングラーズアドバイス

3000番でアジング…うーん、まあ、できなくはないけど、かなり特殊な状況か、よほどの理由がない限りは、やめておいた方がいいと思うな(笑)。

例えるなら、F1マシンで近所のコンビニに行くようなもの?

ものすごいパワーを持て余すし、小回りも効かないし、燃費も悪い(=重くて疲れる)。

でも、もし「俺はアジングもやるけど、本命はシーバスなんだ!」とか、「タックル1本で全部やりたいんだ!」っていう明確な目的なら、選択肢として考えるのはアリかもしれない。そういう視点で見ていこう!

3000番のアジングリールを使うメリット(使い道)

他の釣りと兼用できる!【最強の汎用性】

  • シーバス、エギング、ライトショアジギング、チニング、ロックフィッシュなどに最適
  • タックルを1本にまとめたい場合に有力な選択肢
  • アジングは「ついで」や「サブ」として考えるなら
  • (様々な釣りに挑戦したい人向け)

「アジング専用としては不向き」って言ったけど、じゃあ3000番リールをアジングに使うメリットは全くないのか?

いや、使い方によっては、ちゃんとメリットもあるんだ。

その最大のメリットが、やっぱり『他の釣りとの兼用がしやすい』こと!

さっきも触れたけど、3000番っていうサイズは、シーバス、エギング(特に春イカ)、ライトショアジギング、チニング、ロックフィッシュゲームといった、アジングよりも少しパワーが必要なソルトルアーフィッシングにとっては、すごく使いやすいスタンダードな番手なんだ。

だから、もしあなたが「アジングもやるけど、メインはシーバスやエギングなんだよね」とか、「釣りに行く時は、なるべく荷物を減らしたいから、タックルは1セットで済ませたい!」と考えているなら、3000番リールはすごく魅力的な選択肢になる。

アジングはあくまで「ついで」に、ちょっとだけ楽しむ程度で、メインは他の釣り、というスタイルなら、3000番リールが1台あれば、色々な魚種を狙えて、すごく便利に使えるはずだよ。

アジングをきっかけに、これからソルトルアーの世界を幅広く楽しんでいきたい!っていう人にとっては、この汎用性の高さは大きなメリットだね。

アングラーズアドバイス

これだよね!3000番を選ぶ一番の理由!

「アジングリール」として買う、っていうよりは、「シーバス・エギングリールだけど、まあアジングもできなくはない」っていう感覚かな。

俺もね、昔はタックル1本で全部やろうとして、3000番使ってた時期もあったよ。

たしかに便利なんだけど、やっぱりアジングやる時は「重いなー、ダルいなー」って思ってた(笑)。

だから、兼用するなら、アジングにそこまで快適さを求めない、っていう割り切りが必要かもね!

圧倒的なパワー!【想定外の大物も怖くない】

  • ギガアジ超え?メーター級シーバス?小型青物?どんとこい!
  • リールが壊れる心配はほぼゼロ
  • 強引なファイトで、根ズレなどのリスクを回避
  • ただし、アジ相手にはパワーを持て余す

3000番リールのパワーは、アジングにおいてはオーバースペック気味だけど、逆に言えば、それは『絶対的な安心感』につながるんだ。

もし、アジング中に、とんでもない大物が掛かってしまったら…?

例えば、50cmを超えるような巨大アジ(テラアジ?)とか、メータークラスのシーバスとか、あるいはワラサクラスの青物とか。

そんな、普段のアジングタックルでは太刀打ちできないような相手が掛かったとしても、3000番リールなら、リール自体のパワーで、かなり有利にファイトを進めることができる。

「リールが壊れちゃうんじゃないか…」なんて心配は、まずしなくていい。

むしろ、その有り余るパワーを活かして、魚に主導権を与えずに、強引に寄せることができるんだ。

特に、根が荒い場所とか、障害物が多い場所で大物を掛けた場合、できるだけ早く魚を浮かせて、根ズレ(ラインが根に擦れて切れること)のリスクを回避する必要があるけど、そういう場面でも3000番のパワーはすごく頼りになる。

まあ、普段のアジ相手には、そのパワーを持て余してしまうんだけどね(笑)。

アングラーズアドバイス

「大は小を兼ねる」って言うけど、パワーに関してはまさにそれ!

3000番使ってて、「パワー足りない!」って思うことは、まずないはず(笑)。

普段行く釣り場が、やたらデカい外道が多いとか、何かとんでもないモンスターが潜んでいる(かもしれない)場所なら、保険の意味で3000番を使う、っていう考え方も、まあ、なくはない…かな?

でも、基本的にはアジ相手なら、ここまでのパワーは必要ないってことは忘れずにね!

ラインキャパの余裕【太糸・深場もOK】

  • PE1.0号や1.5号など、太いラインも安心して使える
  • ディープエリア(深場)でのアジング(特殊な状況)にも対応?
  • 高切れしても、ライン残量を気にせず釣りを続けやすい
  • (アジングには不必要なほどのラインキャパ)

3000番リールは、スプールが大きいから、ラインキャパシティにもすごく余裕があるんだ。

アジングで使うPE0.4号とか0.6号なら、もう有り余るほど巻ける。

それどころか、シーバスやライトショアジギングで使うような、PE1.0号とか1.5号といった、アジングでは考えられないくらい太いラインも、十分な量を巻くことができるんだ。

これがどういう場面でメリットになるかというと、やっぱり他の釣りと兼用する場合だよね。

太いラインを巻いておけば、そのままパワーが必要な釣りに移行できる。

あとは、もし特殊な状況、例えば水深が100m近くあるようなディープエリアで、重いリグを使ってアジを狙う(そんなアジングあるのか?って話だけど)なんていう場合には、この豊富なラインキャパが役に立つかもしれない。

それに、根掛かりとかでラインが高切れして、数十メートル失ってしまったとしても、元々のライン量が多ければ、残りを気にせず釣りを続けやすいっていう安心感もあるね。

まあ、これも正直、普通のショアアジングにおいては、完全に『不必要なほどのラインキャパ』と言えるんだけどね。

アングラーズアドバイス

ラインキャパ、多いに越したことはないけど、アジングに関しては、3000番のキャパは明らかにオーバースペックだよね(笑)。

PE0.4号とか巻いたら、下巻きだけでお腹いっぱいになっちゃうレベル。

だから、このメリットが活きるのは、やっぱり「他の釣りと兼用する」っていう場合だけかな。

PE1号とか巻いて、シーバスやエギングやりつつ、リーダーだけ細くしてアジングも…みたいな使い方をするなら、このラインキャパは頼もしいかもね!

3000番のアジングリールを使うデメリット(使い道)

重い!重すぎる!【アジングには致命的】

  • 自重200g台後半が普通。軽いアジングロッドとは絶望的にバランスが悪い
  • 長時間の釣りでは、確実に腕が疲労困憊
  • 持ち重りがひどく、繊細な操作が不可能に近い
  • 軽快さが重要なアジングの楽しさを損なう

さあ、ここからは3000番をアジングに使うことの、リアルなデメリットを話していくよ。

まず、何よりも一番大きな問題点が、その『重さ』!

3000番クラスのリールって、普通のモデルだと自重が250gとか、重いものだと300g近くになることもあるんだ。

最近の軽量モデルでも、200gを切ることはまずない。

一方で、アジングで使うロッド(竿)は、軽いものだと60g台とか、ものすごく軽量化が進んでいる。

そんな軽いロッドに、250g以上もある重たいリールを付けたらどうなるか?

もうね、タックルバランスは最悪だよ。

リールの重さで手元がズッシリと重くなって、竿先が下がってしまう『持ち重り』がひどくて、まともに操作なんてできない。

一日中そんなタックルで釣りをしたら、もう腕はパンパン、疲労困憊になること間違いなし。

アジングの魅力って、軽いタックルで、軽快に、繊細にアジとの駆け引きを楽しむことにあると思うんだけど、3000番の重さは、その楽しさを根こそぎ奪ってしまう可能性があるんだ。

はっきり言って、アジングにおいて、この『重さ』は致命的なデメリットだよ。

アングラーズアドバイス

重い!とにかく重い!これに尽きる!

軽いアジングロッドに3000番付けると、もうね、バランス悪すぎて笑っちゃうレベルだよ。

手首もげるかと思うくらい持ち重りするし、繊細な操作なんて無理無理。

もし「いや、俺は筋力に自信あるから大丈夫!」って思ったとしても、アジングの釣趣(楽しさ)っていう点では、絶対に軽いリールの方が良いと思うな。

アジングに使うなら、この重さは本当に覚悟しないとダメだよ。

繊細さ?何それ?【アタリも操作感も大味に】

  • リールの重さや慣性が、微細なアタリをかき消してしまう
  • 軽いジグヘッドの操作感が全く分からない
  • 「コツッ」じゃなくて「ゴンッ!」しか感じられないかも?
  • アジングの醍醐味である繊細なゲーム性が失われる

アジングの面白さって、あの「コツッ」とか「モソッ」とか、本当に小さなアタリを感じ取って、掛けていくところにあるよね。

そのために、感度の良いロッドやライン、そして軽いリールを使うわけだ。

でも、3000番リールを使うと、その『繊細さ』は、残念ながらほとんど失われてしまう可能性が高い。

まず、リール自体が重いから、その重さがノイズになって、微細なアタリの振動が手元まで伝わってこない。

それに、ローターも大きくて重いから、慣性が大きくて、1g以下の軽いジグヘッドを「ふわっ」と動かしたり、「チョン」と小さくアクションさせたりするような、細かい操作がすごくやりにくいんだ。

ルアーが今どこにあって、どんな動きをしているのか、っていう感覚(操作感)も、リールが重すぎて、すごく鈍く、大味になってしまう。

もしかしたら、アジが掛かっても、あの繊細な「コツッ」というアタリじゃなくて、いきなり「ゴンッ!」って重さが乗るような感じにしか分からないかもしれない。

アジングならではの、あのドキドキするような繊細なゲーム性を味わいたいなら、3000番リールは明らかに不向きなんだ。

アングラーズアドバイス

繊細なアタリを感じたいなら、3000番は絶対に使っちゃダメ!(笑)

もうね、アタリが半分くらい分からなくなると思ってもいいくらい。

操作感も、軽いジグ単とか使ったら、もう何やってるか全然分かんないと思うよ。

アジングの、あの「感じて掛ける」楽しさを味わいたいなら、素直に1000番か2000番の軽いリールを使いましょう!

3000番は、もっと大らかな釣り向きのリールなんだ。

アジングには無用の長物【完全オーバースペック】

  • アジ相手には、パワーもラインキャパも完全に過剰
  • リールの性能を全く活かせず、宝の持ち腐れ
  • 釣りの楽しさ(釣趣)を損なう可能性
  • (アジング専用としては、選ぶ理由が見当たらない)

3000番リールのメリットとして挙げた「圧倒的なパワー」や「豊富なラインキャパシティ」。

これらは、シーバスや青物といった大型魚を相手にするなら頼もしい武器になるけど、アジングのメインターゲットであるアジ(特に一般的なサイズ)にとっては、はっきり言って『完全にオーバースペック』、つまり『無用の長物』なんだよね。

20cm前後のアジを釣るのに、PE1号が200m巻ける必要も、メーター級の魚と渡り合えるパワーも、全く必要ない。

せっかく高性能な3000番リールを使っていても、アジングをしている限り、その性能を活かせる場面はほとんど訪れない。

まさに「宝の持ち腐れ」状態になっちゃうんだ。

それどころか、過剰なパワーと重さが、アジの繊細な引き味をかき消してしまって、「ただ重いだけ」の、味気ないファイトになってしまう可能性もある。

魚とのギリギリの駆け引きを楽しむっていう、釣りの本来の面白さ(釣趣っていうよ)を、リールが邪魔してしまうかもしれないんだ。

だから、もしあなたがアジング『だけ』をやりたいなら、3000番リールを選ぶ理由は、残念ながらほとんど見当たらない、というのが正直な結論だよ。

アングラーズアドバイス

もし君が「アジング用のリールが欲しいんです」って釣具屋さんに言って、店員さんが3000番を勧めてきたら…うーん、ちょっとだけ疑った方がいいかもしれない(笑)。

よっぽど特殊な理由(例えば、離島の堤防で、巨大アジと大型青物が混在してる、とか?)がない限り、アジングに3000番はミスマッチだよ。

アジングには、アジングに適した番手(1000番~2500番)がある。

やっぱり、その釣りに合った道具を選ぶのが、一番釣りが楽しくなる秘訣だと思うな!

3000番のアジングリールで釣れる魚

  • シーバス(スズキ)
  • ヒラメ・マゴチ(フラットフィッシュ)
  • 中~大型青物(イナダ・ワラサ、サゴシ・サワラ、シオ・カンパチなど)
  • アオリイカ(エギング)
  • ロックフィッシュ(大型のカサゴ、ソイ、ハタ類)
  • タチウオ
  • そして、アジ(ただしメインではない)
  • その他、様々な海の魚

3000番のリールは、アジング専用としては不向きだけど、そのパワーと汎用性を活かせば、海の様々な魚をターゲットにすることができるよ!

シーバス(スズキ)

  • 港湾部、河口、サーフなど、あらゆるシーバスシーンに対応
  • 大型ルアーの使用や、ランカーサイズとのファイトも安心
  • パワーで主導権を握り、ストラクチャー際も攻略可能

3000番リールが最も活躍する釣りの一つが、やっぱりシーバスフィッシングだね!

港湾部のストラクチャー撃ちから、河口でのウェーディング、サーフでの遠投ゲームまで、様々なシチュエーションに対応できる、まさにシーバスリールのど真ん中の番手なんだ。

アジングで使うような軽いルアーだけでなく、10g以上のバイブレーションやミノー、重めのシンキングペンシルといった、シーバス用のルアーもしっかり扱える。

そして、もし80cmを超えるようなランカーサイズのシーバスがヒットしても、3000番のパワーと剛性があれば、安心してファイトできる。

橋脚際とか、テトラ周りとか、障害物に巻かれそうな場面でも、力強い巻き上げで魚を引き剥がすことができるんだ。

アジングタックルで釣れるセイゴやフッコとは、また違った、本格的なシーバスゲームを楽しむなら、3000番は最高の相棒になるよ。

アングラーズアドバイス

シーバスやるなら、3000番は本当に使いやすい番手だよね!

パワーもあるし、ラインキャパも十分だし、色々なルアーを扱えるし。

もし、アジングよりもシーバスをメインに考えているなら、リールは3000番を選んで、アジングは「サブ」として楽しむ、っていうのが現実的なスタイルかもしれないね!

シーバスロッドに3000番リールがあれば、大抵の場所で楽しめるよ!

エギング(アオリイカ)

  • 春の大型アオリイカ狙いに最適
  • ディープエリアや、遠投が必要な場面でも活躍
  • パワーがあるので、大型イカのジェット噴射にも余裕で対応
  • (秋の数釣りには、ややオーバースペック気味かも)

アオリイカを釣るエギングにも、3000番リールは活躍してくれるよ。

特に、春の大型アオリイカを狙うシーズンには、この番手がすごくマッチするんだ。

大型のアオリイカは、ジェット噴射のパワーも強烈だし、時には藻場に潜り込もうとしたりする。

そんな時、3000番リールのパワーとしっかりしたドラグ性能があれば、イカの動きをコントロールしながら、安心して寄せることができる。

また、春イカは深場にいることも多いし、遠投して広範囲を探る必要もあるから、3000番のラインキャパシティと遠投性能も有利になるんだ。

秋の数釣りシーズンには、2500番の方が軽快で扱いやすいかもしれないけど、一年を通してエギングを楽しむなら、3000番を持っておくと、春の大型シーズンにもしっかり対応できるっていうメリットがあるね。

アングラーズアドバイス

エギンガーにも3000番愛用者は多いよね!

特に春イカ狙うなら、あのパワーと安心感は捨てがたい。

ドラグ性能が良いモデルを選べば、キロアップの強烈な引きもしっかりいなせるしね。

アジングとエギングを両方やるなら、2500番か3000番か、悩ましいところだけど、よりパワーと安心感を求めるなら3000番っていう選択もアリだと思うよ!

ライトショアジギング(小型~中型青物)

  • 20g~40g程度のメタルジグを使った釣りに最適
  • イナダ(ハマチ)、サゴシ(サワラ)、シオ(カンパチの子)などがターゲット
  • 青物の強烈なスピードとパワーに対応できる
  • ナブラ撃ちなど、遠投性能も活きる

堤防やサーフから、メタルジグなどのルアーを投げて、青物を狙う『ライトショアジギング』。

これも、3000番リールが活躍する人気の釣りだね!

だいたい20gから40gくらいのメタルジグを、フルキャストして、シャクったり、速く巻いたりして魚を誘うんだけど、この釣りにはリールのパワーと耐久性が不可欠なんだ。

ターゲットになるイナダやサゴシ、シオといった青物は、サイズが小さくても、とにかくスピードがあって引きが強い!

その強烈な突っ込みを受け止めて、主導権を渡さずに寄せきるには、3000番クラスのパワーが必要になる。

また、遠くで発生したナブラ(小魚の群れを青物が追いかけて、水面がバシャバシャしている状態)を狙って、メタルジグを大遠投する場面も多いから、遠投性能と豊富なラインキャパシティも重要だよ。

アジングタックルではまず太刀打ちできない、青物のエキサイティングな引きを味わいたいなら、3000番リールは必須アイテムと言えるね。

アングラーズアドバイス

ライトショアジギング、楽しいよねー!あの青物のガツン!ってくるアタリと、強烈な引きは病みつきになる!

この釣りをやるなら、最低でも3000番、できれば4000番クラスのリールが欲しくなる。

3000番なら、比較的小型の青物や、ライトなジグを使うにはちょうど良い感じかな。

もしアジングタックルしか持ってなくて、たまたま目の前でナブラが起きたら…まあ、無理せず見送るのが賢明かも(笑)。

それくらい、必要なパワーが違う釣りなんだ。

アジ(超大型・特殊な状況限定)

  • テラアジ(50cm以上?)や、特殊な深場の大型アジ狙い?
  • 他の大型魚と混生している場所での保険?
  • 基本的には、アジングにはオーバースペックで不向き

さて、一応「アジングリール」というテーマなので、アジについても触れておかないとね。

3000番リールでアジを狙う、というのは、基本的には『かなり特殊な状況』に限られると思ってほしい。

例えば、離島の堤防とか、一部の特殊なエリアで、アジの常識を超えるような『50cmオーバーの巨大アジ(テラアジとかモンスターアジとか呼ばれるね)』が釣れる可能性がある、なんていう場所。

あるいは、水深が50m以上あるようなディープエリアを、重たいリグで狙うような、特殊なアジングスタイル(あんまり聞かないけど…)。

または、メーター級のシーバスや大型青物と、巨大アジが一緒に釣れるような場所で、「万が一のモンスターに備えるための保険」として、あえて3000番を使う、とかね。

でも、これらの状況は、一般的なショアアジングとはかけ離れている。

繰り返しになるけど、普段私たちが楽しむような、漁港や堤防でのアジングにおいては、3000番リールは明らかにパワーもサイズも過剰で、その性能を持て余してしまうし、何より重くて使いにくい。繊細なアタリも取りにくい。

だから、アジをメインに釣りたいなら、素直にもっと小さい番手(1000番~2500番)を選ぶのが正解だよ!

アングラーズアドバイス

3000番でアジング…まあ、ネタとしては面白いかもしれないけどね(笑)。

「俺、3000番で豆アジ釣ったぜ!」みたいな。

でも、本気でアジを釣りたいなら、やめておいた方がいい。

釣りが楽しくなくなっちゃう可能性の方が高いから。

アジングにはアジングに適した番手がある!それを忘れないでね!

3000番のアジングリールのライン選び

  • メインラインは『PEライン』が基本(0.8号~1.5号)
  • アジングとして使うには太すぎるが、兼用する釣りを想定
  • シーバス・エギングなら0.8号~1.0号、ライトショアジギングなら1.0号~1.5号
  • リーダーはフロロカーボンの3号~6号(12lb~25lb)を対象魚に合わせて
  • アジング用の細いライン(PE0.3号など)を巻くのは非推奨
  • 下巻きが大量に必要になる

3000番のリールをアジング(にも)使う場合、ライン選びはちょっと特殊な考え方が必要になるよ。

まず大前提として、このリールはアジング専用ではなく、他の釣り(シーバス、エギング、ライトショアジギングなど)と『兼用』することが目的になるはずだよね?

だから、ラインも、その『兼用する方の釣り』に合わせた太さを選ぶのが基本になるんだ。

メインラインは、やっぱり強度と飛距離、感度のバランスが良い『PEライン』がおすすめ。

太さは、兼用する釣りによって変わってくるけど、だいたい『0.8号から1.5号』くらいになることが多いかな。

例えば、シーバスやエギングと兼用するなら、PE0.8号か1.0号あたり。

ライトショアジギングも視野に入れるなら、PE1.0号、1.2号、あるいは1.5号を選ぶことになるかもしれない。

もちろん、この太さはアジングで使うには明らかに太すぎるんだけど、兼用する以上は仕方がない、と割り切る必要があるんだ。

リーダーも、PEラインの太さや、狙う魚に合わせて、フロロカーボンの『3号(12lb)から5号(20lb)、場合によっては6号(25lb)くらい』を結ぶことになるだろうね。

じゃあ、「アジングをする時だけ、細いライン(PE0.3号とか)を巻けばいいんじゃない?」って思うかもしれないけど、それはあまりおすすめできない。

3000番の大きなスプールに、そんな細いラインを巻こうとすると、ラインキャパを持て余しすぎて、下巻きだけで何百メートルも必要になったり、スプールの中でラインが食い込んでトラブルの原因になったりしやすいんだ。

だから、3000番リールをアジングに流用する場合は、「太いラインシステムのまま、無理やりアジングをする」っていうスタイルになるのが普通だよ。

アングラーズアドバイス

ライン選び、これが3000番でアジングする時の最大の悩みどころかもね!

結局、どっちの釣りに軸足を置くか、で決めるしかない。

もし、シーバスメインでたまにアジング、ならPE1.0号とか。

エギングメインでたまにアジング、ならPE0.8号とか。

ただ、どっちにしても、アジングをするには太すぎるラインシステムになるから、アタリは取りにくいし、軽いルアーは投げにくいし…っていうのは覚悟しておこう!

個人的には、やっぱりそれぞれの釣りに合ったタックルを用意するのが一番だと思うけどね!

3000番のアジングリールおすすめ5選

さて、「それでも俺は3000番でアジング(も)するんだ!」という、強い意志を持ったあなたへ!

ここでは、本来は他の釣りで活躍するけど、まあアジングにも使えなくはない…かもしれない(?)、おすすめの3000番リールを5つ紹介するよ!

汎用性の高さとパワーに注目して選んでみてね!

21 フリームス(LT3000-XH)

特徴

ダイワのミドルクラスリールとして、高い人気を誇る「フリームス」。

21年モデルは、軽量・高剛性な「ZAION V」素材をボディとローターに採用し、「LT(ライトタフ)」コンセプトによって、大幅な軽量化とパワーアップを実現したんだ。

心臓部には滑らかで力強い「タフデジギア」を搭載し、ドラグも安心の「ATD」。

さらに「マグシールド」も搭載されているから、防水性・耐久性も高いレベルにある。

LT3000-XHは、3000番のノーマル溝スプールに、最速クラスの「XH(エクストラハイギア)」を組み合わせたモデル。

自重は230gと、3000番としてはかなり軽量な部類に入る。

この軽さとXHギアの組み合わせは、ライトショアジギングや、手返しの速さが求められるシーバスゲームなんかに最適だね。

アジングに使うには、やっぱりオーバースペックだけど、この軽さなら、まだ他の3000番よりはマシ…かもしれない?

タフで軽快な、コスパの良い万能リールを探している人におすすめだよ。

アングラーズアドバイス

フリームス、良いリールだよね!ZAION Vで軽いし、マグシールドも付いてるし。

LT3000-XHは、ライトショアジギングとかにピッタリのスペック。

アジングに使うのは…まあ、できなくはないけど、XHギアは巻きが重いし、ゆっくり巻くのは難しいよ!

でも、3000番の中では軽い方だから、他の釣りとの兼用で、少しでも軽いのがいい!っていうなら選択肢に入るかもね。

20 ルビアス(LT3000S-CXH)

特徴

ダイワの準フラッグシップ「ルビアス」。

20年モデルは「ZAIONモノコックボディ」を採用し、軽さと剛性を異次元のレベルで両立させて話題になったよね。

LT3000S-CXHは、その中でも特に注目すべきモデル。

「C」はコンパクトボディ(2500番サイズ)、「S」は浅溝スプール、「XH」はエクストラハイギアを意味するんだ。

つまり、ボディは2500番サイズで軽快なのに、ラインキャパは3000番クラス(PE1号-200m)で、ギア比は最速!

自重はなんと180g!

これはもう、3000番クラスとしては驚異的な軽さだね。

この軽さなら、アジングに使っても、他の3000番ほど持ち重りを感じずに済むかもしれない。

浅溝スプールだから、アジングで使うような細めのPEライン(0.6号とか0.8号とか)を巻くのにも適している。

XHギアの手返しの良さも魅力。

「3000番クラスのパワーとラインキャパは欲しいけど、できるだけ軽くしたい!」そんな究極のわがままに応えてくれる、特別な一台だよ。

アングラーズアドバイス

ルビアスのこのモデル、反則級に軽いよね!180g!

コンパクトボディだし、浅溝だし、3000番だけど、これならアジングにもかなり現実的に使えるかもしれない。

XHギアは好みが分かれるけど、この軽さなら巻き重りも少ないかも?

シーバスやエギングと本気で兼用しつつ、アジングもそこそこ快適にやりたい!っていう人には、最高の選択肢になるんじゃないかな?

値段は高いけど、それだけの価値はあると思うな!

21 カルディア(LT3000-XH)

特徴

ダイワのミドルクラスリールとして、不動の人気を誇る「カルディア」。

21年モデルでは、ルビアスと同じく「ZAION Vモノコックボディ」を採用!

これにより、軽さとパワー、そして剛性を高いレベルで実現しているんだ。

LT3000-XHは、その3000番エクストラハイギアモデル。

自重は215gと、これも3000番としては非常に軽量。

ZAION Vモノコックボディは、負荷がかかった時のたわみが少なく、パワフルな巻き上げが可能だから、シーバスやライトショアジギングでも安心して使える。

もちろん、マグシールドやATD TYPE-Lといったダイワの主要技術も搭載されているよ。

スプールはノーマル溝なので、PE1.0号が200m、1.5号が170mと、ラインキャパは十分すぎるほど。

XHギアによる圧倒的な巻き取りスピードは、手返しの良さを求める釣りに最適だね。

アジングに流用するには、やっぱり重さとギア比がネックになるけど、その分、他の釣りでの快適性は高いはず。

フリームスよりワンランク上の性能と質感を求める人に、おすすめの万能ミドルクラスリールだよ。

アングラーズアドバイス

カルディア、良いリールだよねー。

モノコックボディで剛性感あるし、巻きもスムーズだし。

LT3000-XHは、まさにシーバスとかライトショアジギングにドンピシャなスペック。

アジングには…うーん、やっぱり重いしXHギアだし、積極的にはおすすめしないかなぁ。

でも、もし他の釣りがメインで、たまーにアジングも、っていうなら、このリールのタフさと軽快さは頼りになると思うよ!

24 エクスセンスBB(C3000MHG)

特徴

シマノのシーバス専用ブランド「エクスセンス」。

その入門モデルにあたるのが「エクスセンスBB」だよ。

シーバスゲームに求められる基本性能を、手頃な価格で実現しているのが魅力だね。

24年モデルでは、上位機種譲りの「HAGANEギア」や「サイレントドライブ」を搭載し、巻き心地の滑らかさや静粛性が向上。

さらに「Gフリーボディ」で重心を手元に近づけ、操作性もアップしているんだ。

C3000MHGは、コンパクトボディ(C)に、ミディアムディープスプール(M)、ハイギア(HG)を組み合わせたモデル。

PE1.0号が190m巻けるラインキャパは、シーバスゲームに最適。

自重は235gと、まあまあ軽量。

ハイギア設定なので、ルアーの回収や操作もスムーズに行えるはず。

アジングに使うには、やっぱり番手も糸巻き量も大きいけど、「シーバスをメインにやりたくて、そのタックルでアジングもちょっとだけかじってみたい」という人にとっては、選択肢の一つになるかもしれないね。

アングラーズアドバイス

エクスセンスBB、シーバス入門にはすごく良いリールだよね!

必要な性能がちゃんと詰まってる感じ。

C3000MHGは、まさに港湾シーバスとかに使いやすいスペック。

アジングへの流用は…うーん、やっぱり厳しいかな(笑)。

コンパクトボディとはいえ3000番だし、ミディアムスプールもアジングには深すぎる。

でも、シーバスタックルとして買って、それでアジが釣れちゃった、なら全然OK!

あくまでメインはシーバス、と割り切るならアリだね。

21 ゼノン(3000MSH)

特徴

アブガルシアのフラッグシップスピニング「ゼノン」。

その最大の特徴は、なんと言っても『異次元の軽さ』!

徹底的に無駄を削ぎ落とした左右非対称デザインのボディや、軽量なC6 V-Rotorなど、アブの技術を結集することで、驚異的な軽量化を実現しているんだ。

3000MSHは、その3000番モデル。

「M」はミディアムスプール、「S」はシャロースプール、「H」はハイギアを意味するんだけど、このモデルはおそらく「MSH = ミディアムシャロースプール・ハイギア」かな?

(アブの表記はちょっと分かりにくい時があるんだよね…)

だとしたら、PE1.0号が120mくらい巻ける、シーバスやエギングにちょうど良いラインキャパになる。

そして、驚くべきはその自重!なんと168g!

これはもう、3000番クラスとは思えない、異常な軽さだよね。

この軽さなら、アジングに使っても、他の3000番リールのような重さによるストレスはかなり軽減されるはず。

もちろん、フラッグシップだけあって、巻き心地やドラグ性能も最高レベル。

「3000番のパワーと汎用性は欲しいけど、重いのは絶対に嫌だ!」そんな究極のわがままを叶えてくれる、唯一無二の選択肢かもしれないね。

アングラーズアドバイス

ゼノン、ヤバいよね、この軽さ!168gだって!

3000番でこの軽さは、もはや反則レベルでしょ。

これなら、アジングに使っても全然いけるんじゃないか?って思っちゃうよね。

ミディアムシャロースプールにハイギアっていうスペックも、シーバス・エギング・アジングの兼用を考えると、かなり良い線いってると思う。

値段もフラッグシップだから最高峰だけど、軽さと汎用性を両立したいなら、これ以上ないリールかもしれない!

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