アジング用の振り出しロッドおすすめ5選!テレスコロッドのメリットやデメリットを解説!

アジングロッド選びで、「振り出し」っていう選択肢、気になったことありませんか。

「2ピースロッドと比べてどうなの?」「コンパクトになるのは魅力だけど、実際の使い心地は?」なんて疑問を持っている人も多いんじゃないでしょうか。

この記事では、そんなアジング用の振り出しロッドについて、その基本からメリット・デメリット、選び方のポイント、さらには2ピースロッドや他のコンパクトロッドとの違いまで、まるっと解説しちゃいます!

これを読めば、あなたにとって振り出しのアジングロッドが本当に必要なのか、どんな点に注目して選べば良いのかがきっと見えてくるはずですよ。

振り出しのアジングロッドとは

まずは、「振り出しのアジングロッドって、そもそも何なの?」っていう基本のキから押さえていきましょうか。

言葉は聞いたことあるけど、イマイチよく分からない…って人もいるかもしれないね。

振り出し竿(テレスコピックロッド)の基本構造と特徴

  • 竿の内部に、穂先から順に各節(ピース)が収納される構造。
  • 伸ばすと一本の竿になり、縮めると非常にコンパクトになる。
  • 望遠鏡(テレスコープ)のように伸縮することから、テレスコピックロッドとも呼ばれる。
  • ルアーフィッシング用にも、軽量で感度の良いモデルが登場している。

「振り出し竿」っていうのは、簡単に言うと、竿のピースが順番に竿本体の内部に収納されていく構造の竿のことなんだ。

イメージとしては、昔ながらの万能竿とか、磯竿なんかでよく見かけるタイプだね。一番細い穂先の部分から、だんだん太い節の内側に入っていって、仕舞う時には一本の短い棒状になるんだ。

英語では「テレスコピックロッド」なんて呼ばれたりもするんだけど、これは望遠鏡みたいに伸び縮みするから。まさにその通りだよね!

昔は「重くてダルい」なんてイメージもあったかもしれないけど、最近ではルアーフィッシング用にも、カーボン素材を使った軽くてシャープな振り出し竿がたくさん出てきているんだ。もちろん、アジングに使えるような繊細なモデルもね!

アングラーズアドバイス

「振り出し」って聞くと、なんか昔のブヨブヨした竿を想像しちゃう人もいるかもしれんけど、今のやつは全然違うぞ!

特にルアー用の振り出しは、ちゃんとシャッキリしてて、感度もそこそこ良いやつが増えてるんだ。

まあ、それでも2ピースのキレッキレのやつと比べると、ちょっとマイルドな感じはするけどな。

でも、あのコンパクトさは何物にも代えがたい魅力があるぜ!

アジング用途における振り出しロッドの位置づけ

  • 最大の魅力である「携帯性」を活かした使い方がメイン。
  • メインタックルとは別に、サブロッドとして持ち運ぶのに便利。
  • 旅行や出張先、自転車や電車での釣行など、手軽さを優先したいシーンで活躍。
  • 本格的なアジングでは2ピースロッドが主流だが、用途次第では振り出しも有効な選択肢。

じゃあ、アジングっていう釣りにおいて、振り出しロッドがどんな感じで使われているかっていうと、やっぱり一番はその「携帯性の良さ」を活かした場面が多いかな。

本気でアジングをやり込むなら、感度や操作性に優れた2ピースロッドをメインに使っている人がほとんどだと思う。

でも、例えば「旅行先でちょっとだけアジングしたいな」とか、「バイク釣行だから、できるだけ荷物をコンパクトにしたい」とか、そういう時には振り出しロッドの手軽さがすごく魅力的なんだよね。

あとは、メインで使っている2ピースロッドが万が一壊れちゃった時のための「サブロッド」として、カバンに忍ばせておく、なんていう使い方も賢いと思うな。

アジングのメインウェポンとしてガンガン使うというよりは、特定のシチュエーションで「あると便利!」っていう、そんな位置づけで考えている人が多いんじゃないかな。

アングラーズアドバイス

正直なところ、アジングガチ勢からすると、「振り出しでアジング?うーん…」ってなる気持ちも分からんでもない(笑)。

でもな、釣りってTPOが大事じゃん?

毎日フル装備で釣りできるわけじゃないし、もっと気軽に、もっとスマートに釣りをしたい時だってあるだろ?そういう時に、振り出しロッドっていう選択肢を持っておくのは、すごく良いことだと思うぜ。

「いつでもどこでもアジングチャンスを逃さない!」みたいなスタイルには、最高の相棒になるはずだ!

振り出しのアジングロッドのメリット

振り出しロッドのことがちょっと分かってきたところで、次は具体的なメリットを見ていこうか!

2ピースロッドにはない、振り出しならではの魅力っていうのがたくさんあるんだぜ。

抜群の携帯性:コンパクトな仕舞寸法

  • 仕舞寸法(収納時の長さ)が2ピースロッドに比べて圧倒的に短い。
  • リュックサックやビジネスバッグ、バイクのシート下などにも収納可能。
  • 電車やバス、飛行機など、公共交通機関での移動が非常に楽になる。
  • 2ピースロッドでは躊躇するような持ち運び方も実現できる。

これはもう、振り出しロッドの最大のメリットと言っても過言じゃないよね!

一般的な2ピースのアジングロッドだと、仕舞寸法ってだいたい1メートル前後くらいになることが多いけど、振り出しロッドなら、モデルによっては50cm以下、下手したら30cm台なんていう驚異的なコンパクトさになるものもあるんだ。

これだけ小さいと、普段使っているリュックサックのサイドポケットにスッと入ったり、なんなら通勤用のビジネスバッグに忍ばせたりすることもできちゃう。バイクのメットインスペースや、自転車のカゴなんかにも余裕で入るから、移動手段を選ばないんだよね。

電車釣行が多い人や、旅行カバンの片隅に釣竿を入れていきたい人にとっては、この携帯性の良さは本当にありがたいはず。2ピースロッドだと「ちょっと嵩張るなぁ…」って思うような場面でも、振り出しロッドなら全然気にならないことが多いよ。

アングラーズアドバイス

このコンパクトさは、一度味わうとマジでやめられないぜ!

俺も昔、出張先で「あー、釣りしてぇー!」ってなった時に、カバンからサッと振り出しロッド出てきたら神だなって思ったもんだ(笑)。

2ピースだと、どうしても「釣竿持ってます!」って感じが出ちゃうけど、振り出しならスマートに持ち運べるからな。

「え、そんなところに竿入ってたの!?」って驚かれるのも、ちょっと快感だったりするぜ!

準備と片付けがスピーディー

  • 釣り場に着いたら、竿を伸ばしてリールをセットするだけですぐに釣りを開始できる。
  • 2ピースロッドのように、継ぎ目を真っ直ぐに合わせる手間がない。
  • 片付けも、竿を縮めてサッと収納できるため非常に早い。
  • 短時間釣行や、ポイント移動が多い場合に特に便利。

携帯性だけじゃなくて、釣り場での準備と片付けがめちゃくちゃ早いっていうのも、振り出しロッドの大きなメリットなんだ。

2ピースロッドだと、まず2本のピースを取り出して、継ぎ目が真っ直ぐになるように慎重に差し込んで、ガイドの向きを微調整して…っていう作業が必要だよね。慣れてればなんてことないけど、急いでる時とか、暗い場所だとちょっと面倒だったりする。

その点、振り出しロッドなら、基本的には竿をシャキーンと伸ばして、リールを付けて、ラインをガイドに通せば、はい準備完了!って感じ。もちろん、遊動ガイドが使われている場合は、ガイドの向きを真っ直ぐに並べる必要はあるけど、それでも2ピースよりは格段に手軽だよね。

片付けも逆の手順で、竿をスーッと縮めて、リールを外せばおしまい。このスピーディーさは、ちょっとした空き時間にサッと釣りしたい時とか、テンポ良くポイントを移動していくランガンスタイルのアジングなんかには、すごくマッチすると思うよ。

アングラーズアドバイス

「釣りはしたいけど、準備と片付けが面倒なんだよなぁ…」って思ってるズボラなアングラー(俺も含む)には、振り出しはマジで救世主だぜ!

特に朝マズメとか夕マズメの、一瞬の時合を逃したくない!っていう時には、この準備の速さが釣果を左右することだってあるからな。

「スチャッ!(伸ばす音)…パシャッ!(キャスト音)」みたいな、あのスムーズな流れは、一度体験すると病みつきになるぞ!

サブロッドや旅行用としての手軽さ

    • メインで使っている2ピースロッドが破損した際の予備(サブロッド)として最適。
    • 旅行や出張、帰省などの際に、邪魔にならずに気軽に持ち運べる。

「もしかしたら釣りができるかも…」という淡い期待に応えてくれる。

  • 本格的なタックルを持ち込めないような状況でも、釣りのチャンスを逃さない。

 

振り出しロッドのコンパクトさと手軽さは、メインのタックルとは別に、「もう一本」として持っておくのにもすごく便利なんだ。

例えば、気合を入れて遠征した先で、メインで使っている2ピースロッドが不意の事故でポッキリ…なんていう最悪の事態、考えたくないけどあり得るよね。そんな時に、カバンの中に振り出しのサブロッドが一本入っていれば、せっかくの釣行を諦めずに済むかもしれない。

あとは、やっぱり旅行や出張のお供だよね。本格的な釣りの遠征じゃなくても、「あの街に行ったら、ちょっと海が近いな…」とか「実家に帰ったら、近くの漁港でアジ釣れないかな…」なんて思うこと、釣り好きならあるでしょ?そういう時に、スーツケースの片隅や、車のグローブボックスに振り出しロッドを忍ばせておけば、思わぬところで釣りのチャンスに巡り会えるかもしれないんだ。

「念のため持っていく」っていうのが、苦にならないのが振り出しロッドの良いところだね。

アングラーズアドバイス

「備えあれば憂いなし」って言うだろ?サブロッドとしての振り出しは、まさにそれだぜ。

メインロッドがトラブった時の絶望感って半端ないからな…。そんな時に、「フフフ…俺にはコイツがいるのさ…」ってカバンから振り出しロッド取り出せたら、マジでヒーローだぞ(自分の中で)。

旅行先で「うわー、めっちゃ釣れそうな海じゃん!竿持ってくれば良かったー!」って後悔するくらいなら、とりあえず振り出し一本バッグに突っ込んどけ!後悔先に立たず、だぜ!

ちょっとした空き時間での釣行にも最適

  • 通勤カバンや車のダッシュボードに忍ばせておけば、仕事帰りや休憩時間にサッと釣りができる。
  • 準備・片付けが早いため、30分~1時間程度の短時間でも釣りを楽しみやすい。
  • 日常生活の中に、釣りを気軽に組み込むことができるようになる。
  • 「釣りがしたい!」という気持ちに素直に応えられるフットワークの軽さ。

毎日忙しくて、なかなかまとまった釣り時間が取れない…っていう人も多いと思うんだ。

でも、「ほんの30分でも良いから竿を出したい!」っていう気持ち、すごくよく分かるよ。

そんな時に、振り出しのアジングロッドが一本あれば、その願いが叶うかもしれないんだ。

例えば、仕事帰りにちょっとだけ寄り道して、近くの漁港で竿を出すとか、車で移動中に「お、あそこのポイント良さそうだな」って思ったら、休憩がてら少しだけ釣りをしてみるとか。そういう「スキマ時間」を有効活用して、釣りを日常に取り入れやすくなるんだよね。

2ピースロッドだと、準備と片付けのことを考えると「まあ、今日はいいか…」ってなりがちな短時間釣行も、振り出しロッドなら「よっしゃ、ちょっとだけやってくか!」って感じで、もっと気軽に楽しめるようになるはずだよ。

このフットワークの軽さが、アングラーの行動範囲と思考を広げてくれるのは間違いないね。

アングラーズアドバイス

「釣りキチ三平」みたいに、どこでも竿出せたら最高だよな!振り出しロッドは、それに一番近い存在かもしれん。

俺の知り合いにも、マジで通勤カバンに振り出しのアジングロッドと小さいタックルボックス入れてるやついるぜ(笑)。昼休みとかに、会社の近くの運河でちょこっと竿出してるらしい。

そこまでじゃなくても、「今日の夕マズメ、30分だけ勝負!」みたいな時に、この手軽さは本当に武器になる。釣りのチャンスは、意外と身近なところに転がってるもんだぜ!

振り出しのアジングロッドのデメリット

さて、ここまで振り出しロッドの良いところばっかり見てきたけど、もちろん万能なわけじゃない。

やっぱり2ピースロッドと比べると、ちょっと「うーん…」ってなる部分も、正直あるんだ。

デメリットもしっかり理解した上で、自分に合うかどうか判断するのが大事だよ。

一般的な2ピースロッドとの性能比較

性能項目 振り出しアジングロッド 2ピースアジングロッド
感度 △(やや劣る傾向) ◎(非常に良い)
強度 △(継ぎ目に注意が必要) 〇(比較的強い)
重量 △(やや重くなる傾向) ◎(軽量なモデルが多い)
アクションの滑らかさ (ベンディングカーブ) △(不均一になりやすい) ◎(スムーズ)
携帯性 ◎(非常に良い) △(仕舞寸法が長い)
準備・片付けの手軽さ ◎(非常に早い) 〇(一般的)
価格帯(同等性能の場合) 〇~△(やや割高になることも) 〇(幅広い選択肢)

やっぱり一番気になるのは、2ピースロッドと比べて実際の釣りの性能はどうなの?ってところだよね。

構造上、振り出しロッドは多くの「継ぎ目」があるわけだから、どうしてもワンピースロッドや2ピースロッドに比べると、いくつかの点で不利になる可能性があるんだ。

例えば「感度」。継ぎ目が多いと、魚の小さなアタリや、海底の状況を伝える振動が、そこで少し減衰しちゃうことがある。だから、2ピースのパリッとした高感度ロッドと比べると、ちょっと感度が鈍いかな?と感じる人もいるかもしれない。

「強度」についても、やっぱり継ぎ目は構造的に弱い部分になりやすいから、無理な負荷をかけると破損のリスクは2ピースより高くなる傾向があるね。あと、同じ長さやパワーの竿で比べると、振り出しの方が少し「重く」なったり、竿全体の「曲がり(ベンディングカーブ)」がスムーズじゃなかったりすることもあるんだ。

もちろん、最近の振り出しロッドは技術も進歩していて、これらのデメリットをかなり克服してきているモデルも多いけど、やっぱり物理的な限界っていうのはある程度存在する、っていうのは覚えておいた方が良いね。

アングラーズアドバイス

まあ、正直に言うと、ガチで感度とか軽さとか、そういう性能を突き詰めていくなら、やっぱり2ピースに軍配が上がるのは否めないな。

でもな、「じゃあ振り出しは全然ダメなのか?」っていうと、そんなことは全くないんだぜ!

アジングで普通に釣りをする分には、十分な性能を持った振り出しロッドもたくさんあるし、何よりあの携帯性は、性能差を補って余りあるメリットだと俺は思うね。

「何を一番重視するか」で、選ぶべき竿は変わってくるってことだ!

ガイドのズレや回転のリスク

  • 振り出し竿の構造上、特に遊動ガイドは使用中にズレたり回転したりしやすい。
  • キャストを繰り返したり、魚とファイトしたりする際に発生しやすい。
  • ガイドがズレると、ライントラブルの原因になったり、飛距離が落ちたりする。
  • 釣りの合間に、こまめにガイドの向きを確認し、修正する必要がある。

これは、振り出し竿を使っていると、避けては通れない「あるある」かもしれないね。

振り出し竿のガイドって、竿の節を伸縮させるために、一部が「遊動式」っていって、竿の上をスルスル動くように作られていることが多いんだ(もちろん、全部固定式のものもあるけどね)。

この遊動ガイドが、キャストを繰り返したり、魚とやり取りしたりしているうちに、衝撃や振動でちょっとずつズレちゃったり、クルッと回転しちゃったりすることがあるんだよね。

ガイドの向きがバラバラになっちゃうと、ラインがスムーズに出なくて飛距離が落ちたり、最悪の場合、ラインがガイドに絡んでしまってトラブルの原因になったりもする。

だから、振り出し竿を使う時は、釣りの合間合間に、ちゃんとガイドがリールシートに対して真っ直ぐ向いているか、こまめにチェックして、ズレていたら指でキュッと直してあげる必要があるんだ。これを怠ると、地味にストレスが溜まるからね。

アングラーズアドバイス

これ、マジで「振り出しの宿命」みたいなもんだよな(笑)。

キャストする前、ルアーチェンジする時、魚釣った後…ことあるごとにガイドチェック!これが振り出し使いの嗜みだぜ。

慣れれば無意識にできるようになるけど、最初はちょっと面倒に感じるかもしれんな。

でも、これをサボると後で泣きを見ることになるから、しっかり習慣づけようぜ!最近はズレにくいように工夫されてるガイドもあるけど、それでも油断は禁物だ!

ベンディングカーブの不均一さの可能性

  • 多くのピースで構成されているため、継ぎ目の部分で曲がりに若干の段差や硬さを感じることがある。
  • 2ピースロッドやワンピースロッドのような、スムーズで美しい弧を描くような曲がり方は期待しにくい場合も。
  • 魚とのファイト時や、ルアーをキャストする際のフィーリングに影響することも。
  • ただし、実釣性能に大きく影響しないレベルのモデルも多い。

ロッドの「ベンディングカーブ」っていうのは、竿が曲がった時の弧の描き方のことなんだけど、これも2ピースロッドと振り出しロッドでちょっと違いが出やすい部分なんだ。

2ピースロッドは、継ぎ目が1箇所だけだから、比較的スムーズでキレイなカーブを描きやすいんだけど、振り出しロッドは節の数が多い分、どうしてもその継ぎ目のところで、曲がりが少しだけカクカクしたり、硬さを感じたりすることがあるんだよね。

これがどう影響するかっていうと、例えば魚とファイトしている時に、竿全体のしなりを活かして魚の引きをいなす、みたいな感覚がちょっと変わってきたり、ルアーをキャストする時のフィーリングが、2ピースとは少し違うなって感じたりすることがあるかもしれない。

もちろん、最近の振り出しロッドは、このへんもかなり改善されていて、実釣でそこまで大きな問題になることは少ないと思うけど、「竿の曲がりにはこだわりがあるんだ!」っていう人にとっては、ちょっと気になるポイントかもしれないね。

アングラーズアドバイス

「曲がりがキレイじゃないと嫌だ!」っていう、いわゆる“曲がりフェチ”のアングラーには、振り出しはちょっと物足りないかもしれんな(笑)。

ワンピースロッドの、あの吸い込まれるようなスムーズな曲がりを知っちゃってると、どうしてもね…。

でも、魚を釣るっていう目的においては、そこまで神経質にならなくても大丈夫なレベルのものがほとんどだよ。

むしろ、そのちょっと武骨な感じが「道具っぽくて良い」なんて思う人もいるかもしれないぜ?

製品ラインナップの少なさや選択肢の限定

  • アジング専用の振り出しロッドは、2ピースロッドに比べて市場に出回っている種類がまだ少ない。
  • 特定のメーカーやシリーズに人気が集中しやすく、選択肢が限られる傾向がある。
  • 長さや硬さ、ティップの種類など、自分の理想にピッタリ合う一本を見つけるのが難しい場合も。
  • 徐々に新しいモデルも登場してきているが、2ピースほどのバリエーションは期待しにくい。

アジングロッド全体で見ると、やっぱり2ピースロッドが主流だから、振り出しタイプのアジング専用ロッドっていうのは、まだまだ製品のラインナップが少ないのが現状なんだよね。

釣具屋さんに行っても、2ピースのアジングロッドはズラッと並んでいるのに、振り出しタイプは数えるほどしか置いてなかったり、そもそも取り扱いがなかったりすることも珍しくない。

そうすると、どうしても選べる竿の種類が限られちゃうから、「このメーカーの、このくらいの長さで、このくらいの硬さの振り出しが欲しいんだけどなぁ…」って思っても、なかなか自分の理想にピッタリ合う一本が見つからない、なんていうこともあるかもしれない。

もちろん、最近は振り出しロッドの需要も高まってきていて、色々なメーカーから新しいモデルも少しずつ出てきてはいるんだけど、それでも2ピースロッドのような豊富なバリエーションの中から選びたい放題!っていう状況には、まだちょっとなっていないかな、っていうのが正直なところだね。

アングラーズアドバイス

こればっかりは、ちょっとしょうがない部分もあるよな…。やっぱり需要と供給のバランスだからさ。

でも、逆に言えば、限られた選択肢の中から「これだ!」っていう一本を見つけ出すのも、それはそれで楽しい作業かもしれないぜ?

ネットとかで情報収集したり、釣具屋の店員さんに相談したりして、自分にとっての「お宝」を探し出すんだ!

人気モデルはすぐに売り切れちゃうこともあるから、気になるやつを見つけたら早めにゲットするのが吉かもな!

振り出しのアジングロッドを選ぶ際のポイント

デメリットも分かった上で、「それでもやっぱり振り出しのアジングロッドが欲しい!」って思ったなら、次は実際にどんな点に注目して選べば良いのか、具体的な選び方のポイントを見ていこう!

これを押さえておけば、自分にピッタリの一本が見つかるはずだぜ。

仕舞寸法と継ぎ数:携帯性を重視する度合い

  • 自分がどれくらいコンパクトに持ち運びたいかを明確にする(例:リュックのサイズ、収納場所)。
  • 仕舞寸法が短いほど継ぎ数は多くなる傾向があり、ロッドの調子や強度に影響を与える可能性も考慮する。
  • 一般的な振り出しアジングロッドの仕舞寸法は40cm~60cm程度のものが多い。
  • 携帯性とロッド性能のバランスを考えて選ぶことが重要。

振り出しロッドを選ぶ上で、やっぱり一番気になるのは「仕舞寸法」だよね。

どれくらいコンパクトになるかは、その竿の継ぎ数によっても変わってくるんだけど、一般的に、仕舞寸法を短くしようとすると、継ぎ数は多くなる傾向があるんだ。

アジング用の振り出しロッドだと、だいたい仕舞寸法が40cmくらいから、長くても60cmくらいまでのモデルが多いかな。この範囲でも、実際にカバンに入れてみると結構大きさが違うから、自分がどんなカバンに入れて、どんな風に持ち運びたいのかを具体的にイメージして、それに合った仕舞寸法のものを選ぶのが大事だよ。

ただし、あんまり継ぎ数が多すぎると、今度は竿全体の調子がちょっとダルくなったり、強度が落ちたりする可能性もゼロじゃないから、携帯性とロッド性能のバランスをどこで取るかっていうのが、一つ目の悩みどころかもしれないね。

アングラーズアドバイス

「大は小を兼ねる」って言うけど、仕舞寸法に関しては「小は大を兼ねる」とは限らんからな!

短けりゃ短いほど良いってもんでもなくて、自分の使い方に合った「ちょうどいい短さ」を見つけるのが大事だぜ。

例えば、「このリュックのサイドポケットにスッポリ入れたい!」っていう明確な目標があるなら、そのポケットの長さを測って、それ以下の仕舞寸法のやつを探す、みたいな選び方が具体的で良いと思うぞ!

ロッド全長:釣り場やスタイルに合わせた選択

  • アジングで一般的に使われる長さ(6フィート~7フィート台後半)を基本に考える。
  • 漁港や堤防での足元の釣りが多いなら短め(6フィート台)、ある程度の飛距離も欲しいなら長め(7フィート台)など。
  • 振り出しロッド特有の「長さの選び方」があるわけではなく、2ピースロッドと同様の考え方でOK。
  • 仕舞寸法だけでなく、伸ばした時の全長と自分の釣りスタイルのマッチングも重要。

仕舞寸法が決まったら、次は実際に使う時の「ロッド全長」だね。

これは、振り出しロッドだから特別に考え方を変える必要はなくて、基本的には2ピースのアジングロッドを選ぶ時と同じように、自分がよく行く釣り場や、やりたい釣りのスタイルに合わせて選べばOKだよ。

アジングでよく使われるのは、だいたい6フィート(約1.8m)くらいから、長くても7フィート台後半(約2.3mくらい)までの長さかな。

漁港の常夜灯周りで、足元をネチネチ探るような釣りが多いなら、取り回しの良い6フィート台の短めの竿が良いだろうし、堤防からある程度キャストして、少し沖のブレイクラインを狙いたい、なんていう場合には、7フィート以上の少し長めの竿の方が有利になることが多いね。

振り出しロッドはコンパクトになるから忘れがちだけど、伸ばした時の長さが自分の釣りに合ってないと、いくら持ち運びが便利でも使いにくいだけだから、そのへんのバランスもしっかり考えよう。

アングラーズアドバイス

振り出しロッドって、なんかこう、「何でもできる万能竿」みたいなイメージがあるかもしれんけど、アジング用として選ぶなら、やっぱりアジングに適した長さっていうのがあるからな!

あんまり長すぎても、アジングの繊細な操作がしにくくなっちゃうし、短すぎてもポイントが限られちゃうし…。

自分のホームグラウンドとか、よくやるアジングのスタイルを思い浮かべながら、「この長さが一番使いやすいかな」っていうのを選ぶのがベストだぜ!

硬さと適合ルアーウェイト:使用するリグに合わせる

  • アジングで主流のUL(ウルトラライト)~L(ライト)クラスが基本。
  • 使用するジグヘッドの重さや、キャロライナリグ、フロートリグなどの種類に合わせて選ぶ。
  • ロッドに記載されている「適合ルアーウェイト」の範囲内で、自分がよく使うリグの重さがカバーできているかを確認。
  • 2ピースロッドと比べて、振り出しロッドの方が若干パワー表記がマイルドな場合もあるので注意。

ロッドの硬さと、それに伴う適合ルアーウェイトも、もちろん大事なチェックポイントだね。

アジングでは、1g前後の軽いジグ単を使うことが多いから、ロッドの硬さも、それに合わせたUL(ウルトラライト)クラスや、もう少しだけパワーのあるL(ライト)クラスが主流になるよ。

自分が普段どんな重さのジグヘッドをメインで使っているか、あるいは、キャロライナリグやフロートリグみたいな、少し重めの仕掛けも使いたいかどうか、そういったことを考慮して、ロッドに書かれている「適合ルアーウェイト」の範囲内に、自分の使いたいリグの重さが入っているかを確認しよう。

ひとつ注意しておきたいのは、同じ「UL」とか「L」っていう表記でも、2ピースロッドと振り出しロッドでは、実際に使ってみた感じの硬さがちょっと違うことがあるんだ。振り出しロッドの方が、構造上、少しだけ柔らかめというか、マイルドなフィーリングに感じることがあるかもしれないから、もし釣具屋さんで触れる機会があったら、そのへんも意識してみると良いかもね。

アングラーズアドバイス

アジングって言っても、豆アジ狙いの超ライトな釣りから、ギガアジ狙いのちょっとパワーが必要な釣りまで、色々あるからな。

自分がどんなアジングをしたいのか、どんなリグをメインで使いたいのか、そこをはっきりさせてから竿の硬さを選ばないと、「なんか思ったより硬すぎた…」とか「柔らかすぎて軽いジグ単しか投げられん…」みたいになっちゃうぞ。

迷ったら、とりあえずLクラスあたりを選んでおけば、ジグ単からちょいキャロくらいまで、そこそこ幅広く対応できるからおすすめだぜ!

素材と調子:感度や操作性の好み

  • ブランクの素材はカーボンが主流。カーボン含有率が高いほど軽量高感度な傾向。
  • 調子は、アジングではティップが入りやすい先調子が好まれる。
  • 振り出しロッドでも、アジング専用モデルは感度や操作性を重視した設計になっている。
  • 2ピースロッドほどの選択肢はないかもしれないが、自分の好みに合うか確認。

ロッドの素材と調子も、アジングの釣果を左右する重要な要素だよね。

素材については、最近のアジングロッドは、振り出しタイプでもほとんどが「カーボン」をメインに使っているよ。カーボン含有率が高いほど、軽くて感度が良く、シャープな振り心地になる傾向があるね。

調子っていうのは、竿がどのへんから曲がるかっていうことで、アジングでは一般的に、ティップだけがクイッと入るような先調子が好まれることが多いんだ。これは、アジの小さいアタリを感じ取りやすくて、フッキングもしやすいからだね。

振り出しのアジングロッドでも、ちゃんとしたメーカーの専用モデルなら、このへんの感度や操作性はしっかりと考えられて作られているはずだよ。ただ、2ピースロッドみたいに、「高弾性カーボンで超パッツン系の先調子!」みたいな、極端に尖った性能のものは、振り出しではなかなか見つからないかもしれない。ある程度、扱いやすさも考慮されたマイルドな調子のものが多い印象だね。

アングラーズアドバイス

素材とか調子とか言い出すと、もうマニアの世界に足突っ込むことになるからな(笑)。

でも、やっぱりアジングは感度が命だから、できるだけ軽くて、シャキッとしてて、ティップが繊細なやつを選びたいところだ。

振り出しだと、どうしても構造的にダルさが出やすいから、そこをどれだけメーカーの技術でカバーできてるかっていうのがポイントになるな。

実際に振ってみて、「お、これならアタリ分かりそうだな」って感じるフィーリングを大事にしてくれよな!

ガイドの種類とセッティング:糸絡みや耐久性

  • アジングロッドなので、軽量な小口径ガイドが搭載されていることが多い。
  • ガイドリングの素材(SiC、アルコナイトなど)やフレームの素材(ステンレス、チタンなど)もチェック。
  • 振り出し竿特有の「遊動ガイド」と、一部「固定ガイド」が組み合わされている場合がある。
  • ガイドの数や配置も、糸絡みのしにくさやロッドの曲がりに影響する。

ロッドについている「ガイド」も、見過ごせない重要なパーツだよ。

アジングロッドは、軽いリグを扱って、繊細なアタリを取る釣りだから、ガイドも基本的には小さくて軽い「小口径ガイド」が使われていることが多いね。これは振り出しタイプでも同じ傾向だよ。

ガイドのリング部分の素材も色々あって、「SiC(エスアイシー)」リングっていうのが一番有名で、軽くて硬くて、ラインとの摩擦も少ないから高性能なんだ。最近では、それに準ずるような「アルコナイト」リングとか、もっと高性能な「トルザイト」リングなんていうのもあるね。フレームの素材も、サビに強いステンレス製とか、もっと軽くて丈夫なチタン製とかがあるよ。

振り出し竿の場合は、さっきも言ったけど、ガイドが竿の上を動く「遊動ガイド」が使われていることが多いんだけど、ティップ部分だけはズレないように「固定ガイド」になっている、みたいな組み合わせのモデルもあるんだ。このへんの作りも、メーカーによって色々工夫がされているから、よく見てみると面白いよ。

アングラーズアドバイス

ガイドは地味だけど、マジで大事なパーツだからな!特にPEラインみたいな細い糸を使うアジングでは、ガイドの質が釣りの快適さを大きく左右するぜ。

安物のガイドだと、すぐにサビちゃったり、ラインが傷ついちゃったりすることもあるから、できるだけちゃんとしたメーカーの、信頼できるガイドが付いてるやつを選びたいよな。

振り出しはガイドがズレやすいっていう弱点があるからこそ、一個一個のガイドの作りがしっかりしてるかどうかも、よくチェックしておきたいポイントだ!

遊動ガイドと固定ガイドの特徴

  • 遊動ガイド:竿の節の伸縮に合わせてスライドするため、収納時にコンパクトになる。反面、使用中にズレたり回転したりしやすい。
  • 固定ガイド:竿に直接固定されているため、ズレる心配がない。反面、収納時にガイドが出っ張り、仕舞寸法が若干長くなったり、取り扱いに注意が必要な場合も。
  • 多くの振り出しルアーロッドは、両者を組み合わせてバランスを取っている。
  • 最近は遊動ガイドでも、ズレにくいようにロック機構が付いているものもある。

振り出し竿のガイドには、大きく分けて「遊動ガイド」と「固定ガイド」があるって言ったけど、それぞれにメリットとデメリットがあるんだ。

「遊動ガイド」は、竿の節を縮めた時に、ガイドも一緒にスルスル~っと動いてくれるから、竿全体をすごくコンパクトに収納できるっていうのが最大のメリットだね。でも、その反面、釣りをしている最中に、キャストの衝撃とかでガイドの位置がズレちゃったり、クルッと回っちゃったりしやすいっていう弱点があるんだ。

一方、「固定ガイド」は、2ピースロッドみたいに竿にしっかりと固定されているから、使っている途中でズレる心配はほとんどないんだ。でも、竿を縮めた時に、そのガイドの部分だけが出っ張っちゃうから、遊動ガイドだけの竿に比べると、仕舞寸法が少しだけ長くなったり、収納する時にガイドを引っ掛けないように気をつけたりする必要があるかもしれないね。

最近の振り出しアジングロッドは、例えばティップセクションの小さいガイドは固定にして、それ以外の太い節のガイドは遊動にする、みたいに両方の良いところ取りをしているモデルが多いかな。中には、遊動ガイドだけど、ある程度ズレにくいようにロックする機構が付いているものもあるから、そういう工夫もチェックしてみると面白いよ。

アングラーズアドバイス

昔の振り出し竿って、ほんと遊動ガイドがクルクル回りまくって、釣りどころじゃなかったりしたけどな(笑)。

それに比べたら、今のやつはだいぶマシになったよ。それでもやっぱり、2ピースのビシッと固定されたガイドの安心感には敵わんけどな。

まあ、このへんはコンパクトさを取るか、トラブルレスを取るか、どっちを優先するかっていうトレードオフの関係でもあるから、自分の使い方に合わせて選ぶしかないな!

グリップの形状とリールシートのフィット感

  • アジングで一般的な、軽量で操作性の良いセパレートグリップやEVA素材のものが主流。
  • リールを装着した際のパーミングのしやすさや、全体のバランスも重要。
  • 振り出しロッドでも、2ピースロッドと遜色ないデザインや使用感のモデルも増えている。
  • 実際に釣具店で握ってみて、自分の手にしっくりくるか確認するのが一番。

最後にチェックしたいのが、ロッドの「グリップ」部分と、リールを取り付ける「リールシート」だね。

ここは直接手に触れて、リールと一緒に操作する部分だから、握りやすさとか、リールを付けた時の全体のバランスっていうのがすごく大事になってくるんだ。

アジングロッドは、感度と操作性を重視して、グリップもできるだけ軽くてコンパクトなものが好まれる傾向があるね。例えば、グリップが前後に分かれている「セパレートグリップ」とか、素材も軽くて滑りにくい「EVA」っていうのがよく使われているよ。これは振り出しタイプのアジングロッドでも同じ傾向だね。

リールシートも、リールをガッチリ固定できて、なおかつ握った時に自分の手にしっくり馴染むものが良いよね。最近の振り出しロッドは、このへんのグリップ周りのデザインもすごく洗練されてきていて、パッと見ただけじゃ2ピースロッドと見分けがつかないくらい、カッコよくて使いやすいモデルも増えてきているんだ。

こればっかりは、カタログスペックだけじゃ分からない部分だから、もし釣具屋さんで実際に触れる機会があったら、ぜひ自分のリールを付けてみて、握り心地やバランスを確かめてみるのが一番だよ。

アングラーズアドバイス

グリップって、地味にモチベーションに関わってくる部分でもあるからな!

見た目がカッコいい!とか、握った瞬間に「これだ!」ってビビッと来るやつって、やっぱり使ってて楽しいもんだぜ。

振り出しだからって、グリップ周りが適当な作りのやつばっかりじゃないから安心してくれ。

むしろ、コンパクトになる分、グリップエンドが短かったりして、それが逆に操作しやすかったりすることもあるから、固定観念にとらわれずに、色々試してみると面白い発見があるかもしれんぞ!

振り出しのアジングロッドを使用する際の注意点

よし、お気に入りの振り出しアジングロッドが見つかったら、いよいよ実釣だ!

でもその前に、振り出しロッドならではの、ちょっとした使い方のコツとか、気をつけておきたいポイントがあるんだ。

これを守らないと、せっかくの竿を壊しちゃったり、トラブルに見舞われたりすることもあるから、しっかり頭に入れておこうぜ!

節の伸ばし方と縮め方の正しい手順

  • 伸ばす時:穂先から順番に、軽くひねりながら引き出し、しっかりと固定する。
  • 縮める時:元竿の尻栓をゆるめ、太い節から順番に、まっすぐ押し込むように収納する。
  • 無理な力を加えたり、斜めにこじったりしない。特に穂先は繊細なので丁寧に扱う。
  • ガイドにラインが絡んだまま伸縮させない。

振り出し竿の扱い方で、一番基本にして一番大事なのが、この「節の伸ばし方と縮め方」だね。

これを間違ったやり方でやっちゃうと、節が固着して抜けなくなったり、最悪の場合、竿が折れたりすることもあるから、絶対に正しい手順を覚えておこう。

まず「伸ばす時」は、必ず穂先から順番に引き出していくんだ。それぞれの節を、軽くキュッとひねるような感じで引き出して、カチッと固定されるのを確認しながら、元竿まで順番に伸ばしていく。この時、力を入れすぎないのがコツだよ。

逆に縮める時は、まず元竿の一番下についているエンドキャップを少し緩めてから、今度は元竿の太い節から順番に、まっすぐ押し込むようにして収納していくんだ。この時も、斜めにこじったり、無理やり押し込んだりしないように気をつけてね。特に、ラインがガイドに絡んだまま縮めようとすると、穂先をポキッといっちゃうことがあるから、絶対にやめよう。

アングラーズアドバイス

これ、マジで口を酸っぱくして言いたいんだけど、本当に丁寧に扱ってくれよな!

特に、釣りが終わって疲れてる時とか、急いでる時とかに、雑にガシャガシャやっちゃうと、後で泣きを見ることになるぜ…。

「優しく、まっすぐ、順番に」これが振り出し竿の伸縮の合言葉だ!

もし固くて動かない時は、無理しないで、一旦深呼吸してからもう一度ゆっくり試してみるんだ。それでもダメなら、釣具屋さんに相談だな!

ガイドの向きの確認と都度の調整

  • 竿を伸ばしたら、必ず全てのガイドがリールシートに対して一直線に並んでいるか確認する。
  • キャストを繰り返したり、魚とファイトしたりすると、遊動ガイドがズレやすい。
  • 釣りの合間にも、定期的にガイドの向きをチェックし、ズレていたら指で軽く修正する。
  • ガイドがズレたまま釣りを続けると、ライントラブルや飛距離低下の原因になる。

さっきもちょっと触れたけど、振り出し竿、特に遊動ガイドが使われているモデルでは、この「ガイドの向きの調整」が欠かせない作業になるんだ。

竿をシャキーンと伸ばして、リールをセットしたら、まずは全てのガイドが、リールが付いている面に対してちゃんと真っ直ぐ前を向いているか、上から覗き込んだりして確認しよう。

そして、これが大事なんだけど、釣りをしている間も、油断しちゃダメなんだ。キャストを繰り返したり、魚とやり取りしたりしていると、どうしても振動や衝撃で、遊動ガイドが少しずつズレてきちゃうことがあるんだよね。

だから、例えばルアーチェンジをするタイミングとか、ちょっとポイントを移動する時とか、そういう区切り区切りで、常にガイドの向きをチェックするクセをつけるのが大事だよ。もしズレていたら、指で軽くつまんで、キュッと正しい位置に戻してあげよう。

これを怠ると、ラインがスムーズに出なくて飛距離がガクッと落ちたり、変なところでラインが擦れて傷ついたり、最悪の場合はガイドに絡んで高切れ…なんていう悲しいトラブルにも繋がりかねないからね。

アングラーズアドバイス

「なんか今日、やけに飛ばねーなー」とか「ラインの出が悪いなー」って思ったら、まず疑うべきはガイドのズレだぜ!

これ、ほんと振り出し竿あるあるだからな(笑)。

でも、逆に言えば、こまめにチェックしてれば、そんなに大きな問題にはならないんだ。むしろ、「俺はちゃんと道具を使いこなしてるぜ!」っていう、ちょっとした玄人感を味わえるかもしれないぞ?

愛竿のコンディションを常に気遣ってやるのが、できるアングラーってもんだ!

継ぎ目の固着トラブルとその予防策

  • 節同士が固く締まりすぎて、縮められなくなる「固着」が発生することがある。
  • 原因は、汚れや塩分、水分の侵入、締めすぎなど。
  • 予防策として、使用後は真水で洗浄し、十分に乾燥させる。継ぎ目にフェルールワックスを薄く塗るのも効果的。
  • 固着してしまった場合は、無理に力を加えず、ゴムシートを使ったり、二人で協力したりして慎重に回す。

振り出し竿を使っていると、たまに「節が固まっちゃって、全然縮められない!」っていう、恐ろしいトラブルに見舞われることがあるんだ。これを「固着(こちゃく)」って言うんだけど、一度なっちゃうと本当に厄介なんだよね。

固着の原因は色々あって、例えば、節の間に細かい砂やゴミが挟まっちゃったり、海水で濡れたまま放置して塩分が結晶化しちゃったり、あるいは単純に竿を伸ばす時に力を入れすぎて、ガッチリ締まりすぎちゃったり…っていうのが考えられるかな。

こうならないためには、まず釣りが終わったら、ちゃんと真水で竿を洗って、汚れや塩分を落として、しっかり乾燥させることが大事だよ。あと、竿を伸ばす時に、あまりギュウギュウに締め付けないように気をつけること。釣具屋さんで売ってる「フェルールワックス」っていう、継ぎ目の滑りを良くするワックスを薄ーく塗っておくのも、かなり効果的な予防策になるね。

もし万が一固着しちゃったら、絶対に力任せにガチャガチャやっちゃダメだよ!余計に悪化したり、最悪竿を折っちゃったりするからね。ゴムの手袋とか、自転車のチューブみたいな滑りにくいものを巻いて、ゆっくりと回すように力を加えてみたり、二人で協力して反対方向にひねってみたり、慎重に対処しよう。それでもダメなら、無理せず釣具屋さんに相談するのが一番だ。

アングラーズアドバイス

固着、マジで絶望するよな…。俺も昔、お気に入りの振り出し磯竿でやらかして、半泣きで釣具屋に駆け込んだことあるぜ(笑)。

そうならないためにも、普段からのメンテが本当に大事なんだって!

フェルールワックスは、そんなに高いもんじゃないし、一回塗っとけばかなり長持ちするから、振り出し竿使うなら絶対持っておいた方が良いアイテムだぞ。

「転ばぬ先の杖」ならぬ、「固着せぬ先のワックス」だ!

無理な負荷をかけない取り扱い

  • アジングロッド自体が繊細なため、振り出し・2ピース問わず丁寧な扱いが基本。
  • 特に振り出しロッドは継ぎ目が多いため、一点に集中するような無理な負荷には弱い傾向がある。
  • 魚の抜き上げは極力避け、タモ網を使用する。
  • 根掛かりした際は、ロッドを激しく煽って外そうとせず、ラインを手で持って対処する。
  • 穂先は特にデリケートなので、ぶつけたり、ラインを絡ませたまま引っ張ったりしない。

これは振り出しロッドに限った話じゃないけど、アジングロッドっていうのは基本的に、軽いルアーを扱って小さい魚のアタリを取るための、すごく繊細な釣竿なんだ。

だから、どんなタイプの竿であっても、無理な負荷をかけないように、丁寧に扱ってあげることが長持ちさせる秘訣だよ。

特に振り出しロッドは、2ピースロッドに比べて継ぎ目が多い分、構造的にどうしても一点に負荷が集中しやすい部分があるかもしれない。だから、例えば釣れた魚を抜き上げる時なんかは、できるだけタモ網を使うようにして、竿に負担をかけないようにしてあげよう。小さいアジなら大丈夫なこともあるけど、思わぬ大物が掛かったり、足場が高かったりする時は要注意だね。

あとは、根掛かりしちゃった時も、絶対に竿をビュンビュン煽って外そうとしちゃダメだよ!ティップが折れたり、継ぎ目が抜けなくなったりする原因になるからね。こういう時は、リールのドラグを締めて、ラインを竿と一直線になるようにして、ゆっくりと後ろに下がって切るか、ラインを直接手で持って(グローブやタオルを使うと安全だよ)、引っ張って外すようにしよう。

アングラーズアドバイス

振り出しロッドって、なんかこう、コンパクトで手軽なイメージがあるから、ついつい扱いが雑になっちゃったりすること、あるかもしれんけどな(笑)。

でも、中身はやっぱり繊細なアジングロッドなんだってことを忘れちゃいかんぜ!

特に穂先!アジングロッドの穂先は、マジで髪の毛みたいに細いやつもあるから、ちょっとぶつけたり、ラインが絡んだまま無理に引っ張ったりしたら、一瞬で「ポキッ…」だからな!

優しく、丁寧に、愛情込めて扱ってやってくれよな!

振り出しのアジングロッドのメンテナンス方法

お気に入りの振り出しアジングロッドと長く付き合っていくためには、釣行後のメンテナンスがめちゃくちゃ大事なんだ。

ちょっとした手間をかけるだけで、竿の寿命も全然違ってくるし、次の釣りも気持ちよく始められるからね!

振り出しならではの注意点もあるから、しっかりチェックしていこう。

使用後の洗浄

  • 釣行後は、できるだけ早く真水でロッド全体を洗い流し、塩分や汚れを落とす。
  • 特にガイド周り、リールシート、そして振り出し竿の場合は節の重なり部分を念入りに。
  • 柔らかいブラシを使って、ガイドの隙間や節の間の汚れを優しく掻き出すのも効果的。
  • 洗剤を使う場合は、必ず中性洗剤を薄めて使用し、しっかりと洗い流す。

海で釣りをした後は、目に見えなくてもロッドには塩分や砂、魚のヌメリなんかがベッタリ付いているものなんだ。

これをそのまま放置しておくと、ガイドやリールシートの金属部分がサビちゃったり、ブランクが劣化したり、最悪の場合は継ぎ目が固着しちゃったりする原因になるから、釣りが終わったら、できるだけ早く真水で洗い流してあげよう。シャワーでジャーっとかける感じでOKだよ。この時、できれば冷たすぎる水よりは、少しぬるま湯くらいの方が汚れも落ちやすいかな。

特に念入りに洗いたいのが、ガイドの根元とか、リールシートの隙間とか、そういう細かい部分。そして、振り出し竿の場合は、節と節が重なり合っている「継ぎ目」の部分も、汚れや塩分が溜まりやすいから意識して洗ってあげよう。

もし汚れがこびり付いているようなら、使い古しの歯ブラシみたいな柔らかいブラシで、優しく擦ってあげると良いよ。洗剤を使うなら、必ず食器用の中性洗剤をほんの少しだけ薄めて使って、その後は洗剤成分が残らないように、これでもかってくらいしっかり洗い流すのが大事だね。

アングラーズアドバイス

「今日は疲れたから、竿洗うのは明日でいっか…」って、その気持ち、よーく分かるぜ(笑)。

でもな、その一日放置が、後々のトラブルの元になるんだって!特に海水は、乾くと塩の結晶ができて、それが悪さするからな。

俺は家に帰ったら、まずタックルを風呂場に直行させて、自分が入る前に洗っちゃうようにしてるよ。

面倒でも、これをやるのとやらないのとでは、竿の寿命がマジで変わってくるから、愛竿のためだと思って頑張ろうぜ!

内部への水分侵入と乾燥の重要性

  • 洗浄後は、必ず全ての節を完全に伸ばした状態で、風通しの良い日陰で十分に乾燥させる。
  • 竿の内部(節と節の間)に水分が残っていると、カビの発生や固着、金属パーツの腐食の原因になる。
  • タオルで外側の水分を拭き取った後も、内部は意外と乾きにくいので時間をかけて乾燥させる。
  • 尻栓を外して、竿尻から内部の水を抜いてから乾燥させるのも効果的。

振り出し竿のメンテナンスで、2ピースロッドよりも特に気を使いたいのが、この「内部の乾燥」なんだ。

振り出し竿って、構造上、どうしても節と節の間に水が入り込みやすいよね。洗浄した時なんかも、竿の内部に水が残っちゃうことがあるんだ。

この内部の水分をしっかり乾燥させないで仕舞っちゃうと、中でカビが生えちゃったり、金属パーツがサビちゃったり、最悪の場合は節同士が固着して抜けなくなっちゃったりする、本当にロクなことがないんだ。

だから、洗い終わってタオルで外側の水気を拭き取ったら、必ず全ての節をいっぱいに伸ばした状態で、風通しの良い日陰でじっくりと乾燥させること。この時、エンドキャップを外しておくと、竿尻から内部の水が抜けやすくなるから、さらに効果的だよ。

見た目は乾いているように見えても、意外と内部は湿っていることがあるから、焦らずに時間をかけて、完全に乾かすことを心掛けようね。

アングラーズアドバイス

これ、マジで振り出し竿の寿命を左右する超重要ポイントだからな!

縮めたままケースに入れて放置、なんてのは論外だぜ!次に使おうと思ったら、なんか竿の中から異臭が…とか、節が抜けねぇ!とか、悲惨なことになる可能性大だぞ。

俺は、洗い終わったら全部伸ばして、部屋の隅っこに立てかけて、扇風機の風を弱く当てて一晩くらい乾かしたりしてるよ。

ちょっと手間だけど、これをやっておけば、安心して長く使えるからな!

定期的な状態チェックと清掃

  • 釣行後だけでなく、定期的にロッド全体のコンディションをチェックする習慣をつける。
  • ガイドにグラつきやヒビ割れがないか、リングに傷がないかなどを確認。
  • ブランク(竿本体)に目立つ傷や塗装の剥がれがないか。
  • リールシートの固定具合や、グリップの汚れなどもチェックし、必要であれば清掃する。
  • 継ぎ目に汚れが溜まっていたら、綿棒などで優しく取り除く。

毎回の釣行後の洗浄と乾燥も大事だけど、それに加えて、たまには愛竿の「健康診断」みたいな感じで、じっくり状態をチェックしてあげるのもおすすめだよ。

例えば、ガイドがグラグラしていないか、フレームにヒビが入っていないか、ラインが通るリング部分にザラザラした傷がついていないか、なんかを一つ一つ見ていくんだ。

ブランクにも、知らないうちにぶつけたりして、深い傷が入っていたり、塗装が大きく剥がれていたりすることがあるかもしれない。そういうのを見つけたら、早めに補修することで、そこから劣化が進むのを防げることもあるよ。

リールシートがちゃんとリールを固定できるか、グリップが汚れていたり、EVAが削れていたりしないか、なんかもチェックポイントだね。特に振り出し竿の場合は、継ぎ目の部分に細かい砂とか、エサのカスみたいな汚れが意外と溜まっていることがあるから、綿棒とか爪楊枝みたいなもので、優しく取り除いてあげると良いよ。

こうやって定期的に状態を把握しておけば、何かトラブルが起きる前に気づけたり、より長く快適に竿を使い続けられたりするはずだ。

アングラーズアドバイス

「そんなに毎回毎回見てられないよー」って思うかもしれんけど、まあ、月に一回くらい、釣具を整理するついでにでも良いから、ちょっと気にかけてみてやってくれよ。

特にガイドリングの傷は要注意だぞ!ここに傷があると、キャストするたびにラインがヤスリで削られてるようなもんだから、いきなり高切れして大事なルアーをロスト…なんてことにもなりかねんからな。

自分の道具に愛着持って、ちゃんと手入れしてやるのが、上達への近道でもあるんだぜ!

振り出し式と他のコンパクトロッドとの比較

さて、振り出しのアジングロッドについて色々見てきたけど、最近は振り出し以外にも、「パックロッド」とか「マルチピースロッド」って呼ばれる、コンパクトに収納できる竿が増えてきているよね。

じゃあ、それらのロッドと振り出しロッドって、具体的に何がどう違うんだろうか?

それぞれの特徴を比べてみよう!

携帯性、収納性の違い

項目 振り出しロッド 2ピースパックロッド (印籠継など) マルチピースパックロッド (3本継以上)
仕舞寸法 ◎ (非常に短いものが多い) 〇 (2分割なのでそれなりに長さがある) ◎~〇 (振り出しに近い短さも可能)
準備・片付けの手間 ◎ (伸縮させるだけ) 〇 (継ぎ合わせが必要) △ (多くのピースを継ぐ手間)
収納時の形状 〇 (一本の棒状) △ (2本の棒状、かさばることも) ◎ (非常にコンパクトにまとまる)
ガイドの保護 △ (内部に収納されるが、穂先など注意) 〇 (ケース等で保護しやすい) 〇 (ケース等で保護しやすい)

まず「携帯性」と「収納性」だけど、これはもう、それぞれのロッドの構造によって得意なところが違ってくるんだ。

「振り出しロッド」の最大の強みは、やっぱり準備と片付けの手軽さだよね。竿を伸ばしたり縮めたりするだけだから、釣り場でのセッティングや撤収がめちゃくちゃ早い。仕舞寸法も、かなり短いモデルが多いから、カバンにも入れやすいね。

「2ピースのパックロッド」っていうのは、普通の2ピースロッドなんだけど、仕舞寸法が短くなるように設計されているもの。例えば、7フィートの竿なら、仕舞寸法は3フィート半(約105cm)くらいになるから、振り出しほどじゃないけど、まあまあコンパクトにはなるかな。準備の手間は普通の2ピースと一緒だね。

そして「マルチピースパックロッド」は、3本とか4本、多いものだと5本以上に分割できる竿のこと。これは、仕舞寸法だけで言えば、振り出しロッドに匹敵するくらい、あるいはそれ以上に短くできるモデルもあるんだ。ただ、釣り場でたくさんのピースを順番に繋いでいく手間は、ちょっとかかるかもしれないね。

どれが一番優れているってわけじゃなくて、自分が「何を一番重視するか」で選ぶべきタイプが変わってくる感じだね。「とにかく速さ!」なら振り出し、「究極のコンパクトさ!」ならマルチピース、みたいな。

アングラーズアドバイス

うーん、これは悩ましいところだよな!

俺個人の感覚だと、手軽さと速さで言えば、やっぱり振り出しに軍配が上がるかなぁ。

でも、マルチピースの、あの「バラバラにして超コンパクトに収納できる感」も捨てがたいんだよな。なんか秘密道具みたいでワクワクするじゃん?(笑)

2ピースのパックロッドは、まあ、普通の2ピースのちょっと短いやつ、っていう安心感があるよな。結局、自分のライフスタイルとか、どんな釣行が多いかで選ぶのが一番だってことだな!

性能面の違い

項目 振り出しロッド 2ピースパックロッド (印籠継など) マルチピースパックロッド (3本継以上)
感度 △(継ぎ目が多いため劣る傾向) ◎(2ピースに近い) 〇(2ピースに近いが、継ぎ数による)
強度 △(継ぎ目に注意が必要) 〇(比較的強い) 〇~△(継ぎ数と設計による)
アクションの滑らかさ △(不均一になりやすい) ◎(2ピースに近い) 〇(比較的スムーズだが、継ぎ数による)
重量 △(やや重くなる傾向) ◎(軽量なものが多い) 〇~△(継ぎ数によりやや重くなることも)

次に「性能面」だけど、これは一般的に言うと、やっぱり継ぎ目が少ない方が有利になることが多いんだ。

だから、感度とか、強度とか、竿の曲がりのスムーズさっていう点では、基本的には「2ピースパックロッド」が一番普通の2ピースロッドに近い性能を出しやすいと言えるだろうね。特に、印籠継ぎっていう、すごくスムーズに曲がるように工夫された継ぎ方をしているモデルなんかは、ほとんど2ピースと変わらないくらい高性能なものもあるよ。

「マルチピースパックロッド」も、最近は技術が進歩していて、3本継ぎや4本継ぎくらいなら、かなり2ピースに近い性能を持ったものが増えてきているんだ。ただ、やっぱり継ぎ数が多くなればなるほど、感度が少し鈍くなったり、強度が若干落ちたり、重さが少し増したりする可能性は出てくるね。

そして「振り出しロッド」は、構造上、どうしても一番継ぎ目が多くなっちゃうから、性能面ではこの中だと少し不利になることが多いかな。でも、これもメーカーの設計や技術、使われている素材によって全然違ってくるから、一概には言えないんだけどね。アジングで使う分には十分な性能を持った振り出しロッドも、もちろんたくさんあるよ。

アングラーズアドバイス

まあ、理屈で言えばそうなるわな。継ぎ目はない方が良いに決まってる(笑)。

でもな、今の技術って本当にすごくて、昔のパックロッドとか振り出し竿のイメージでいると、マジでビックリするくらい進化してるからな!

「パックロッドは感度が悪い」とか「振り出しはダルい」なんていうのは、もう過去の話になりつつあるのかもしれん。

もちろん、値段相応っていう部分もあるけど、あまり先入観にとらわれずに、色々な竿を試してみるのが大事だぜ!

価格帯や製品バリエーションの違い

項目 振り出しロッド 2ピースパックロッド (印籠継など) マルチピースパックロッド (3本継以上)
価格帯 〇(比較的安価なものから高価なものまで) 〇~△(高性能なものは高価な傾向) △(比較的高価なものが多い傾向)
製品バリエーション(種類) △(2ピースに比べると少ない) 〇(徐々に増えている) △(専門メーカー中心でまだ少ない)
入手しやすさ 〇(比較的見つけやすい) 〇(人気モデルは品薄も) △(取り扱い店舗が限られることも)

最後に「価格帯」と「製品のバリエーション」についても比べてみようか。

「振り出しロッド」は、昔からある構造だから、比較的安価なエントリーモデルから、ある程度の性能を持った中堅モデルまで、意外と選択肢があったりするんだ。アジング専用となると少し限られるけど、汎用的なライトゲーム用の振り出し竿なら、けっこう色々な価格帯で見つかるかもしれないね。

「2ピースのパックロッド」は、これも最近すごく人気が出てきているから、エントリーモデルからハイエンドモデルまで、製品のバリエーションがかなり増えてきている印象だね。特にアジング用だと、各メーカーが力を入れているから、選択肢は豊富だよ。

「マルチピースパックロッド」は、どちらかというとまだ専門的なメーカーが作っているこだわりのモデルが多いイメージで、製造にも手間がかかる分、価格帯も比較的高めなものが多いかもしれない。アジング専用となると、さらに選択肢は限られてくるかな。

全般的に言えるのは、やっぱり2ピースロッドが一番製品の種類も多くて、価格帯も幅広いっていうこと。振り出しやマルチピースは、まだまだニッチな市場ではあるけど、その中でも自分のニーズに合った良い竿は必ず見つかるはずだよ。

アングラーズアドバイス

お財布との相談は、どんな釣り道具選ぶ時でも重要だよな(笑)。

振り出しやパックロッドって、なんとなく「普通の竿より高そう…」ってイメージがあるかもしれんけど、意外と探せばリーズナブルで良いやつもあるんだぜ。

ただ、やっぱり「安かろう悪かろう」な物も中にはあるから、あまりにも安すぎるやつは、ちょっと注意した方が良いかもしれんな。ある程度信頼できるメーカーの物を選ぶのが、結局は後悔しないコツだ!

アジング用の振り出しロッドおすすめ5選

さあ、振り出しのアジングロッドについて、メリット・デメリットから選び方、他のコンパクトロッドとの違いまで、かなり詳しく見てきたね!

ここまで読んで、「よし、振り出しのアジングロッド、ちょっと使ってみたくなったぞ!」って思った人もいるんじゃないかな?

そんなアナタのために、最後にいくつかおすすめのモデルを紹介しちゃうぜ!もちろん、2ピースとの違いも意識しながら、チェックしてみてくれよな!

シマノ 23 フリーゲーム(S76UL)

  • 全長: 2.29m (7フィート6インチ)
  • 仕舞寸法: 46.2cm (6本継)
  • 適合ルアーウェイト: 0.5~5g
  • 特徴: スパイラルX、ハイパワーX、ソフチューブトップ、ULパワー

シマノの「フリーゲーム」シリーズは、その名の通り、場所や釣り方にとらわれず、もっと自由に釣りを楽しもうぜ!っていうコンセプトのパックロッドなんだ。

このS76ULは、アジングにピッタリなULパワーで、7フィート6インチっていう扱いやすい長さ。それでいて、仕舞寸法はなんと46.2cmっていう驚異的なコンパクトさを実現しているんだ。これならリュックにも余裕で入っちゃうね!

ブランクスには、シマノ独自の強化構造「スパイラルX」と「ハイパワーX」が採用されていて、振り出しロッドとは思えないくらいのシャープさと軽さ、そしてパワーを持っているんだ。ティップも、しなやかで感度の良い「ソフチューブトップ」だから、アジの繊細なアタリも逃しにくいよ。

2ピースロッドに迫る本格的な性能と、振り出しならではの携帯性を両立させたい!っていう欲張りなアングラーには、かなりおすすめできる一本だね。

アングラーズアドバイス

シマノの本気を感じるパックロッドだよな、フリーゲームって。

スパイラルXとかハイパワーXとか、上位機種にも使われてる技術が惜しげもなく投入されてるんだから、そりゃ性能良いに決まってるぜ!

ULパワーで5gまで投げられるなら、アジングのジグ単から軽いスプリットショットリグくらいまで、幅広くカバーできるな。

「振り出しだけど、性能には妥協したくない!」っていう、ちょっと意識高い系アングラー(笑)にぜひ使ってみてほしい逸品だ!

アブガルシア ソルティーフィールド(SFS-735L-TE)

  • 全長: 2.21m (7フィート3インチ)
  • 仕舞寸法: 54.0cm (5本継)
  • 適合ルアーウェイト: 1~12g
  • 特徴: Xカーボンテープラッピング、Fuji Oリングガイド、Lパワー、汎用性

アブガルシアの「ソルティーフィールド」は、ソルトウォーターのルアーフィッシングを、もっと手軽に楽しむために作られた振り出しロッドシリーズなんだ。

このSFS-735L-TEは、7フィート3インチのLパワーで、アジングはもちろん、メバリングとか、ちょっとしたライトロックフィッシュなんかにも使える汎用性の高さが魅力だね。適合ルアーウェイトもMAX12gまであるから、アジングで使うジグヘッドから、キス釣りで使うような軽い天秤、小型のメタルジグまで、けっこう色々なルアーを扱えるんだ。

ブランクスには、アブガルシア独自のXカーボンテープラッピングが施されていて、ネジレを抑えてキャスト精度や操作性を高めてくれるよ。ガイドも信頼のFuji製Oリングガイドを搭載。仕舞寸法も54cmと、十分にコンパクトだね。

「アジングだけじゃなくて、他のライトゲームも一本の振り出し竿で楽しみたい!」っていう、欲張りなアングラーにおすすめしたいモデルだよ。

アングラーズアドバイス

アブの竿って、なんかこう、アメリカンな雰囲気があってカッコいいよな!

このソルティーフィールドは、Lパワーで12gまでいけるってんだから、アジングロッドとしてはかなりパワフルな部類に入るぜ。

これ一本あれば、アジ・メバル・カサゴあたりは余裕でカバーできるし、なんなら小さいシーバスとかチヌくらいまでなら、スリリングなファイトが楽しめちゃうかもしれん!

「旅先で何が釣れるか分からんけど、とりあえず一本!」っていう時には、こういうバーサタイルな振り出しが頼りになるんだよな!

ダイワ クロスビート(66TUL)

  • 全長: 1.98m (6フィート6インチ)
  • 仕舞寸法: 45cm (5本継)
  • 適合ルアーウェイト: 0.5~7g
  • 特徴: ブレーディングX、ULパワー、取り回しの良いレングス、コストパフォーマンス

ダイワの「クロスビート」シリーズは、手軽にルアーフィッシングを始めたい人に人気の、コストパフォーマンスに優れた振り出しロッドなんだ。

この66TULは、アジングに最適なULパワーで、6フィート6インチっていう、漁港とかでの取り回しがすごく良い長さ。仕舞寸法も45cmと、かなりコンパクトになるから、まさに「いつでもどこでも」アジングを楽しみたい人にピッタリだね。

ブランクスには、ダイワ独自の強化構造「ブレーディングX」が採用されていて、細身ながらもネジレに強く、シャープな操作性を実現しているんだ。適合ルアーウェイトも0.5~7gだから、ジグ単メインのアジングにはもちろん、少し重めのスプリットショットリグなんかにも対応できるよ。

「あんまり高い竿は買えないけど、ちゃんとしたメーカーの、信頼できる振り出しアジングロッドが欲しい!」っていう、堅実なアングラーには、このクロスビートがすごく良い選択肢になると思うな。

アングラーズアドバイス

ダイワの振り出しってだけで、なんか安心感あるよな!

このクロスビートは、値段も手頃だし、ULパワーで6フィート6インチって、まさにアジングのど真ん中ストライク!って感じのスペックだぜ。

仕舞い45cmなら、ちょっと大きめのリュックなら余裕で入るし、バイクのメットインにもスッポリ収まるな。

「振り出しアジングロッド、ちょっと試してみたいな」っていう人の、最初の一本としても超おすすめだ!これで釣れなかったら、竿のせいじゃないぞ(笑)!

オーシャン MTR(6’0UL)

  • 全長: 約1.8m (6フィート0インチ)
  • 仕舞寸法: 約40cm (6本継)
  • 適合ルアーウェイト: 0.5~5g
  • 特徴: 超コンパクト設計、ULパワー、ソリッドティップ、コストパフォーマンス

「オーシャン」っていうブランドは、もしかしたらあまり聞き馴染みがないかもしれないけど、実はリーズナブルで面白い釣り具を色々と出しているメーカーなんだ。

この「MTR」っていう振り出しロッドの6フィートULモデルは、なんといってもその驚異的なコンパクトさが特徴!仕舞寸法は、なんと約40cmっていうから、これはもうポケットにも入っちゃう…は言い過ぎかもしれないけど、本当に小さいカバンにも余裕で収納できるレベルだよね。

ULパワーでソリッドティップだから、アジングのジグ単を使った繊細な釣りに特化したモデルと言えるかな。適合ルアーウェイトも0.5~5gだから、まさに豆アジから中アジくらいまでを、超ライトタックルで楽しむのにピッタリだ。

価格もかなりお手頃だから、「とにかくコンパクトになる振り出しアジングロッドが欲しい!」「サブロッドとして、できるだけ邪魔にならないやつが良い!」っていう人には、面白い選択肢になるんじゃないかな。

アングラーズアドバイス

仕舞い40cmって、マジかよ!ほとんど折り畳み傘じゃん(笑)。

ここまでコンパクトだと、もう「釣りのついでに竿持ってく」じゃなくて、「いつものカバンに竿入れとく」みたいな感じになるな。

ULのソリッドティップってことは、もう豆アジの「コッ」っていうアタリも逃さない、超絶技巧派アングラー向けのセッティングだな。

メインでガンガン使うっていうよりは、やっぱり「いざという時の一本」とか、「究極の隠し玉」みたいな感じで持っておくと、面白い釣りができるかもしれんぜ!

メジャークラフト ソルパラX(SPXT-S63AJI)

  • 全長: 1.91m (6フィート3インチ)
  • 仕舞寸法: 45cm (5本継)
  • 適合ルアーウェイト: 0.6~10g
  • 特徴: ソリッドティップ、クロスフォース製法、Fujiガイド、コストパフォーマンス

メジャークラフトの「ソルパラ」シリーズといえば、エントリーモデルの定番として、多くのアングラーに愛されているよね。

この「ソルパラX SPXT-S63AJI」は、そのソルパラシリーズの振り出しアジングモデルなんだ。

6フィート3インチっていう、アジングではすごく扱いやすいレングスで、ティップはもちろん高感度なソリッドティップを採用。ブランクスには、上位機種にも使われている「クロスフォース製法」が取り入れられていて、シャープな操作性と粘り強さを両立しているんだ。ガイドも信頼のFuji製を搭載していて、この価格帯でこのスペックは、さすがメジャクラ!って感じだね。

仕舞寸法も45cmとコンパクトで、適合ルアーウェイトも0.6~10gと幅広めだから、ジグ単からちょっとしたプラグやメタルジグまで、色々なリグでアジングを楽しめるよ。「コスパ最強の振り出しアジングロッドが欲しい!」っていうなら、これは絶対にチェックしておきたい一本だね。

アングラーズアドバイス

出たな、メジャクラのソルパラ!もはや説明不要のコスパモンスターだよな!

振り出しになっても、そのコスパの高さは健在だぜ。

S63AJIは、アジングのど真ん中を行くようなスペックだし、ソリッドティップで10gまで投げられるってんだから、これ一本あれば大抵のアジングはこなせちゃうんじゃないか?

「振り出しって、なんか安っぽくて性能もイマイチなんでしょ?」って思ってる人にこそ、このソルパラXを一度使ってみてほしいな。きっとイメージ変わるぜ!

釣具の売れ筋ランキングも
忘れずにチェック!