アジングロッド選びで、どのメーカーにしようか悩んでいませんか。
数あるメーカーの中でも、国内最大手の「ダイワ」は気になる存在ですよね。
高い技術力と豊富なラインナップで、多くのアングラーから支持されています。
この記事では、そんなダイワのアジングロッドに焦点を当て、基本的な選び方からダイワならではの魅力、そしておすすめモデルまで詳しくご紹介します。
これを読めば、あなたにピッタリなダイワのアジングロッドがきっと見つかるはずです。
さあ、一緒にダイワのアジングロッドの世界を探求していきましょう。
ダイワとは
- 日本を代表する世界的な総合釣具メーカー
- 革新的な技術開発力(AGS、マグシールドなど)
- 初心者からプロまで満足させる幅広い製品ラインナップ
- 特にライトソルトゲームブランド「月下美人」が有名
- 信頼性と品質の高さに定評あり
ダイワ(DAIWA)は、釣り好きなら誰もが知っている、日本が世界に誇るトップブランドです。
正式名称はグローブライド株式会社ですが、「ダイワ」ブランドとして広く親しまれていますね。
リールやロッドはもちろん、ルアー、ウェア、クーラーボックスに至るまで、あらゆる釣り具を手掛けています。
ダイワの強みは、なんといってもその高い技術力。
他社に先駆けて、カーボン素材のガイドシステム「AGS」や、リールの防水・防塵技術「マグシールド」などを開発し、常に業界をリードしてきました。
アジングロッドに関しても、その技術力はいかんなく発揮されています。
軽量・高感度を実現するテクノロジーが惜しみなく投入され、特に「月下美人」シリーズは、アジング・メバリングといったライトソルトゲームシーンを牽引する存在となっています。
品質管理も徹底されており、安心して長く使える信頼性も魅力の一つです。
アングラーズアドバイス
ダイワって言ったら、やっぱり「技術のダイワ」ってイメージだよね。
次から次へと新しい技術を出してくるから、見てるだけでも面白い。
アジングロッドで言えば、AGS(エアガイドシステム)は本当に軽いし、感度が全然違う。
月下美人シリーズは、初心者向けから超ハイエンドまで揃ってるから、どんなレベルの人でも選びやすいんじゃないかな。
デザインもカッコいいし、持ってるだけでちょっと上手くなった気分になれるかも(笑)。
信頼できるメーカーを選びたいなら、ダイワは間違いない選択肢の一つだよ。
アジングロッドの選び方の基本
- どんな場所で釣りをするか? → 「長さ」を決める
- どんな重さのルアー(ジグヘッド)をメインに使うか? → 「パワー」を決める
- どんなアタリの出方が好みか? → 「ティップ」の種類を選ぶ
ダイワのロッドを選ぶ前に、まずはアジングロッド選びの基本的な考え方をおさらいしましょう。
これはどのメーカーのロッドを選ぶ場合でも共通するポイントです。
アジングは、アジの小さなアタリをいかに感じ取り、掛けていくかが醍醐味。
そのためには、自分の釣りスタイルやフィールドに合ったロッドを選ぶことがとても重要になります。
難しく考えず、まずは「どこで」「何を(どんな重さのルアーを)」「どうやって(どんなアタリを取りたいか)」という3つの視点で考えてみましょう。
これらの要素を整理することで、数あるダイワのアジングロッドの中から、あなたに最適な一本が絞り込めてくるはずです。
基本をしっかり押さえて、後悔しないロッド選びをしましょう。
アングラーズアドバイス
ロッド選びって、カタログスペックだけ見ててもなかなかピンとこないんだよね。
一番いいのは釣具屋さんで実際に触ってみることだけど、その前に、自分がどんな釣りをしたいかイメージを固めておくのが大事。
例えば、「近所の漁港で、1g以下のジグヘッドで豆アジをたくさん釣りたい!」とか、「足場の高い堤防から、ちょっと重めのキャロで尺アジを狙いたい!」とかね。
それが決まれば、おのずと必要な長さや硬さが見えてくるはずだよ。
長さ:どこで使う?
- 5ft台:近距離戦特化。漁港内、常夜灯周り、ボートなど。取り回し抜群。
- 6ft台:オールラウンド。漁港、堤防など様々な場所に対応。操作性と遠投性のバランス◎。迷ったらコレ。
- 7ft台以上:遠投重視。大規模港湾、サーフ、足場の高い場所。キャロやフロートにも。
ロッドの長さは、釣りをする場所(フィールド)と密接に関わってきます。
短いロッド(5ft台)は、とにかく軽くて扱いやすいのがメリット。
小さな漁港の狭いスペースや、常夜灯の真下を探るような近距離戦では、その取り回しの良さが光ります。
キャスト精度も高めやすく、軽量ジグヘッドの操作感もダイレクトに伝わってきます。
一方、長いロッド(7ft台以上)は、ルアーを遠くまで飛ばしたい時に有利です。
広い港や堤防、サーフなどで、他のアングラーが届かない沖のポイントを狙うことができます。
また、足場が高い場所でも、ラインメンディング(糸の操作)がしやすく、有利に展開できます。
キャロライナリグやフロートリグといった、飛距離を稼ぎたいリグを使う場合にも向いています。
6ft台は、これらの長さのちょうど中間的な性格。
操作性と遠投性のバランスが良く、様々なシチュエーションに対応できるため、アジングロッドの標準的な長さと言えます。
最初に買う一本として、あるいはメインロッドとして選ぶなら、この6ft台が無難でおすすめです。
ダイワのラインナップにも、各長さのモデルが豊富に揃っていますよ。
アングラーズアドバイス
自分のホームグラウンドが決まってるなら、それに合わせるのが一番だね。
いつも行く漁港が狭くて、足元狙いがメインなら5ft台が面白いし、逆にいつも行く堤防が広くて遠投必須なら7ft台が必要になる。
もし、いろんな場所に行く可能性があるなら、やっぱり6ft前半が無難かな。
大は小を兼ねるって言うけど、アジングロッドに関しては、長すぎると近距離がやりにくくなるから、バランスが大事だよ。
パワー:どんな重さのルアーを使う?
- UL (ウルトラライト) / L (ライト):アジングの主流。主に1g前後のジグヘッド単体(ジグ単)向け。
- XUL (エクストラウルトラライト) など:さらに軽量なジグヘッド(~0.5gなど)向け。豆アジスペシャル。
- ML (ミディアムライト) 以上:やや重めのリグ向け。キャロ、フロート、メタルジグなど。
ロッドの「パワー」は、どれくらいの重さのルアーを快適に扱えるかを示す指標です。
一般的に、柔らかい方からXUL、UL、L、ML、M…のように表記されます。
アジングでは、1g前後という非常に軽いジグヘッドを使うことが多いため、ロッドのパワーもそれに合わせて「UL(ウルトラライト)」や「L(ライト)」といった、比較的柔らかいクラスが主流となります。
ULクラスは、より軽量なジグヘッド(例えば1g以下)の操作性に優れ、アジの繊細なアタリを感じ取りやすいのが特徴です。
Lクラスは、ULより少し張りがあり、1g前後のジグヘッドをメインに、もう少し重いもの(~3g程度)まで扱える汎用性の高さが魅力です。
どちらを選ぶかは、メインで使うジグヘッドの重さや、好みのアクション、ターゲットとするアジのサイズなどによって変わってきます。
豆アジと呼ばれる小型のアジをメインに狙うなら、より繊細なアタリを取れるULや、さらに柔らかいXULクラスが面白いかもしれません。
逆に、キャロライナリグやフロートリグ、小型のメタルジグといった、ジグヘッド単体よりも重いリグを使いたい場合は、それらをしっかりとキャストし、操作できる「ML(ミディアムライト)」以上のパワーが必要になります。
ダイワのロッドも、これらの各パワークラスが細かくラインナップされています。
アングラーズアドバイス
ジグ単メインでやるなら、ULかLでまず間違いないね。
どっちかって言われると、俺はLクラスをよく使うかな。
1g前後のジグヘッドが一番投げやすいし、操作しやすい気がする。
それに、ちょっと風が強い日とか、潮が速い時とかに、少し重めのジグヘッド(2gとか)を使いたい場面もあるから、Lの方が対応範囲が広いんだよね。
もちろん、0.5gとかの世界で豆アジと戯れたいなら、ULの繊細さは捨てがたいけどね!
ティップ:どんなアタリが好き?
種類 | ダイワでの呼称例 | 特徴 | メリット | デメリット | アタリの出方 |
---|---|---|---|---|---|
ソリッドティップ | メガトップ、ソリッドティップ | 穂先が詰まっている | 食い込みが良い、乗りやすい | 感度はやや鈍い、重いリグは苦手 | 「モゾッ」「フッ」と重みが乗る感じ |
チューブラーティップ | チューブラーティップ | 穂先が空洞 | 高感度、操作性が良い | アタリを弾きやすいことも | 「コンッ」「カッ」と明確に出る感じ |
ロッドの穂先、ティップの構造もアジングロッド選びの重要なポイントです。
大きく分けて、穂先の中身が詰まっている「ソリッドティップ」と、空洞になっている「チューブラーティップ」があります。
ダイワでは、独自の高感度ソリッドティップ「メガトップ」も有名ですね。
ソリッドティップは、しなやかさが特徴です。
アジがジグヘッドを吸い込んだ時に、ティップが素直に追従してくれるため、違和感を与えにくく、アタリを弾きにくい(=乗りやすい)というメリットがあります。
アタリの出方は、ティップが「モゾッ」とお辞儀したり、「フッ」と軽くなったり、重みが乗るような変化として現れることが多いです。
初心者の方や、活性が低い時のショートバイト対策には、ソリッドティップが向いていると言われます。
一方、チューブラーティップは、中空構造のためソリッドよりも張りがあり、感度に優れています。
水中でのルアーの動きや、アジの「コンッ」という硬質なアタリが、手元により明確に伝わってきます。
ルアーをキビキビと動かしたい場合や、積極的にアタリを感じて掛けていくスタイルにマッチします。
ただし、張りがある分、アタリを弾いてしまう可能性もソリッドよりは高くなります。
どちらのティップが好みかは、アングラー次第。
ダイワのロッドには、両方のタイプのモデルが用意されているので、自分のスタイルに合わせて選びましょう。
アングラーズアドバイス
どっちが良いかは、本当に好みだよねぇ。
俺はチューブラーの「カツン!」ってアタリが好きだから、チューブラー派かな。
でも、ダイワの「メガトップ」は、ソリッドなのに感度もかなり良いから侮れない。
普通のソリッドティップより、アタリが明確に出る気がする。
初めてのアジングロッドなら、やっぱり食い込みの良いソリッドが無難かもしれないね。
アタリを感じて、しっかり掛けるっていう基本を掴みやすいと思うよ。
ダイワのアジングロッドならではの魅力
- AGS(エアガイドシステム)による驚異的な軽さと感度
- X45などのネジレ防止構造によるパワーと操作性の向上
- メガトップなど、独自の高感度ソリッドティップ技術
- HVFナノプラスなど、高性能なカーボン素材
- ライトソルトの代名詞「月下美人」シリーズの充実
- 初心者向けからフラッグシップまで隙のないラインナップ
ダイワのアジングロッドがなぜ多くのアングラーに選ばれるのか、その魅力に迫ってみましょう。
最大の魅力は、やはりダイワが誇る数々の独自テクノロジーにあります。
代表的なものが、カーボンフレームのガイド「AGS(エアガイドシステム)」です。
従来の金属ガイドに比べて大幅に軽量化されており、ロッド全体の軽量化はもちろん、感度の向上にも大きく貢献しています。
また、ブランクスのネジレを防ぐ「X45」構造は、キャスト精度や操作性の向上、そしてパワーロスを防ぐ効果があります。
ティップ部分では、高感度ソリッド「メガトップ」もダイワならでは。
素材自体も、高密度カーボン「HVFナノプラス」などが使われており、軽くて強いブランクスを実現しています。
これらのテクノロジーが、ダイワのアジングロッドに驚くほどの軽さ、感度、そして操作性をもたらしているのです。
さらに、「月下美人」という強力なブランド展開も魅力。
アジング・メバリングに特化したこのシリーズは、エントリーモデルから最高峰モデルまで、幅広いニーズに応えるラインナップを誇ります。
アングラーズアドバイス
ダイワのロッド、特に上位機種を持つと、その技術力の高さを実感できるよ。
AGS搭載モデルなんて、初めて持った時は「軽っ!」って声が出たもん(笑)。
軽いだけじゃなくて、感度も本当にすごい。
今まで感じられなかった潮の流れの変化とか、ボトムの質感がわかるようになる。
X45のおかげか、キャストもビシッと決まるし、魚を掛けた時の安心感もある。
月下美人シリーズは、モデルチェンジも頻繁で、常に最新技術が投入されてるから、新しいもの好きにはたまらないかもね。
独自のテクノロジー
テクノロジー名 | 概要 | 主なメリット |
---|---|---|
AGS (エアガイドシステム) | カーボンフレームの軽量ガイド | 軽量化、高感度化、飛距離向上 |
X45 / X45フルシールド | カーボン繊維を斜め(±45°)に巻き付けたネジレ防止構造 | パワー向上、操作性向上、キャスト精度向上 |
メガトップ | 繊維と樹脂が均一に分散された高強度・高感度カーボンソリッドティップ | 高感度、食い込みの良さ |
HVF / HVFナノプラス | 高密度カーボン素材(ナノプラスはさらに高強度化) | 軽量化、パワー向上、高感度化 |
V-ジョイント / V-ジョイントα | スムーズな曲がりを実現する継ぎ構造 | ワンピースのような美しい曲がり、パワーロス軽減 |
ダイワのアジングロッドを語る上で欠かせないのが、先ほども少し触れた独自のテクノロジーです。
ここでは代表的なものをいくつかご紹介しましょう。
まず「AGS(エアガイドシステム)」は、ダイワのロッドテクノロジーの象徴とも言えます。
フレーム素材に軽量なカーボンを採用することで、ガイド単体で大幅な軽量化を実現。
これにより、ロッドの持ち重りが軽減されるだけでなく、ティップのブレ収束が早くなり、感度や飛距離の向上にも繋がっています。
次に「X45」。
これは、ロッドのブランクスの最外層に、カーボン繊維を45度の角度でX状に締め上げる構造です。
キャスト時や魚とのファイト時に発生するネジレを効果的に抑制し、ロッド本来のパワーと操作性を引き出します。
「メガトップ」は、特殊なカーボンソリッドティップ。
一般的なソリッドティップよりも強度が高く、かつ感度に優れているのが特徴で、微細なアタリも捉えやすくなっています。
素材面では「HVFナノプラス」。
カーボン繊維の密度を高め、樹脂の量を減らすことで、軽くてパワフルなブランクスを実現するHVFカーボンを、さらに東レ(株)のナノアロイ®テクノロジーで強化したものです。
これらの技術が組み合わさることで、ダイワのアジングロッドは高いパフォーマンスを発揮するのです。
アングラーズアドバイス
こんだけ色々な技術が入ってると、なんかすごそう!って思うよね(笑)。
実際に使うと、それぞれの技術がちゃんと意味を持ってるのがわかるよ。
特にAGSとX45は、体感しやすい技術だと思う。
AGSは軽さと感度、X45はシャッキリ感とパワー。
メガトップも、ただ柔らかいだけじゃない、感度のあるソリッドって感じで良い。
もちろん、全部入りになると値段もそれなりにするけど、それだけの価値はあると思うな。
自分の予算と相談しながら、どの技術が搭載されてるモデルを選ぶか考えるのも楽しいよ。
代表的なシリーズ紹介
- 月下美人 EX:フラッグシップ。最新技術を結集した最高峰モデル。
- 月下美人 AIR:軽量・高感度を追求したハイパフォーマンスモデル。AGS搭載。
- 月下美人 MX:中核モデル。性能と価格のバランスが良い人気シリーズ。
- アジング X:エントリーモデル。アジング入門に最適な基本性能。
- モバイルパック:携帯性に優れたマルチピースモデル。
ダイワのアジングロッドは、いくつかのシリーズに分かれて展開されています。
ここでは代表的なシリーズとその位置づけを簡単にご紹介します。
まず、ライトソルトゲームの代名詞とも言える「月下美人」シリーズ。
この中でも頂点に立つのが「月下美人 EX」です。
ダイワの持つ最新・最高のテクノロジーが惜しみなく投入され、究極の性能を追求したフラッグシップモデルです。
その下に位置するのが「月下美人 AIR」。
“AIR”の名が示す通り、軽さと感度を徹底的に追求したモデルで、AGSを搭載するなど、ハイエンドに迫る性能を持っています。
そして、最も人気が高いのが「月下美人 MX」でしょう。
上位機種のテクノロジーを受け継ぎつつ、価格を抑えた中核モデル。
性能とコストパフォーマンスのバランスに優れており、多くのユーザーに支持されています。
アジング入門者や、手軽にダイワのロッドを試したい方には「アジング X」がおすすめです。
基本的な性能をしっかり押さえつつ、リーズナブルな価格設定が魅力のエントリーモデルです。
また、持ち運びやすさを重視するなら「モバイルパック」シリーズも選択肢に入ります。
マルチピース(複数本継ぎ)でコンパクトに収納できるため、電車やバイクでの釣行、旅行先での釣りなどに便利です。
このように、自分のレベルや予算、スタイルに合わせて最適なシリーズを選べるのが、ダイワのラインナップの強みです。
アングラーズアドバイス
シリーズがいっぱいあって迷うよね!
ざっくり言うと、予算に糸目をつけないなら「EX」、軽さと感度重視なら「AIR」、コスパ重視なら「MX」、入門なら「アジングX」って感じかな。
個人的には、「MX」が一番バランス取れてておすすめしやすい。
十分軽いし感度も良いし、デザインもカッコいい。
もちろん、「AIR」や「EX」はさらにすごいけど、値段もそれなりにするからね。
まずは「MX」あたりから試してみて、もっとこだわりたくなったらステップアップしていくのが良いんじゃないかな。
基本的な使い方と長持ちさせるコツ
- 手首のスナップで軽くキャスト
- 適切なラインテンションを保ちアタリを待つ
- アタリは小さく素早くフッキング
- ドラグ調整で口切れを防ぐ
- 使用後は真水で洗浄し、塩分を落とす
- しっかり乾燥させてから保管
- 継ぎ目の緩みやガイドの傷を定期的にチェック
お気に入りのダイワのアジングロッドを手に入れたら、大切に使って、できるだけ長く性能を維持したいですよね。
基本的な使い方としては、軽いジグヘッドを飛ばすために、力任せに振るのではなく、ロッドのしなりを利用して手首のスナップを効かせてキャストすることが大切です。
着水後は、ラインを張りすぎず緩めすぎず、常にジグヘッドの存在を感じられる程度のテンションを保ちながら、ゆっくり巻いたり、軽く竿先を動かして誘ったりしてアタリを待ちます。
アジングのアタリは非常に小さいことが多いので、集中力が重要です。
「コンッ」という明確なアタリだけでなく、「モゾッ」とした違和感や、ラインが「フッ」と軽くなるような変化もアタリです。
アタリを感じたら、大きくアワせるのではなく、手首をクイッと返す程度の小さい動作で、素早くフッキングしましょう。
アジは口が切れやすい魚なので、リールのドラグは少し緩めに設定しておくのがセオリーです。
魚の引きに合わせてドラグが滑るようにしておけば、急な突っ込みにも対応でき、バラシを減らせます。
そして、釣りが終わったらメンテナンスを忘れずに。
海水は金属部品を錆びさせたり、ガイドリングに塩が付着してラインの出が悪くなったりする原因になります。
必ず、ガイドやリールシートを中心に、ロッド全体を真水のシャワーで丁寧に洗い流しましょう。
洗い終わったら、柔らかい布で水分を拭き取り、風通しの良い日陰でしっかりと乾燥させます。
これを毎回行うだけで、ロッドの寿命は格段に延びますよ。
アングラーズアドバイス
使い方はまあ、基本だよね。
アジングは特に、繊細な操作が大事だから、ロッドの性能を活かせるように丁寧に扱うのがコツ。
メンテナンスは、本当に大事!
特にAGSガイドみたいな特殊なガイドは、塩ガミさせると性能が落ちちゃうかもしれないから、念入りに洗った方が良いかも。
あと、見落としがちなのがジョイント部分。
釣りの最中に緩んでないか、たまにチェックする癖をつけよう。
固着防止にフェルールワックスを塗っておくのもおすすめ。
ちょっとした手間で、高いロッドも長く使えるから、愛情持ってメンテしてあげてね!
ダイワのアジングロッドおすすめ5選
ダイワのアジングロッドのなかで、特におすすめできるモデルを5選紹介します。
お気に入りのロッドを見つける参考にしてみてください。
ダイワ 月下美人 MX AB(64L-S・N)
- 長さ:6.4ft (約193cm)
- パワー:L(ライト)
- ティップ:ソリッドティップ(メガトップ)
- 特徴:性能と価格のバランスが良い中核モデル、HVFカーボン、メガトップ搭載
ダイワのアジングロッド選びで迷ったら、まず候補に入れたいのがこの「月下美人 MX」シリーズです。
中でも「64L-S・N」は、アジングのスタンダードとも言えるスペックを持つ一本。
6フィート4インチという長さは、漁港から堤防まで幅広く対応でき、操作性と遠投性のバランスに優れています。
パワーはL(ライト)で、1g前後のジグ単を中心に、扱いやすい設定です。
ティップには、ダイワ独自の高感度ソリッド「メガトップ」を採用。
ソリッドならではの食い込みの良さと、チューブラーに迫る感度を両立しており、アジの微かなアタリも捉えやすくなっています。
ブランクスには軽量・高反発な「HVFカーボン」を使用し、基本性能も十分。
上位機種の性能を継承しつつ、価格を抑えたコストパフォーマンスの高さが魅力で、初心者から中級者まで、幅広いアングラーにおすすめできるモデルです。
アングラーズアドバイス
MXは本当にバランスが良いロッドだよ。
「これぞアジングロッド!」って感じの使い心地。
64L-Sは長さも硬さも一番汎用性が高いスペックだから、最初の1本としても間違いない。
メガトップは感度も良いし、オートマチックに掛かってくれる感じもあるから、初心者でもアタリが分かりやすいと思う。
デザインも月下美人らしくてカッコいいし、所有感も満たしてくれるはず。
とりあえずこれ買っとけば、大抵のアジングは楽しめるよ!
ダイワ 月下美人 AIR AGS(A510UL-S・Y)
- 長さ:5.10ft (約178cm)
- パワー:UL(ウルトラライト)
- ティップ:ソリッドティップ(メガトップ)
- 特徴:AGS搭載、超軽量・高感度、近距離戦・フィネス特化
さらなる軽さと感度を求めるなら、「月下美人 AIR AGS」シリーズがおすすめです。
その名の通り、ダイワの軽量カーボンガイド「AGS」を搭載し、驚異的な軽さを実現しています。
この「A510UL-S・Y」は、5フィート10インチのショートレングスにULパワーを組み合わせた、まさにフィネスゲームスペシャル。
1g以下の超軽量ジグヘッドの操作性に特化しており、手元に伝わる情報量が格段に向上しています。
ティップにはもちろん「メガトップ」を採用し、ショートバイトも逃しません。
ブランクス素材には「HVFナノプラス」を使用し、ネジレを防ぐ「X45」構造も採用するなど、上位機種に迫るテクノロジーが投入されています。
漁港内の常夜灯周りや、豆アジ狙いなど、繊細さが求められる状況でその真価を発揮するでしょう。
価格はMXより上がりますが、AGSによる異次元の軽さと感度を体感したいアングラーには、ぜひ試してほしい一本です。
アングラーズアドバイス
AIR AGSは、MXからステップアップしたい人におすすめだね。
特にこの510UL-Sは、ショートロッド好きにはたまらないはず。
AGSのおかげで、本当に軽い!
一日中振ってても全然疲れないし、感度もビンビン。
ULパワーだから、軽いジグヘッドをフワフワ漂わせるような釣りが得意。
豆アジの「モソッ」としたアタリも明確にわかるから、数釣りも楽しくなるよ。
近距離戦のスペシャリストを目指すなら、これ以上ない武器になると思う。
ダイワ アジング X(72L-S)
- 長さ:7.2ft (約218cm)
- パワー:L(ライト)
- ティップ:ソリッドティップ
- 特徴:エントリーモデル、遠投性能重視、キャロ・フロートにも対応
「これからアジングを始めたい」「できるだけコストを抑えたい」という方には、エントリーモデルの「アジング X」シリーズがぴったりです。
この「72L-S」は、シリーズの中でも少し長めの7フィート2インチ設定。
この長さは、ジグ単だけでなく、キャロライナリグやフロートリグ、小型メタルジグなど、少し重めのルアーを遠投する釣りにも対応しやすいのが特徴です。
広い港や堤防で、沖のポイントを狙いたい場合に活躍します。
パワーはL(ライト)で、ティップは食い込みの良いソリッドティップを採用。
上位機種のような派手なテクノロジーは搭載されていませんが、ダイワならではのノウハウが詰まっており、アジングの基本を学ぶには十分な性能を持っています。
ブレーディングXと呼ばれる補強構造により、見た目以上のパワーも備えています。
手頃な価格でダイワのアジングロッドを体験できる、入門者におすすめの一本です。
アングラーズアドバイス
アジングXは、ダイワの入門用って位置づけだけど、普通に良く釣れるロッドだよ。
特にこの72L-Sは、長さがあるから、ジグ単だけじゃなくて、ちょっとしたキャロとかフロートも投げられるのが良いところ。
アジングだけじゃなくて、メバリングとかにも使いやすい長さと硬さだね。
「とりあえず一本、何かライトソルト用のロッドが欲しい!」っていう人には、かなりコスパ良い選択肢だと思う。
これでアジングにハマったら、もっと専門的な月下美人シリーズにステップアップするのもアリだね。
ダイワ 22 モバイルパック(646TUL)
- 長さ:6.4ft (約193cm)
- パワー:UL(ウルトラライト)
- ティップ:チューブラーティップ
- 特徴:6本継ぎ、超コンパクト収納、携帯性抜群、幅広い釣種に対応
「釣り竿をもっと気軽に持ち運びたい!」そんなニーズに応えるのが、この「モバイルパック」シリーズです。
この「646TUL」は、アジングやメバリングといったライトソルトゲームに最適なモデル。
最大の特徴は、なんと6本継ぎというマルチピース構造。
仕舞寸法はわずか40cm程度と、リュックサックやバッグにもすっぽり収まる驚異的なコンパクトさを実現しています。
これにより、電車やバス、バイク、自転車での釣行はもちろん、旅行や出張のお供としても、気軽に釣りを楽しむことができます。
6フィート4インチのULパワーで、ティップは感度重視のチューブラーティップを採用。
マルチピースながら、ダイワの技術により、継ぎ目を感じさせないスムーズな曲がりと十分な性能を備えています。
アジング専用ロッドではありませんが、その携帯性の高さは大きな魅力。
サブロッドとして、あるいはアクティブなアングラーのメインロッドとして、面白い選択肢となるでしょう。
アングラーズアドバイス
モバイルロッドって、昔は「安かろう悪かろう」みたいなイメージもあったけど、最近のは全然違うよ。
このモバイルパックも、普通に使えるどころか、かなり良い感じ。
6本継ぎって聞くと、感度とか大丈夫?って思うかもしれないけど、使ってみると意外としっかりしてる。
チューブラーティップだから感度も悪くないし、ULパワーで軽いルアーも扱いやすい。
何より、このコンパクトさは正義!
車に一本積んでおけば、いつでもどこでも釣りができる。
出張先で良い釣り場見つけちゃった時とか、最高だよ(笑)。
ダイワ 月下美人 EX 麗(510UL-S)
- 長さ:5.10ft (約178cm)
- パワー:UL(ウルトラライト)
- ティップ:ソリッドティップ(EX AGS搭載)
- 特徴:月下美人シリーズ最高峰、最新技術の粋を集めたフラッグシップ、超軽量・超高感度
最後に紹介するのは、ダイワのアジングロッドの頂点、「月下美人 EX」シリーズの「麗 510UL-S」です。
“麗”(うるわし)の名を冠するこのモデルは、まさにダイワのライトソルトテクノロジーの結晶。
AGSはもちろん、通常モデルよりもさらに軽量化・高感度化された「EX AGS」をティップセクションに搭載。
ブランクスには最高級カーボン「SVFコンパイルXナノプラス」を採用し、「X45フルシールド」でネジレ剛性も極限まで高められています。
5フィート10インチのULパワー、ソリッドティップというスペックは、フィネスゲームに特化した設定。
手に持った瞬間にわかる圧倒的な軽さと、水中の情報を克明に伝える感度は、まさに異次元の領域です。
アジの存在、潮流の変化、ボトムの質感…今まで感じ取れなかった世界が、このロッドを通して見えてくるかもしれません。
価格も最高峰ですが、最高の道具でアジングを極めたい、そんなストイックなアングラーにとっては、これ以上ない選択肢となるでしょう。
アングラーズアドバイス
これはもう、芸術品の域だね(笑)。
値段もすごいけど、性能も本当にすごい。
使わせてもらったことあるけど、軽すぎてロッド持ってる感覚がないくらい。
感度もヤバくて、ラインに出ないようなアタリまで感じ取れちゃう。
正直、ここまで必要か?って言われると、普通の釣りならオーバースペックかもしれない。
でも、トーナメントとか、1匹の価値がすごく高い状況とか、あるいは просто 最高の道具で釣りをしたいっていう、ある種のロマンを求める人には、最高の選択肢だと思う。
いつかは手にしてみたい、憧れのロッドだね。
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