ボートアジング向けリールおすすめ5選!ショアアジングと同じじゃダメ?選び方も解説!

陸っぱりから狙うアジングも楽しいけど、ボートに乗って沖へ出れば、そこは夢のパラダイス!

陸からは届かないポイントで、尺アジ、ギガアジといった大型サイズや、驚くほどの数釣りが楽しめるのがボートアジングの魅力です。

でも、ちょっと待って!

ボートアジングに挑戦するなら、タックル選び、特にリールはショアと同じ感覚で選んじゃダメなんです。

この記事では、ボートアジングってどんな釣り?から始まって、なぜ専用のリール選びが大切なのか、そして初心者におすすめのリールまで、ボートアジングデビューを考えているあなたのために、分かりやす~く解説していきます。

これを読んで、最適なリールを手に入れて、ボートアジングの世界を思いっきり楽しんじゃいましょう!

ボートアジングのリール選び、ショアと同じじゃダメ?

  • 狙う水深が深い(30m以上も普通)
  • 使うラインが太め(PE0.4号~が主流)
  • 大型のアジがヒットする可能性が高い
  • バーチカルコンタクト(バチコン)など、重めの仕掛けを使うことが多い
  • 手返し良く釣るために、巻き取りスピードが重要
  • 船の揺れの中で操作する必要がある

ショアのアジングで使っているリール、そのままボートアジングでも使えるんじゃない?って思いますよね。

もちろん、全く使えないわけではありませんが、快適に釣りをする、そして釣果を上げるためには、ボートアジングならではの特性に合わせたリール選びが重要になってきます。

まず、一番の違いは「水深」。

ボートアジングでは、水深30m、深いところだと50m以上を狙うことも珍しくありません。

ショアの感覚で使っている細いライン(エステル0.2号とか)では、潮の流れに負けて底が取りにくかったり、そもそもラインの長さが足りなかったりします。

そのため、ボートアジングではPEラインの0.4号~0.6号あたりを使うのが一般的。

この太さのラインを必要な長さ巻けるリールが必要になります。

次にターゲットのサイズ。

ボートからは、ショアではなかなかお目にかかれない尺アジや、夢のギガアジがヒットするチャンスが格段に上がります。

そんな大型アジの強烈な引きに対応できる、パワーとドラグ性能がリールには求められます。

さらに、ボートアジングで主流の釣り方「バーチカルコンタクト(バチコン)」では、10g以上の重めのシンカー(オモリ)を使うことも多く、仕掛けの回収や、深い場所からのアジの巻き上げには、しっかりとした巻き上げパワーと剛性が必要です。

手返し良くポイントを探るため、巻き取りスピードの速いハイギアが有利になる場面も多いです。

これらの理由から、ショアで使っている軽量・繊細さ重視のリール(1000番クラスなど)では、ボートアジングでは力不足を感じたり、トラブルが多くなったりする可能性が高いのです。

アングラーズアドバイス

そうなんだよ、ボートだと全然世界が違う!

水深も深いし、アジもデカいし、使う仕掛けも重い。

ショアで使ってるLT1000番とかのリールだと、もうね、巻き上げるのが大変(笑)。

ギガアジとか掛かったら、リール壊れるんじゃないかって心配になるレベル。

ラインも細すぎると話にならないしね。

だから、ボートアジングやるなら、やっぱりそれ用にちょっとパワーのあるリールを用意するのがおすすめだよ。

快適さが全然違うから!

ボートアジング向けリール選びの重要ポイント

では、具体的にどんな点に注目してリールを選べば、快適なボートアジングが楽しめるのでしょうか?

ショアアジングとの違いを意識しながら、6つの重要ポイントを見ていきましょう。

番手は少し大きめ?(2000~2500番クラス)

  • ダイワならLT2000~LT2500番、シマノなら2000~2500番が基準
  • C3000番クラスも視野に(特に深場や大型狙い)
  • 必要なラインキャパシティとパワーを確保するため
  • ショアのジグ単用リールよりワンランク、ツーランク上が目安

ショアアジングでは1000番~C2000番クラスが主流ですが、ボートアジングでは、それよりワンランク、ツーランク大きい番手が基準となります。

具体的には、ダイワならLT2000番~LT2500番、シマノなら2000番~2500番クラスがおすすめです。

これは、先ほど説明したように、ボートアジングではショアよりも太いラインを十分な長さ巻く必要があるため、ある程度のラインキャパシティが求められるからです。

また、番手が大きくなることで、リール自体のギアやボディがしっかりし、巻き上げパワーや剛性が高まるというメリットもあります。

特に水深50mを超えるようなディープエリアを攻める場合や、ギガアジクラスの大型をメインターゲットにする場合は、さらに余裕を持たせて、シマノのC3000番クラスなども選択肢に入ってくるでしょう。

ただし、やみくもに大きい番手を選べば良いというわけではありません。

後述するロッドとのバランスや、操作性を考えると、むやみに重いリールは扱いにくくなります。

まずは2000番~2500番クラスを基本に、自分の行くエリアの水深や、狙うアジのサイズ、使用するラインの太さなどを考慮して選ぶのが良いでしょう。

アングラーズアドバイス

ショアの感覚で1000番とか持ってくと、まずラインが巻けない(笑)。

PE0.4号とか200m巻こうと思ったら、やっぱり最低でも2000番、できれば2500番クラスは欲しいよね。

パワーも全然違うし。

個人的には、LT2500番(シマノなら2500番)あたりが、パワーと軽さのバランスが良くて、ボートアジングには一番使いやすいかなって思う。

C3000番になると、ちょっと重く感じる人もいるかもね。

ギア比はハイギアが有利

  • ハイギア(HG)、エクストラハイギア(XH)がおすすめ
  • 深い場所からの仕掛け回収が速く、手返しが向上
  • ラインスラックの回収が素早く行える
  • バーチカルな釣りでの操作性もアップ
  • ノーマルギア/パワーギアのメリット(巻き感度)より、効率を重視

ボートアジングでは、ショアアジング以上に「ハイギア(HG)」や「エクストラハイギア(XH)」のメリットが大きくなります。

最大の理由は、深い水深から仕掛けを回収するスピードです。

例えば水深40mのポイントで、仕掛けを回収するのに、ノーマルギアとハイギアでは倍近く時間が変わることもあります。

ボートアジングは時間が限られている場合が多いので、この回収スピードの差は、釣りができる時間に直結します。

手返し良くポイントを探り、効率的にアジを釣っていくためには、ハイギアの巻き取りスピードは大きな武器になります。

また、船は常に動いているため、ラインスラックが出やすい状況です。

ハイギアなら、この糸ふけを素早く巻き取って、常にラインを張った状態をキープしやすく、アタリを取り逃しにくくなります。

特に、仕掛けを真下に落として誘うバチコンのような釣りでは、糸ふけを素早く回収できるハイギアの方が、ルアーの操作性も向上します。

ショアのジグ単では、巻き感度を重視してノーマルギア/パワーギアを選ぶこともありますが、ボートアジングにおいては、多くの場合、巻き感度よりも手返しの良さや操作性を優先して、ハイギア系のリールを選ぶのが有利と言えるでしょう。

アングラーズアドバイス

ボートアジングは、もう絶対ハイギア!って言ってもいいくらい、メリットが大きいと思う。

だって、50mとか底取って、アタリなかったらまた回収して…って繰り返すわけじゃん?

ノーマルギアだと、回収だけで疲れちゃうよ(笑)。

ハイギアなら、シャーッて巻いて、すぐ次の投入できるから、釣れるチャンスが増える。

糸ふけ管理も楽だしね。

巻きが重いって言う人もいるけど、最近のハイギアは性能良いから、そこまで気にならないと思うな。

迷わずHGかXHを選んどけ!

ラインキャパシティはPEライン基準で考える

  • PEライン0.4号~0.6号が150m~200m以上巻けること
  • 狙う水深+予備(高切れ対策、根掛かり対策)が必要
  • シャロースプール(S)が基本だが、深溝スプールも選択肢に
  • 下巻きが必要な場合もあることを考慮

ボートアジングでは、感度や強度、そして水深があることから、PEラインを使用するのが一般的です。

そのため、リールのラインキャパシティも、PEラインを基準に考える必要があります。

使用するPEラインの太さは、狙う水深やターゲットサイズ、潮流の速さなどによって変わりますが、だいたい0.4号~0.6号あたりが主流です。

必要なラインの長さは、狙う最大水深に対して、ある程度の余裕を持たせる必要があります。

例えば、最大水深が50mなら、最低でも150m、できれば200mは巻いておきたいところ。

これは、キャストして斜めにラインが入ることを考慮したり、根掛かりでラインを切ったり、高切れ(途中でラインが切れること)してしまったりした場合の予備分も含めての計算です。

したがって、リールを選ぶ際には、「PE0.4号-200m」や「PE0.6号-150m」といったスペック表記を目安に、自分が使うであろうラインシステムに合った十分なラインキャパシティを持つモデルを選びましょう。

ショアアジングではシャロースプール(S)が基本ですが、ボートアジングで使う番手では、シャロースプールでもPE0.4号や0.6号が十分巻けるモデルが多いです。

もし、ノーマルスプールのモデルを選ぶ場合は、適切な量の下巻きが必要になるので、その点も考慮しておきましょう。

アングラーズアドバイス

ラインキャパは、まあ2000番とか2500番クラスのリールなら、だいたい大丈夫かな。

PE0.4号か0.6号を200m巻ければ、ほとんどのボートアジングには対応できると思う。

たまに100mしか巻けない浅溝スプールとかあるから、そこは注意して見ておこう。

あと、下巻きは意外と大事。

スプールにラインがパンパンに巻かれてないと、トラブルの原因になるからね。

シャロースプールが楽だけど、もしノーマルスプール使うなら、ちゃんと下巻きして、最適な糸巻き量になるように調整しよう!

ディープ攻略に必要な巻き上げパワーと剛性

  • 水深30m以上からの巻き上げは、リールに想像以上の負荷がかかる
  • 大型アジの重量感+水の抵抗に負けないパワーが必要
  • たわみの少ない高剛性ボディが有利
  • しっかりとしたギアシステム

水深が深くなるボートアジングでは、リールに求められる「巻き上げパワー」と「剛性」も、ショアアジングとは比較にならないほど重要になります。

考えてみてください。

水深40mで掛けた尺アジを、水の抵抗を受けながら巻き上げてくる…これは、リールのギアやボディに想像以上の負荷がかかる状況です。

ここでリールのパワーが不足していると、巻き上げが非常に重く感じたり、スムーズに巻けなかったりします。

また、リールの剛性が低いと、負荷がかかった時にギアがうまく噛み合わず、パワーロスが生じたり、ゴリ感が発生したりする原因になります。

そのため、ボートアジングで使うリールには、まず、しっかりとした巻き上げパワーが必要です。

これは、ギア比だけでなく、ギア自体の強度や精度、内部構造によって左右されます。

シマノの「HAGANEギア」やダイワの「タフデジギア」のように、高強度な素材と精密な設計で作られたギアシステムは、力強い巻き上げを可能にします。

さらに、そのパワーをロスなく伝えるための高い「剛性」も不可欠。

金属素材を使ったボディや、ダイワの「モノコックボディ」のような高剛性構造は、負荷がかかった時のリールのたわみを最小限に抑え、安定した力強い巻き上げをサポートしてくれます。

ディープエリアを攻略し、大型アジとのファイトを制するためには、このパワーと剛性が欠かせないのです。

アングラーズアドバイス

深いとこから巻いてくると、アジって意外と重いんだよね。

尺超えてくると、水の抵抗も相まって、もうブリか!?ってくらい重く感じる時ある(笑)。

ここでリールが非力だと、本当にしんどい。

だから、ボートアジングやるなら、ある程度のパワーと剛性は絶対必要!

HAGANEボディとかモノコックボディとか、そういうガッチリした作りのリールだと安心感が違うよ。

ギアも強いやつね!

軽いリールもいいけど、パワーと剛性はある程度確保したいところだね。

大型アジに対応するドラグ性能

  • 尺・ギガアジの強烈な突っ込みに対応できるスムーズさ
  • ある程度のドラグ力も必要
  • ファイト中にドラグ設定が安定していること
  • ATD、カーボンワッシャーなど、高性能ドラグ搭載モデルが安心

ボートアジングの醍醐味の一つが、尺アジやギガアジといった大型アジとの出会いです。

しかし、これらの大型アジの引きは、ショアで釣れるレギュラーサイズのアジとは比べ物にならないほど強烈!

特に、ヒット直後の突っ込みや、船べりでの最後の抵抗は、想像以上のパワーです。

この強烈な引きに対応するためには、リールのドラグ性能が非常に重要になります。

ショアのジグ単アジングでは、エステルラインを守るために「低負荷域でのスムーズさ」が最優先されましたが、ボートアジングでは、それに加えて、ある程度の「ドラグ力(最大ドラグ力)」も必要になってきます。

もちろん、ラインブレイクを防ぐためのスムーズな滑り出しは必須ですが、大型アジの突っ込みをある程度受け止め、主導権を握るためには、必要な時にしっかりと効いてくれるドラグパワーが求められます。

目安としては、最大ドラグ力が3kg~5kg程度のモデルを選んでおけば、不意の大物にも対応できるでしょう。

また、ファイト中にドラグ設定が勝手に変わったり、熱ダレ(摩擦熱による性能低下)したりしない安定性も重要です。

ダイワの「ATD」や、シマノの上位機種に採用されているカーボンクロスワッシャーを使ったドラグなどは、スムーズさとパワー、そして耐久性を兼ね備えており、大型アジとのファイトでも安心して使うことができます。

アングラーズアドバイス

ギガアジの引き、ナメてると痛い目見るぞー!

マジで青物か!?ってくらい引くからね。

ここでドラグがしょぼいと、ライン出されまくってブレイクしたり、逆にドラグ効きすぎて口切れしたり…。

だから、ボートアジングでは、スムーズなだけじゃなくて、ある程度パワーのあるドラグが必要なんだ。

最大ドラグ力3kgもあれば十分だと思うけど、5kgくらいあると、もっと安心感あるかな。

ATDとか、シマノのカーボン系のドラグとか、ちゃんとしたやつ選んどけば間違いない!

軽さとパワーのバランス

  • ボートアジングでも軽さは重要だが、最優先事項ではない
  • パワーや剛性を確保した上での軽さが理想
  • 極端な軽量モデルより、剛性感のあるモデルの方が安心な場合も
  • ロッドとのバランスも考慮する
  • 自重200g~230g程度がバランスの取れた目安?

ショアアジングでは「軽さは正義!」とまで言われ、リール選びの最重要項目とされますが、ボートアジングにおいては、少し事情が異なります。

もちろん、軽い方が操作性が良く、疲れにくいのはボートアジングでも同じです。

特に、船の揺れの中でロッドを操作し続けることを考えると、タックルは軽い方が有利です。

しかし、これまで見てきたように、ボートアジングでは、ショア以上にパワーと剛性が求められます。

極端な軽量化を追求したモデルは、時に剛性不足に繋がり、ディープからの巻き上げや大型アジとのファイトで不安を感じる場面が出てくる可能性もあります。

そのため、ボートアジングのリール選びでは、軽さとパワー・剛性のバランスをどう取るかが非常に重要になります。

ショアのジグ単用のような150g台の超軽量モデルにこだわるよりも、ある程度のパワーと剛性を確保した上で、できるだけ軽いモデルを選ぶ、という考え方が現実的でしょう。

具体的には、2000番~2500番クラスで、自重が200g~230g程度のモデルであれば、軽快な操作性と、ボートアジングに必要なパワー・剛性をバランス良く備えていると言えます。

もちろん、組み合わせるロッドとの重量バランスも重要です。

実際にロッドに装着してみて、持ち重り感がなく、しっくりくるバランスのリールを選ぶようにしましょう。

アングラーズアドバイス

ボートだとね、ショアほど「軽さ!軽さ!」って言わなくても良いかなって思う。

もちろん軽い方が楽だけど、それよりもパワーとか剛性の方が大事な場面が多い気がする。

あまりに軽すぎるリールだと、なんかこう、頼りない感じがしちゃうんだよね、深いとこやってると。

だから、まあ200g前後を目安にして、あとはパワーとか剛性がしっかりしてるモデルを選ぶのが良いんじゃないかな。

軽さもパワーもどっちも欲しい!ってなると、結局それなりに値段の高いリールになっちゃうんだけどね(笑)。

バーチカルコンタクト(バチコン)に適したリールとは?

  • 重めのシンカー(10g~30g程度)を使用する釣り方
  • 仕掛けを真下に落とし、底付近を狙うのが基本
  • スピニング:手返し重視、キャストも可能。2500番クラスのハイギアが人気
  • ベイト(カウンター付き推奨):フォール中のアタリが取りやすい、棚取りが正確、巻き上げパワーが高い
  • どちらのタイプにもメリット・デメリットあり

ボートアジングの代表的な釣り方の一つが、「バーチカルコンタクト(Vertical Contact)」、略して「バチコン」です。

これは、船から仕掛けを真下に落とし(バーチカル)、重めのシンカー(オモリ)を使って底を取り、底付近にいるアジを狙う釣り方です。

シンカーの重さは、水深や潮流によって10g~30g、時にはそれ以上を使うこともあります。

このバチコンに適したリールとしては、スピニングリールとベイトリールの両方が使われます。

スピニングリールを使う場合は、これまで解説してきたボートアジング向けリールの選び方に準じます。

特に、重いシンカーを素早く回収するために、2500番クラスのハイギアモデルが人気です。

キャストして広範囲を探ることも可能です。

一方、バチコンではベイトリール、特にカウンター付きベイトリールが非常に有効な選択肢となります。

ベイトリールは、クラッチを切るだけで仕掛けをスムーズにフォールさせることができ、その際にラインの出方でアタリを取る「フォールバイト」が捉えやすいというメリットがあります。

また、カウンターが付いているモデルなら、ヒットした水深(棚)を正確に把握でき、再現性の高い釣りが可能です。

構造的に巻き上げパワーも強く、重いシンカーの回収や大型アジとのファイトも楽に行えます。

どちらのリールを選ぶかは好みや状況によりますが、特にバチコンをメインに考えているのであれば、カウンター付きベイトリールの導入も検討してみる価値は十分にあります。

アングラーズアドバイス

バチコン、面白いよなー!

深いとこの底付近で、モゾッていうアタリを取るのがたまらない。

で、バチコンやるなら、俺は断然ベイトリール派!

特にカウンター付きね。

あれがあると、「今、水深○○mでアタった!」っていうのが正確にわかるから、次も同じ棚を狙えるんだ。

スピニングだと、ラインの色とかで見るしかないから、ちょっとアバウトになっちゃう。

フォールのアタリもベイトの方が取りやすいし、巻き上げも楽だし。

まあ、スピニングの手軽さも捨てがたいけど、バチコンやるなら、一度カウンター付きベイト試してみてほしいな!

スピニングとベイト、どっちが良いの?

種類 メリット デメリット 向いている釣り
スピニングリール キャスト性能が高い、ドラグが滑らか、トラブルが少ない(初心者向け)、軽いリグも扱いやすい フォール中のアタリが取りにくい、巻き上げパワーで劣る場合がある、正確な棚取りが難しい キャストして広範囲を探る釣り、軽いリグを使う釣り、初心者
ベイトリール(特にカウンター付き) フォール中のアタリが取りやすい、正確な棚取りが可能、巻き上げパワーが強い、太いラインが扱いやすい キャストには慣れが必要(バックラッシュのリスク)、ドラグ性能でスピニングに劣る場合がある、重くなりがち バーチカルコンタクト(バチコン)、ディープ攻略、手返し重視の釣り
  • スピニング:キャスト性能、ドラグ性能、扱いやすさ
  • ベイト:フォール感度、棚取り精度、巻き上げパワー
  • ボートアジング(特にバチコン)ではベイトリールのメリットが大きい場面も
  • 初心者はまず扱いやすいスピニングから入るのも手
  • 両方用意して使い分けるのが理想?

ボートアジングにおいて、スピニングリールとベイトリールのどちらを選ぶべきか、というのは悩ましい問題です。

それぞれにメリットとデメリットがあり、どちらが絶対的に優れているというわけではありません。

スピニングリールの最大のメリットは、やはり「キャスト性能」と「扱いやすさ」でしょう。

軽い力でルアーを投げやすく、バックラッシュのようなライントラブルも少ないため、初心者でも安心して使えます。

また、ドラグ性能も一般的にスピニングの方が滑らかで、細いラインでのやり取りに適しています。

軽いリグを扱うのも得意です。

一方、ベイトリールのメリットは、「フォール中のアタリの取りやすさ」と「正確な棚取り」、「巻き上げパワー」です。

クラッチ操作で簡単にフォールスピードを調整でき、ラインの出方で繊細なアタリを感じ取ることができます。

カウンター付きモデルなら、ヒットレンジを正確に把握し、効率的に攻めることが可能です。

構造的に巻き上げトルクが強く、深い場所からの回収や大型魚とのファイトも有利に進められます。

ボートアジング、特にバーチカルな釣りがメインとなるバチコンにおいては、ベイトリールのメリットが活きる場面が多いと言えます。

しかし、キャストには慣れが必要ですし、ドラグ性能や軽量性ではスピニングに分がある場合もあります。

どちらを選ぶかは、自分のやりたい釣りやスキルレベル、好みによって決めるのが良いでしょう。

初心者の場合は、まずは扱いやすいスピニングリールから始めて、慣れてきたらベイトリール(特にバチコン用)を追加する、というのも良い方法です。

理想を言えば、スピニングとベイトの両方を用意して、状況によって使い分けるのがベストかもしれませんね。

アングラーズアドバイス

これも永遠のテーマだよな(笑)。

俺はバチコンメインだからベイト派だけど、スピニングの手軽さも魅力的なんだよなぁ。

キャストして広く探りたい時とか、軽いジグ単っぽいことしたい時は、やっぱりスピニングが良いし。

初心者の人は、まずはトラブルの少ないスピニングから始めるのが安心かもね。

それでボートアジングに慣れて、「もっとバチコン極めたい!」って思ったら、カウンター付きベイトに手を出してみる、っていうのが王道パターンかな。

まあ、どっちも持ってて使い分けるのが最強だけど、お財布と相談だね!

ラインシステムとの相性も忘れずに

  • リールの糸巻き量が、使用するPEラインの太さと長さに合っているか
  • リールのドラグ性能が、使用するライン強度に対して適切か
  • ラインローラーの性能(は、細いPEライン使用時に特に重要
  • タックル全体のバランスを考えて、ラインに合ったリールを選ぶ

最後に、リール単体の性能だけでなく、使用するラインシステムとの相性も考慮することが大切です。

まず確認すべきは、リールの「ラインキャパシティ」。

自分がメインで使いたいPEラインの太さ(例えば0.4号や0.6号)が、必要な長さ(最低でも150m~200m)以上巻けるかどうかを、スペック表で必ず確認しましょう。

次に「ドラグ性能」。

使用するPEラインやリーダーの強度に対して、リールのドラグ設定が適切に行えるか、そしてそのドラグがスムーズかつ安定して作動するかが重要です。

あまりにドラグ力が強すぎるリールに細いラインを巻くと、適切なドラグ設定が難しくなる場合もあります。

また、ボートアジングでは細いPEラインを使うことが多いため、ラインローラーの性能も重要になってきます。

ラインローラーの回転が悪いと、糸ヨレが発生しやすくなり、ライントラブルの原因となります。

スムーズに回転し、糸ヨレを軽減するような構造のラインローラーを搭載したモデルを選ぶと、ストレスなく釣りを楽しむことができます。

このように、リールを選ぶ際には、自分が使いたいラインシステムを具体的にイメージし、それに合ったスペックや機能を持つリールを選ぶことが、タックル全体のバランスを整え、快適な釣りをするためのポイントとなります。

アングラーズアドバイス

リールだけ良くても、ラインとの相性が悪いと意味ないからね。

PE0.4号使いたいのに、リールの糸巻き量が足りなかったり、逆にオーバースペックな太いライン用のリールだったりすると、使いにくいだけ。

ドラグも、ライン強度に合わせてちゃんと調整できるやつじゃないとね。

ラインローラーも、地味だけどPE使うなら結構大事なポイント。

ここで糸ヨレ頻発すると、マジで釣りにならないから。

タックルって、ロッド、リール、ライン、全部のバランスが大事なんだよなーって、改めて思うね!

ボートアジング向けリールおすすめ5選

さあ、ここからはボートアジングデビューにおすすめのリールを5つご紹介します!

スピニングリールを中心に、バチコンで活躍するカウンター付きベイトリールもピックアップしました。

あなたのボートアジングスタイルに合う一台を見つけてくださいね。

ダイワ 21 フリームス FC(LT2000S)

  • ZAION Vボディ採用で、軽量かつ高剛性なエントリーモデル
  • FC(フィネスカスタム)モデルで185gと軽量
  • LT2000SはPE0.4号200mと、ボートアジングにも対応可能なラインキャパ
  • マグシールド搭載で防水性・耐久性も確保
  • ショアからの流用や、ボート入門の最初の1台としてコスパ良し

ダイワのエントリークラスながら、上位機種の技術と思想を受け継ぎ、高い人気を誇る「フリームス」。

21年モデルでは、軽量・高剛性なカーボン樹脂「ZAION V」をボディ素材に採用し、基本性能が大幅に向上しました。

FC(フィネスカスタム)モデルのLT2000Sは、自重185gと非常に軽量でありながら、しっかりとした剛性感も備えています。

特筆すべきはラインキャパシティ。

LT2000Sという番手ながら、PE0.4号を200m巻けるため、ボートアジングで使うラインシステムにも十分対応可能です。

ドラグにはATDを搭載し、ピニオン部にはマグシールドも採用されているため、防水性や耐久性も安心。

ギア比は5.1のノーマルギアなので、手返しの速さではハイギアモデルに劣りますが、巻き感度が良く、じっくりと誘う釣りにも向いています。

ショアアジングで使っているリールを、そのままボートに持ち込みたい場合や、まずはコストを抑えてボートアジングを始めてみたい、という初心者の最初の一台として、非常にコストパフォーマンスの高い選択肢となるでしょう。

アングラーズアドバイス

フリームス、コスパめっちゃ良いよね!

ZAION Vボディで軽いし、マグシールドも付いてて、この値段は凄いと思う。

FC LT2000Sなら、PE0.4号200m巻けるから、ボートでもギリ使えるかなって感じ。

ギア比がノーマルだから、深いとこの回収はちょっと頑張らないといけないけど(笑)。

ショアメインで、たまにボートも行くよ、みたいな人にはちょうど良いかもね。

いきなり高いリール買うのはちょっと…って初心者にもおすすめ!

シマノ 24 ツインパワー(C3000XG)

  • ツインパワーの耐久性に、MGLシリーズの軽快さを融合させた派生モデル
  • カーボン製ローター採用で、巻き出しが軽い
  • C3000番サイズで自重200gと軽量
  • XG(エクストラハイギア)で圧倒的な巻き取りスピード
  • 9kgの最大ドラグ力とデュラクロスで、大型魚にも対応

シマノの「ツインパワー」シリーズの中でも、特にソルトウォーターシーンでの耐久性と、軽快な操作性を高次元で両立させたモデルが「ツインパワー」です。

インフィニティクロス、インフィニティドライブ、アンチツイストフィン、デュラクロスといった最新技術を搭載し、基本性能は非常に高いレベルにあります。

C3000XGは、2500番クラスのボディに3000番クラスのスプールを搭載したコンパクトモデル。

PE1号が190m巻ける十分なラインキャパシティを持ちながら、自重は200gと軽量に抑えられています。

ギア比は6.4のエクストラハイギア(XG)で、ハンドル一回転あたり94cmという圧倒的な巻き取り長を誇り、ディープエリアからの回収や手返しを劇的に向上させます。

最大ドラグ力も9kgとパワフルで、耐摩耗性に優れたデュラクロスと相まって、ギガアジはもちろん、不意の青物などにも余裕を持って対応できます。

ボートアジングにおいて、軽快な操作性とパワー、そして手返しの速さを高いレベルで求めるアングラーにとって、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

アングラーズアドバイス

ツインパワー、これも良いリールだよね!

C3000XGは、まさにボートアジングにピッタリなスペック!

200gで軽いし、XGだから巻き取りめっちゃ速いし、ドラグも強い!

PE1号まで使えるから、ちょっと太めのラインで大物狙いたい時とかにも良いね。

値段はそれなりにするけど、性能考えたら納得かな。

軽快さとパワーを両立したいなら、かなりおすすめのリールだよ!

ダイワ 21 ルビアスエアリティ(LT2500S-XH)

  • ダイワの軽量スピニングリールのフラッグシップに次ぐモデル
  • マグネシウム製モノコックボディ採用で、驚異的な軽さと剛性を実現
  • LT2500S-XHで自重175gという軽さ
  • XH(エクストラハイギア)による高速巻き取り
  • 軽さとパワー、感度を高次元で求めるアングラーへ

ダイワのスピニングリールにおいて、フラッグシップであるイグジストに次ぐ軽量モデルとして位置づけられるのが「ルビアスエアリティ」です。

その最大の特徴は、ボディ素材に軽量かつ高剛性な「マグネシウム合金」を採用したモノコックボディ。

これにより、LT2500S-XHという番手ながら、自重わずか175gという驚異的な軽さを実現しています。

ローターにも軽量なZAION製エアローターを採用し、巻き出しの軽さも抜群です。

ギアにはタフデジギア、ドラグにはATDを搭載し、基本性能もハイレベル。

LT2500S-XHは、PE0.6号が200m巻けるシャロースプールに、ギア比6.2のエクストラハイギアを組み合わせたモデル。

ボートアジングに必要なラインキャパシティと、手返しの良い高速巻き取り性能を兼ね備えています。

自重175gという軽さは、長時間の釣りでも疲れにくく、繊細な操作を可能にします。

それでいて、マグネシウムモノコックボディによる高い剛性も確保されているため、大型アジとのファイトでも不安はありません。

「ボートアジングでも、とにかく軽いリールが良い!」「軽さだけでなく、パワーや感度も妥協したくない!」という、性能にこだわるアングラーにとって、最高の選択肢の一つとなるでしょう。

価格は高めですが、その軽さと性能は唯一無二の価値があります。

アングラーズアドバイス

ルビアスエアリティ、軽い!とにかく軽い!

マグネシウムのモノコックボディって、こんなに軽くなるんだ…って感動するレベル。

LT2500S-XHで175gは反則だろ(笑)。

軽いだけじゃなくて、剛性もしっかりしてるから、ボートでも安心して使える。

XHギアで巻き取りも速いし、まさにボートアジングに理想的なスペックだね。

値段は…まあ、エアリティだからね(笑)。

でも、この軽さと性能を体験しちゃうと、他のが使えなくなるかも!?

軽さ至上主義の人には、たまらないリールだと思うよ。

ダイワ LIGHT SW X IC SS

  • 手軽に使えるICカウンター付き軽量ベイトリール
  • ライトソルトウォーターゲーム汎用モデル
  • ICカウンターで、ヒットレンジの把握や棚取りが容易に
  • スーパーメタルフレーム採用で、負荷がかかってもパワフルな巻き上げ
  • バチコン入門に最適な一台

ボートアジング、特にバチコンに挑戦してみたい初心者の方に、まずおすすめしたいのが、この「LIGHT SW X IC SS」です。

ダイワのライトソルトウォーターゲーム向けの小型ベイトリールで、最大の特徴は「ICカウンター」を搭載していること。

これにより、仕掛けがどのくらいの水深にあるのか、アタリがあったのはどの水深なのかを、液晶画面で正確に把握することができます。

これは、特に狙うべき棚が重要なバチコンにおいて、非常に大きなアドバンテージとなります。

ボディフレームには、剛性の高い「スーパーメタルフレーム」を採用。

負荷がかかった時の歪みが少なく、パワフルで安定した巻き上げが可能です。

ハンドルは、力が入れやすく安定したリーリングが可能な100mmダブルハンドルが標準装備されています。

ギア比は6.3、PE0.8号が250m巻けるラインキャパシティは、ボートアジングで使うには十分すぎるほど。

自重は245gと、スピニングリールと比べると重いですが、ベイトリールとしては標準的な重さです。

手頃な価格でICカウンター付きのベイトリールが手に入るため、バチコン入門にはまさにうってつけの一台と言えるでしょう。

まずはこのリールで、ベイトリールを使ったボートアジングの楽しさを体験してみてはいかがでしょうか。

アングラーズアドバイス

バチコンやるなら、やっぱカウンター付きベイトでしょ!

このLIGHT SW X ICは、値段も手頃だし、入門には最適だと思うよ。

カウンターあるだけで、釣りの精度が全然違うからね。

「さっき釣れたのと同じ棚をもう一回…」ってのが簡単にできる。

スーパーメタルフレームで結構ガッチリしてるし、巻き上げもそこそこ力強い。

ちょっと重いのは仕方ないけど、それを補って余りあるメリットがあると思うな。

バチコンデビュー考えてるなら、まずこれ買っとけば間違いない!

ダイワ 24 レブロス(LT3000S-CH-DH)

  • ダイワのエントリークラスながら、最新技術を多数搭載した2024年モデル
  • エアドライブデザイン採用で、巻き出しが軽く操作性が向上
  • ATD TYPE-L搭載で、ドラグ性能も大幅アップ
  • LT3000S-CH-DHは、コンパクトボディ・ハイギア・ダブルハンドル仕様
  • ボートアジングにも十分対応可能なスペックと、手頃な価格が魅力

ダイワのエントリークラススピニングリールとして人気の「レブロス」が、2024年に驚きのフルモデルチェンジ!

なんと、上位機種に採用されている設計思想「エアドライブデザイン」を、この価格帯で初搭載しました。

これにより、ローターやベール周りが軽量化され、巻き出しの軽さや操作性が格段に向上しています。

さらに、ドラグには滑り出しのスムーズさに定評のある「ATD TYPE-L」を採用。

スプールも「ロングキャストABS」となり、飛距離アップとトラブルレス性能も向上しています。

ご紹介するLT3000S-CH-DHは、2500番クラスのボディに3000番スプールを組み合わせたコンパクトハイギア(CH)モデルで、さらにダブルハンドル(DH)仕様となっています。

自重は230gと、上位機種には及びませんが、ボートアジングで使うには十分な軽さ。

PE0.8号が190m巻けるラインキャパ、ギア比5.7のハイギア、そして最大ドラグ力10kgと、パワフルなスペックを誇ります。

ダブルハンドルが標準装備されているのも嬉しいポイント。

エントリークラスとは思えないほどの充実した機能とスペックを持ちながら、価格は非常に手頃。

「最新の技術を体験したいけど、予算は抑えたい」「パワーと手返しを重視したい」という、ボートアジング初心者のニーズにぴったりの、コストパフォーマンスモンスターと言えるリールです。

アングラーズアドバイス

新しいレブロス、マジで凄いことになってるぞ!

エアドライブデザインにATD TYPE-Lって…もう上位機種じゃん!

これで実売1万円くらいなんでしょ?ダイワさん、大丈夫?って心配になるレベル(笑)。

LT3000S-CH-DHは、まさにボートアジングに使ってくださいって言わんばかりのスペックだよね。

ハイギアだし、ダブルハンドルだし、ドラグも強いし。

ちょっと重いけど、この値段でこの性能なら文句なし!

ボートアジング入門で、コスパ最強スピニング探してるなら、絶対コレおすすめだよ!

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