ジグ単の釣りをマスターし、フロートの楽しさも知った…。
でも、「もっと沖の、もっと深い場所にいるアジを攻略したい!」そんな熱い想いを抱いていませんか?
その渇望を癒してくれるのが、「キャロライナリグ(キャロ)」を使ったアジングです。
この記事では、アジングの攻め手をさらに広げたいあなたのために、キャロの秘密と、その性能を100%引き出すための「キャロ用アジングロッド」の選び方を徹底解説します。
今まで届かなかったディープレンジへ、この一本で挑んでみましょう!
キャロライナリグ(キャロ)とは?アジングの攻め手を広げるリグの秘密
フロートリグと混同されがちな「キャロライナリグ(キャロ)」。
しかし、その構造と役割は全くの別物です。
まずは、このキャロというリグが、一体どんな仕組みで、アジングにどんな革命をもたらしてくれるのか、その秘密を解き明かしていきましょう。
構造とメリット:遠投性能とナチュラルな誘い
- 構造: ラインに中通し式のシンカー(重り)を通し、スイベルなどで止めて、その先にリーダーとジグヘッドを結んだリグ。シンカーが遊動式なのが特徴。
- メリット① 圧倒的な遠投性能: 重たいシンカーの力で、軽量ジグヘッドをはるか沖まで運ぶことができる。
- メリット② 高速な沈下速度: フロートリグに比べて沈むのが速く、沖のディープレンジ(深場)や、潮流の速いエリアを効率よく攻略できる。
- メリット③ ナチュラルな誘い: シンカーとジグヘッドが分離しているため、ジグヘッド部分がノーシンカーに近い状態でフワフワと漂い、アジに違和感なく口を使わせることができる。
- メリット④ 高いボトム感度: シンカーが直接ボトム(海底)に触れるため、海底の状況がダイレクトに手元に伝わる。
キャロライナリグ、通称「キャロ」は、ラインに中通し式のシンカー(Mキャロなどが有名ですね)を通して、そのシンカーが自由に動くようにしたリグのことです。
フロートリグが「浮力」を利用して表層~中層をゆっくり探るのを得意とするのに対し、キャロは「重り」の力を利用して、誰よりも遠く、そして深くを探ることを得意とします。
重たいシンカーのおかげで、ジグ単では到底届かない沖の深場まで、あっという間にジグヘッドを送り届けることができます。
そして、キャロの真骨頂はここから。
シンカーが着底した後、ロッドを操作すると、シンカーはボトムにありながら、その先のジグヘッドだけがノーシンカーのように、フワフワとナチュラルに水中を漂うのです。
この「重りと軽さの分離」が、スレたアジや低活性なアジにも、違和感なく口を使わせる最大の武器になります。
遠投性能と、食わせの能力を両立した、まさにディープレンジ攻略の切り札と言えるでしょう。
アングラーズアドバイス
キャロを使いこなせると、マジでアジングのレベルが一段階上がるぜ!
今まで「あそこには絶対アジいるのに、届かねえし沈まねえ…」って諦めてたポイントが、全部射程圏内になるんだからな。
リフト&フォールで、シンカーが「コツン…」て着底するのを感じながら、その後のフワフワタイムに集中…。
で、「コンッ!」と来るあのアタリ!
もう、たまんねえよ!
まさに「攻めてる感」満載の釣りだぜ!
キャロ用アジングロッドに求められる専用性能とは?
「キャロ、面白そう!でも、なんで専用の竿が必要なの?」
その疑問、もっともです。
キャロという特殊なリグを快適に、そして効果的に操作するためには、ロッドにもやはり「専用」の性能が求められます。
ここでは、キャロ用アジングロッドが持つべき、3つの重要な性能について見ていきましょう。
長さ(レングス):遠投と長いリーダーの操作性を両立する7ft後半以上
- 主流レングス: 7フィート後半~8フィート台が中心。
- 理由① 遠投性能: 長い竿の遠心力を利用して、重量級のキャロを安定して遠投するため。
- 理由② リーダーの操作性: キャロで使う1m以上の長いリーダーを、絡ませずにさばき、足場の高い場所でも快適に操作するため。
- 理由③ リフトパワー: 長さを活かしたストロークで、ボトムにあるリグを効率よくリフトアップさせるため。
キャロ用アジングロッドは、フロート用と同様に、7フィート後半から8フィート台の、比較的長いモデルが主流です。
この長さは、まず第一に、10gを超えるような重たいキャロシンカーを、その遠心力を最大限に活かして遠投するために必要です。
短い竿では、重さに負けてしまい、安定した飛距離を出すことは難しいでしょう。
また、キャロでは、シンカーとジグヘッドの間に1m以上の長いリーダーを取ることが一般的ですが、この長い仕掛けをトラブルなく扱うためにも、竿の長さは非常に重要になります。
そして、キャロの基本的なアクションである「リフト&フォール」においても、ロッドの長さが活きてきます。
長いストロークを活かして、ロッドをサッと立てるだけで、ボトムにあるリグを効率よくリフトアップさせ、アピールすることができるのです。
飛距離、操作性、アクション、その全てにおいて、この「長さ」が重要な役割を果たしています。
アングラーズアドバイス
キャロやるなら、やっぱりロッドは長い方が断然有利だぜ!
特に、足場の高い堤防とか、テトラの上からやる時なんかは、長さがないと話にならんからな。
長い竿で、ビシッとキャロをフルキャストするの、めちゃくちゃ気持ちいいぞ!
周りのジグ単アングラーから、「あの人、めっちゃ飛ばすな…」って羨望の眼差しで見られること間違いなしだ!
パワーと適合ウェイト:重量級キャロを快適に操作するMクラス以上の力
- 主流パワー: M(ミディアム)~H(ヘビー)クラスの、張りのあるモデル。
- 理由① オモリ負荷: 10g、15g、時には20gを超えるキャロシンカーを、しっかりと背負ってキャストするため。
- 理由② 操作性: 重いシンカーをボトムからリフトアップさせたり、潮流に負けずに操作したりするための、強靭なバットパワー。
- 理由③ フッキングパワー: 遠距離・深場でのアタリに対し、ラインの伸びや水の抵抗に負けず、確実にフッキングを決めるため。
キャロアジングで使うシンカーは、軽いものでも5g前後、重いものになると15gや20gを超えることもあります。
こんな重たいものを、ULやLクラスの柔らかいアジングロッドで扱おうとすれば、どうなるかはもうお分かりですよね。
竿が重さに負けてしまい、キャストもままならず、ロッド破損のリスクも非常に高くなります。
そのため、キャロ用アジングロッドには、これらの重量級キャロをしっかりと受け止め、反発力で弾き飛ばせるだけのパワー、具体的にはM(ミディアム)クラス以上の、張りのあるバットパワーが不可欠です。
このパワーは、キャストだけでなく、リグの操作やフッキングにおいても重要です。
重いシンカーをキビキビと動かし、潮流の中でも安定して操作するためには、竿の芯がしっかりしている必要があります。
また、数十メートル先の深場で出たアタリに対して、確実にフッキングを決めるためにも、この強靭なパワーが必要になるのです。
アングラーズアドバイス
キャロ用の竿って、ただ硬いだけじゃなくて、「張り」と「粘り」があるんだよな。
重いキャロをリフトする時はシャキッとしてるのに、魚が掛かるとしっかり曲がってくれる、みたいな。
このパワーがないと、キャロの釣りはマジで成立しないぜ。
遠くで掛けた尺アジを、ゴリゴリ寄せてくる快感は、パワーのあるキャロロッドならではの特権だ!
ティップ性能:「感じる」と「動かす」を両立する絶妙なバランス
- 主流ティップ: チューブラーティップ、または硬めのソリッドティップ。
- 求められる性能① ボトム感知能力: 重いシンカーを通して、海底の砂、泥、岩といった底質を明確に感じ取る能力。
- 求められる性能② 操作性: ティップが重さに負けず、リフト&フォールなどのアクションをレスポンス良くリグに伝える能力。
- 求められる性能③ アタリの表現力: 遠距離でのアタリを、明確なシグナルとして手元に伝える感度。
キャロ用アジングロッドのティップ(穂先)は、非常に重要な役割を担っています。
まず求められるのは、優れた「ボトム感知能力」。
キャロの釣りは、シンカーをボトムに着底させることから始まります。
ティップには、シンカーを通して、海底がどんな状態なのか(砂地なのか、ゴツゴツした岩場なのか)を、アングラーに正確に伝える能力が求められます。
次に、リグの「操作性」。
ティップが柔らかすぎると、重いキャロをリフトしようとしても、ティップがグニャリと曲がるだけで、リグを機敏に動かすことができません。
適度な張りがあり、アングラーの意図をレスポンス良くリグに伝えられるティップが必要です。
そして最後に、もちろん「感度」。
遠く、そして深い場所での、アジの「コンッ」という小さなアタリを、明確なシグナルとして手元に届けなければなりません。
これらの「感じる」「動かす」という、相反するような性能を、高いレベルで両立させているのが、優れたキャロ用アジングロッドのティップなのです。
アングラーズアドバイス
キャロロッドのティップって、まさに「センサー」だよな。
ボトムの石を一個一個「コツ、コツ…」って乗り越えていく感じとか、ウィード(海藻)に触れた「ヌルッ」とした感じとかが、手に取るように分かるんだぜ。
で、その中に混じる、アジの「カツッ!」ていう金属的なアタリ!
あれを感じたくて、俺たちはキャロやってるようなもんだからな!
この感覚は、専用ロッドじゃないと味わえないぜ!
ジグ単・フロート用ロッドではダメ?キャロ用ロッドが「専用」である理由
「フロート用のロッドなら、長くてパワーもあるし、代用できるんじゃない?」
そう考える人も多いでしょう。
確かに、フロート用とキャロ用のロッドは似ている部分もありますが、その「操作性の方向性」が決定的に異なります。
ここでは、ジグ単用、そしてフロート用ロッドとの違いを明確にし、なぜキャロには専用ロッドが有効なのかを解説します。
vs ジグ単用ロッド:パワーと長さの絶対的な違い
これはもう、比べるまでもありませんね。
近距離で1g前後の軽量リグを繊細に扱うために、短く、柔らかく作られているジグ単用ロッド。
一方、遠距離で10gを超える重量級リグを操作するために、長く、強く作られているキャロ用ロッド。
パワー、長さ、適合ウェイト、その全てにおいて、両者は全くの別物です。
ジグ単用ロッドでキャロを扱おうとすれば、ロッド破損のリスクが非常に高く、釣りとして成立させることすら困難です。
これは、絶対にやってはいけない組み合わせと覚えておきましょう。
vs フロート用ロッド:似て非なる操作性の方向性
比較ポイント | キャロ用アジングロッド | フロート用アジングロッド |
---|---|---|
得意なレンジ | 中層~ボトム(深場) | 表層~中層 |
重視する操作 | リフト&フォール、ボトムステイ | ただ巻き、スローリトリーブ、ドリフト |
ティップに求める性能 | ボトム感知能力、リグを動かす張り | リグの存在感を感じるしなやかさ、食い込みの良さ |
バットに求める性能 | リグをリフトするパワー、フッキングパワー | 遠投性能、魚を寄せるパワー |
感度の質 | ボトムコンタクトの感度、硬いアタリを捉える感度 | リグの操作感、吸い込みアタリを捉える感度 |
問題は、フロート用ロッドとの違いです。
どちらも長くてパワーがあるため、一見すると代用できそうに思えますよね。
しかし、その設計思想には明確な違いがあります。
フロート用ロッドは、主に表層から中層を「横方向」に、ゆっくりと探る釣りを想定しています。
そのため、ロッドには、フロートリグの存在感を感じながら、リトリーブ(ただ巻き)やドリフト(漂わせる)がしやすい、適度なしなやかさが求められます。
一方、キャロ用ロッドは、中層からボトム(海底)を「縦方向」に、リフト&フォールで探る釣りを想定しています。
そのため、ロッドには、ボトムからリグをキビキビと持ち上げる(リフトする)ための「張り」と「パワー」がより強く求められるのです。
フロート用ロッドでキャロを操作しようとすると、リフト時に竿先が入りすぎて、アクションがダルくなりがちです。
逆に、キャロ用ロッドでフロートを操作すると、竿が硬すぎて、リグの操作感が分かりにくかったり、アタリを弾いてしまったりすることがあります。
似ているようで、実は得意なことが全く違う、というのが両者の関係性なのです。
アングラーズアドバイス
フロート用とキャロ用、どっちも持ってるけど、やっぱり使い分けると全然違うぜ!
フロートで表層フワフワさせたい時はフロート用、キャロでボトムをガンガン攻めたい時はキャロ用、って感じだな。
まあ、どっちか一本で両方やりたい!って言うなら、どっちつかずの中途半端な竿を選ぶよりは、自分がどっちの釣りをメインにしたいかで決めた方がいいぜ。
キャロメインならキャロ用、フロートメインならフロート用を買うのが、結局は一番幸せになれる道だと思うな!
重さで選ぶ!Mキャロ、Tictラクリップ等に対応するロッド選び
「よし、キャロ用ロッドを買うぞ!」と決めたあなた。
次に考えるべきは、「どのくらいの重さのキャロをメインで使うか?」ということです。
これによって、選ぶべきロッドのパワーや適合ウェイトが変わってきます。
ここでは、大きく2つのパターンに分けて、ロッド選びの指針を示します。
軽量キャロ(~7g)をメインに使う場合
- シチュエーション: 比較的浅い漁港、ジグ単では届かない少し沖のブレイク、風が強い時のジグ単の代わりなど。
- 推奨ロッドスペック:
- 長さ: 7フィート台前半~後半
- パワー: L(ライト)~M(ミディアム)クラス
- 適合ルアーウェイト: MAX 10g~15g程度のモデル
- 特徴: ジグ単に近い繊細な操作感と、キャロの遠投性能を両立させやすい。アジングロッドのラインナップにも、対応できるモデルが比較的多い。
5gや7gといった、比較的軽いキャロシンカーをメインで使いたい、と考えている場合。
これは、ジグ単の釣りから、もう少しだけ飛距離と探るレンジを広げたい、というステップアップに最適なスタイルです。
風が強くて1gのジグヘッドでは操作できないような日に、5gのキャロを使えば、しっかりと底を取り、安定して釣りをすることができます。
このような軽量キャロをメインにするなら、ロッドもそこまでガチガチのパワーは必要ありません。
7フィート台のLクラスやMクラスで、適合ルアーウェイトの上限が10gから15g程度のモデルを選べば、快適に操作できるでしょう。
このクラスのロッドは、ジグ単の釣りで使うような繊細なティップの感覚を残しつつ、キャロの重量感をしっかりと受け止めてくれる、バランスの取れたモデルが多いです。
アジングロッドのラインナップの中でも、「ライトキャロ対応」などと謳われている製品が、このカテゴリに当てはまりますね。
アングラーズアドバイス
軽量キャロ、マジで便利だぜ!
ジグ単じゃ攻めきれない、あとちょっと沖のポイントとか、風がビュービュー吹いてる日とか、こいつの出番だ。
Lクラスとかのアジングロッドでも扱えるから、最初のキャロ入門にはもってこいだと思うな。
まずは5gくらいのMキャロから始めてみて、キャロの面白さを体験してみてくれよな!
世界が変わるぜ!
重量キャロ(10g~)で沖の深場を攻める場合
- シチュエーション: 外洋に面した堤防、サーフ、水深20m以上のディープレンジ、急流エリアなど。
- 推奨ロッドスペック:
- 長さ: 8フィート以上
- パワー: M(ミディアム)~H(ヘビー)クラス
- 適合ルアーウェイト: MAX 20g以上のパワフルなモデル
- 特徴: まさに「キャロ専用」と言える、パワフルでロングなロッド。他の釣りへの転用は難しいが、キャロでの攻略能力は圧倒的。
10g、15g、時には20gを超えるような、ヘビー級のキャロシンカーを駆使して、今まで誰も届かなかった沖の深場を攻略したい…。
そんな、ロマンあふれる本格的なキャロアジングに挑むなら、ロッドもそれ相応の、パワフルな専用モデルが必要になります。
8フィート以上のロングレングスで、重いシンカーを楽々とフルキャストでき、潮流に負けずにボトムをキープし、深場からのアタリを確実にフッキングできる、MクラスやHクラスの強靭なパワーが求められます。
適合ルアーウェイトも、上限が20gや30gといった、アジングロッドの常識を超えるようなスペックが必要になるでしょう。
これらのロッドは、まさに「キャロスペシャリスト」のための道具であり、その性能は特定の状況下で圧倒的な力を発揮します。
その代わり、軽量なジグ単の釣りなどへの汎用性は低くなりますが、「キャロを極めたい」という強い意志があるのなら、手に入れる価値は十分にあります。
アングラーズアドバイス
重量キャロの世界は、もうアジングっていうか、ライトショアジギングに近い感覚かもな!
ビュン!とフルキャストして、何十秒もかけてボトム取って、そこからリフト&フォール…って、もう壮大な釣りだぜ。
でも、それで釣れるアジは、やっぱりデカくてコンディションのいいやつが多いんだよな。
誰も釣ってない魚を釣る快感、これを味わいたいなら、パワフルなキャロ専用ロッドは必須アイテムだ!
キャロ用ロッドの性能を100%引き出すタックルバランス
最高のキャロ用アジングロッドを手に入れたら、次はその性能を最大限に引き出すための、リールやラインとのバランスを考えましょう。
ロッドの性能がいくら良くても、他のタックルとのバランスが悪ければ、宝の持ち腐れになってしまいます。
ここでは、キャロアジングに最適なタックルバランスを紹介します。
- リール:
- 番手: 2500番~3000番クラスのスピニングリール。ロングロッドとのバランスが良い。
- ギア比: 長いラインを素早く回収できる「ハイギア(HG)」または「エクストラハイギア(XG)」が圧倒的に有利。
- 重量: ロッドと組み合わせた際に、持ち重りせず、先重り感のないものを選ぶ。
- ライン:
- メインライン: PEラインの0.4号~0.6号が標準。遠投時の高切れを防ぎ、感度も良好。
- リーダー: フロロカーボンの1.5号~2.5号(6lb~10lb)を1m~1.5m程度。根ズレ対策と衝撃吸収。
- ジグヘッド用のハリス: フロロカーボンの0.8号~1.2号を30cm~50cm程度。キャロシンカーの先に結束。
キャロ用アジングロッドは、長くてパワーがあるため、リールもそれに負けないものが必要です。
ジグ単で使うような1000番や2000番では、ロッドとのバランスが悪く、先重りしてしまいます。
2500番や3000番クラスのスピニングリールを合わせることで、持ち重り感がなくなり、快適に操作できます。
ギア比は、ハンドル一回転あたりの巻き取り量が多い「ハイギア(HG)」モデルが絶対におすすめ。
キャロの釣りは、回収するラインの量が多いので、巻き取りが速い方が、手返しも良く、ストレスなく釣りに集中できます。
メインラインは、重いキャロをフルキャストしても切れない強度と、遠くのアタリを伝える感度を両立できる、PEラインの0.4号から0.6号が標準です。
リーダーは、根ズレ対策としてフロロカーボンの1.5号以上を結束し、さらにその先の、ジグヘッドを結ぶ部分には、より細い0.8号などのフロロハリスを使うと、ジグヘッドの動きがよりナチュラルになりますよ。
このタックルバランスが、あなたのキャロアジングを、より快適で、より釣れるものにしてくれるはずです。
アングラーズアドバイス
キャロのタックルバランス、特にリールはハイギアがマジでおすすめだぜ!
一回リグ回収するのに、ノーマルギアだと何回ハンドル回さなきゃいけないんだよ…ってウンザリすることもあるからな。
ハイギアなら、そのストレスがマジで半減するぞ。
ラインも、あんまりケチらないで、信頼できるメーカーの4本撚りとか8本撚りのPEライン使った方が、トラブルも少なくて結果的に快適だぜ!
キャロ用アジングロッドおすすめ5選
「よし、キャロアジングに挑戦するぞ!」と心に決めたあなたへ。
ここでは、キャロアジングに最適な、おすすめのロッドを5本厳選してご紹介します。
軽量キャロから重量キャロまで、あなたのスタイルに合った一本が、きっと見つかるはずです!
ティクト SRAM(EXR-77S-Sis.)
- ティップ: ソリッドティップ
- 全長: 7フィート7インチ (約2.31m)
- 適合ルアーウェイト: 0.4-14g
- 特徴: カーボンソリッドティップ搭載で、キャロの操作性とジグ単の繊細さを両立。7フィート7インチのレングスも絶妙。
ライトゲームロッドの人気メーカー、ティクトの「SRAM(スラム)」シリーズから、EXR-77S-Sis.をピックアップ。
このロッドは、7フィート7インチという、キャロを扱うのに十分な長さを持ちながら、ティップには繊細なカーボンソリッドを採用しているのが大きな特徴だね。
これにより、重めのキャロを操作できるパワーと張りを持ちつつ、ジグ単に近い感覚で、アジの微かなアタリを「乗せる」ことができるんだ。
適合ルアーウェイトも0.4gから14gと非常に幅広く、軽量キャロから、ある程度の重さのキャロまで、これ一本でカバーできる汎用性の高さも魅力。
「キャロもやりたいけど、ジグ単みたいな繊細な釣りも捨てがたい…」そんな欲張りなアングラーのわがままに、高いレベルで応えてくれる一本だよ。
まさに、キャロ用ロッドの優等生と言えるだろうね!
アングラーズアドバイス
ティクトのスラム、やっぱり間違いないよな!
この77Sは、キャロやるならド真ん中のスペックだと思うぜ。
ソリッドティップだから、リフト&フォール後の「フワフワ」タイムでのアタリも、ティップが素直に入ってくれて分かりやすいはずだ。
14gまで背負えるなら、大抵の釣り場で困ることはないだろうしな。
最初の一本としても、ステップアップの一本としても、絶対後悔しない竿だと思うぜ!
ヤマガブランクス ヤマガブランクス 22 ブルーカレント3(82B)
- ティップ: チューブラーティップ
- 全長: 8フィート2インチ (約2.49m)
- 適合ルアーウェイト: MAX 20g
- 特徴: ブルーカレントシリーズ初のベイトモデル。遠投性能とパワー、手返しの良さを兼ね備え、キャロやフロート、メタルジグまで対応。
国産ロッドメーカーとして絶大な信頼を誇るヤマガブランクスの「ブルーカレント3」シリーズから、異色のベイトモデル、82Bをご紹介!
8フィート2インチのロングレングスに、ベイトタックルならではのパワーと手返しの良さを組み合わせた、まさに「攻め」のキャロアジングを展開するための一本だ。
適合ルアーウェイトもMAX20gと、重量級のキャロシンカーも楽々とキャスト可能。
ベイトリールのクラッチ操作による、素早いフォールと正確な底取りは、スピニングタックルにはない大きなアドバンテージになるね。
チューブラーティップによる高い感度で、ボトムの情報を正確に感じ取り、リグを積極的に操作してアタリを掛けていく…。
そんな、ゲーム性の高いキャロアジングを楽しみたいアングラーには、最高の相棒になるはずだよ。
キャロだけでなく、ロックフィッシュなど、他のパワーゲームへの転用も面白そうだね!
アングラーズアドバイス
ブルカレのベイトモデル、これはもうロマンの塊だよな!
スピニングとは全く違う、ダイレクトな操作感と巻き上げパワーは、一度使うと病みつきになるぜ。
特に、重いキャロを深場に落として、手返し良く探っていく釣りには、ベイトの右に出るものはねえな。
ちょっと上級者向けかもしれんけど、アジングの新しい扉を開きたいなら、挑戦してみる価値は絶対にあるぜ!
メジャークラフト トリプルクロス アジング(TCX-S732AJI)
- ティップ: ソリッドティップ
- 全長: 7フィート3インチ (約2.21m)
- 適合ルアーウェイト: 0.6-10g
- 特徴: コストパフォーマンスに優れた、軽量キャロ対応モデル。7フィート3インチのレングスで、ジグ単の操作性も残しつつ、キャロの遠投性も確保。
メジャークラフトの「トリプルクロス」は、3種類のカーボンを組み合わせたブランクスで、シャープさと粘り強さを両立させた、コストパフォーマンスに優れたシリーズだよね。
このTCX-S732AJIは、7フィート3インチのソリッドティップモデルで、ジグ単の釣りから、軽量キャロを使った釣りまで、幅広く対応できるように設計されているんだ。
適合ルアーウェイトは0.6gから10gと、まさに軽量キャロにピッタリのスペック。
「重量級のキャロはまだ早いけど、まずは5gとか7gのキャロで、ジグ単より沖を狙ってみたい」という、キャロ入門者に最適な一本と言えるだろうね。
7フィート3インチという長さは、ジグ単の操作感も損ないにくい絶妙なバランスだから、「今日はジグ単メインで、状況によってキャロも…」というような、柔軟な使い方もしやすいはずだよ。
価格も比較的リーズナブルなので、気軽にキャロの世界に足を踏み入れることができるね!
アングラーズアドバイス
トリプルクロスの732AJI、これはキャロ入門にはもってこいだな!
MAX10gまでいけるなら、Mキャロの7gとか、ちょうど気持ちよく使えるんじゃないか?
ソリッドティップだから、繊細なアタリも分かりやすいだろうしな。
ジグ単ロッドからのステップアップで、最初に買うキャロ対応ロッドとしては、かなり良い選択肢だと思うぜ!
コスパもいいし、ガンガン使ってキャロの釣りをマスターしてくれよな!
ダイワ 月下美人 アジング(78ML-S)
- ティップ: メガトップ(ソリッドティップ)
- 全長: 7フィート8インチ (約2.34m)
- 適合ルアーウェイト: 1.5-10g
- 特徴: 遠投性能と操作性のバランスに優れた、MLパワーのソリッドティップモデル。ダイワ独自の高感度ティップ「メガトップ」搭載。
ダイワの「月下美人 アジング」シリーズから、78ML-Sをご紹介。
このモデルは、7フィート8インチという、キャロやフロートといった遠投系リグを扱うのに最適なレングスに、ML(ミディアムライト)パワー、そして高感度ソリッドティップ「メガトップ」を搭載した、非常にバランスの取れた一本だ。
適合ルアーウェイトは1.5gから10gと、軽量から中量級のキャロを扱うのにピッタリだね。
メガトップの感度は、遠距離でのアタリや、ボトムの状況を明確に伝えてくれるし、ソリッドならではの食い込みの良さも併せ持っているんだ。
MLパワーのしっかりとしたバットは、遠投先でのフッキングを確実に決め、良型のアジが掛かっても、安心して寄せることができるだろうね。
「遠くに飛ばしたい、でも繊細なアタリも逃したくない」そんなアングラーの願いを、高いレベルで叶えてくれるロッドだよ。
アングラーズアドバイス
月下美人の78ML-S、これはマジで優等生ロッドだよな!
長さ、硬さ、感度、どれをとってもバランスが良くて、キャロもフロートも、どっちも高いレベルでこなせそうだぜ。
メガトップの感度も、一度使うとクセになるよな。
「コンッ」ていうアタリが、めちゃくちゃ気持ちよく手元に響くんだ。
一本で色々やりたい、でも性能には妥協したくないって人には、最高の選択肢になると思うぜ!
シマノ ソアレ TT アジング(S74L-S)
- ティップ: タフテックα(ソリッドティップ)
- 全長: 7フィート4インチ (約2.24m)
- 適合ルアーウェイト: 0.6-12g
- 特徴: Lパワーながら適合ウェイトの上限が12gと広い。高強度ソリッド「タフテックα」で、繊細さと強度を両立。
シマノの「ソアレ TT アジング」シリーズは、上位機種の性能を受け継ぎつつ、扱いやすさも追求したモデルだね。
このS74L-Sは、7フィート4インチのL(ライト)パワーでありながら、適合ルアーウェイトの上限が12gと、かなり広い範囲をカバーしているのが大きな特徴なんだ。
ティップには、高強度としなやかさを両立したソリッドティップ「タフテックα」を搭載。
これにより、Lパワーらしい繊細な操作感や食い込みの良さを持ちつつ、10g前後のキャロリグまで、安心してキャストし、操作することが可能になっているんだ。
「ガチガチのキャロ専用ロッドはちょっと硬すぎるな…」と感じる人や、「ジグ単の延長線上にあるような、繊細なキャロゲームを楽しみたい」という人には、このロッドのバランスが非常に心地よく感じられるはずだよ。
軽量キャロをメインに、テクニカルなゲームを展開したいアングラーにおすすめの一本だね!
アングラーズアドバイス
ソアレTTのこのモデル、スペック見ると面白いよな!
Lパワーなのに12gまでOKって、シマノの技術力が詰まってる感じがするぜ。
これなら、軽いジグヘッドから、10gくらいのMキャロまで、本当に一本で何でもできそうだな。
タフテックαのティップも、強度があるから、ちょっとくらいラフに扱っても大丈夫っていう安心感があるよな(笑)。
まあ、それでも優しく扱ってくれよな!
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