アジングロッド、アジを釣るためだけの道具だと思っていませんか?
実は、その繊細さと軽快さを活かせば、身近なターゲットである「ハゼ」も、とっても楽しく釣ることができるんです!
この記事では、「アジングロッドで、たまにはエサ釣りも楽しみたいな…」と考えているあなたへ、アジングロッドを使ったハゼ釣りの魅力、具体的な釣り方、そして釣果アップの秘訣まで、余すところなくお届けします。
手持ちのタックルで、夏の風物詩ハゼとの出会いを満喫してみませんか?
アジングロッドとハゼ釣りの相性は?意外な共通点とメリット
「え、アジングロッドでハゼなんて釣れるの?」
そう思ったあなた、実はこの組み合わせ、想像以上に相性抜群なんです!
アジングロッドならではの特性が、ハゼ釣りをよりエキサイティングに、そして奥深くしてくれます。
その意外な共通点と、たくさんのメリットを見ていきましょう。
繊細なアタリを捉えるティップの感度
- アジングロッドの極細ソリッドティップなどが、ハゼの「コツコツ…」「ブルブルッ!」という小さなアタリを明確に表現。
- ハゼがエサの端をかじるような、前アタリとも言える微細な変化も感じ取れる。
- アタリの出方で、ハゼの活性や食い方を推測する楽しみも。
- 「見て、感じて、掛ける」という、ゲーム性の高い釣りが展開できる。
ハゼのアタリって、意外と小さいことが多いですよね。
特に、食いが渋い時や、小型のハゼが多い時は、「あれ?今アタったかな?」程度の、本当に微妙な変化しか出ないこともあります。
そんな時、アジングロッドの超繊細なティップが、その真価を発揮します!
まるで自分の指先でエサに触れているかのように、ハゼが「コツコツ…」とエサを突く感触や、ワームの尻尾を「チュッ」と吸い込むような、本当にごくわずかな変化も、竿先が「ピクピクッ」と震えたり、手元に「コンッ」と響いたりして、明確に伝えてくれるんです。
今まで見逃していたかもしれない、小さなハゼからのシグナルを捉えられるようになると、釣りの楽しさは格段にアップしますよ。
「アタリがあった!でも乗らない…なぜだ?」なんて、ハゼとの駆け引きを存分に楽しめるのも、高感度なアジングロッドならではの魅力です。
アングラーズアドバイス
アジングロッドでハゼ釣りすると、マジでアタリの数が全然違うぜ!
今まで「なんか重くなったな?」くらいでしか分からなかったのが、「あ、今、前アタリだ!」「よし、本アタリ来た!」って、手に取るように分かるんだ。
この「アタリを取る」ってプロセスが、アジングロッドでのハゼ釣りの一番面白いところかもしれんな!
集中してると、ハゼがエサにキスする瞬間まで分かりそうだぜ(笑)。
軽量リグの操作性と手返しの良さ
- 1号以下の軽いオモリや、小型のジグヘッドを使った仕掛けを、意のままに操れる。
- 竿が軽いため、長時間の釣りでも疲れにくい。
- ピンポイントに仕掛けを投入しやすく、手返し良く広範囲を探れる。
- 根掛かりの回避もしやすい。
ハゼ釣りでは、基本的に軽いオモリと小さな針を使った、シンプルな仕掛けがメインになりますよね。
アジングロッドは、まさにそういった軽量リグを操作するために生まれてきたような竿。
例えば、ナス型オモリの0.5号や1号、あるいはアジングで使うような1g前後のジグヘッドにエサを付けた仕掛けも、まるで自分の手足のように、意のままに操ることができます。
竿自体が非常に軽いため、一日中キャストと誘いを繰り返しても疲れにくく、釣りに集中できるのも大きなメリットです。
また、取り回しが良いので、岸壁の際や、ちょっとした障害物の周りなど、ハゼが潜んでいそうなピンポイントへ、正確に仕掛けを送り込むことができます。
アタリがなければすぐに回収し、次のポイントへ…といった、手返しの良いランガンスタイルの釣りにも、アジングロッドは最適です。
軽いリグは根掛かりもしにくいですが、万が一引っかかりそうになっても、竿先の感度でいち早く察知し、回避しやすいのも嬉しいポイントですね。
アングラーズアドバイス
アジングロッドの軽快さ、ハゼ釣りでもマジで武器になるぜ!
重い竿だと、一日やってると肩凝っちゃうけど、アジングロッドなら全然平気だもんな。
ちょんちょんって誘って、アタリがなかったら次の場所にピュッて投げて…っていう、スピーディーな釣りが展開できるんだ。
まるで、ハゼと鬼ごっこしてるみたいで楽しいぞ!
気づいたら、万歩計の歩数もすごいことになってるかもな(笑)。
小さなハゼでも楽しめるスリリングな引き味
- 5cm~10cm程度の小型のハゼでも、アジングロッドなら竿を心地よく曲げてくれる。
- 「ブルブルッ!」「ゴツゴツッ!」というハゼ特有の小気味よい引きを、ダイレクトに味わえる。
- 一匹一匹とのファイトが、記憶に残る楽しいものになる。
- 大物狙いとは違う、小物釣りの奥深さを再発見できる。
ハゼって、大きくても20cmくらい、平均すると10cm前後の小さな魚ですよね。
太くて硬い竿で釣ったら、正直言って、何の抵抗もなく、ただ重さを感じるだけですぐに上がってきてしまいます。
でも、アジングロッドなら話は別!
たとえ5cmの「エンピツハゼ」でも、ヒットした瞬間、繊細なティップは小刻みに震え、竿は心地よくしなります。
そして、ハゼが一生懸命抵抗する「ブルブルッ!」「ゴツゴツッ!」という、独特の小気味よい引きが、ダイレクトに手元まで伝わってくるんです。
まるで、大きな魚とやり取りしているかのような、スリリングで楽しいファイトを、一匹一匹のハゼと味わうことができます。
普段なら「なんだ、こんな小さいのか…」とリリースしてしまうようなサイズのハゼでも、アジングロッドで釣れば、最高の遊び相手に変わります。
「釣りの楽しさは、魚の大きさだけじゃないんだな」と、改めて気づかせてくれるはずですよ。
アングラーズアドバイス
アジングロッドで釣るデキハゼ(小さいハゼ)の「ブルブルッ!」、あれはマジで癒やされるぜ~。
竿先が「コンコンコン!」って叩かれる感じ、見てるだけでも飽きないよな。
「こんな小さいのに、こんなに元気なんだ!」って、なんか愛おしくなっちゃうんだよな。
で、たまに良型のヒネハゼ(大きいハゼ)とか掛かると、もう竿が満月みたいにしなって、ドラグが「ジーッ!」って鳴ったりして、大興奮だぜ!
アジングロッドで楽しむハゼ釣りの主なスタイル
アジングロッドとハゼ釣りの相性の良さが分かったところで、次は具体的な釣り方の話です。
アジングロッドの特性を活かせば、ハゼ釣りも色々なスタイルで楽しむことができます。
ここでは、代表的な3つのスタイルと、それぞれの攻略法を紹介します。
定番!ちょい投げ(ミャク釣り)での攻略法
- 仕掛け: 中通しオモリやナス型オモリ(0.5号~1.5号程度)+ハゼ用テンビン+ハゼ針1~2本、またはオモリ+ヨリモドシ+ハリス+針のシンプルな胴突き仕掛け。
- 釣り方: 仕掛けを足元~近距離に軽くキャストし、オモリが底に着いたら、ゆっくりとズル引きしたり、竿先でチョンチョンと誘ったりしてアタリを待つ。
- アタリの取り方: 竿先に出る「コツコツ」「ブルブル」というアタリや、手元に伝わる感度で判断。
- ポイント: 砂泥底、カケアガリ、障害物の際など。
ハゼ釣りの最もベーシックで、かつアジングロッドでも非常にやりやすいのが、この「ちょい投げ(ミャク釣り)」スタイルです。
仕掛けはいたってシンプル。
ナス型オモリや中通しオモリの0.5号から1.5号(約1.9g~5.6g)くらいのものに、ハゼ釣り用の小さなテンビンと1本か2本の針を結ぶか、あるいはもっとシンプルに、オモリの下にヨリモドシを介してハリスと針を結んだ胴突き仕掛けでもOKです。
これを、足元や、ほんの10mくらい先のポイントへ、優しくキャストします。
オモリが海底に着底したら、イトフケを取り、竿先を少し下げてアタリを待ちます。
アタリがなければ、リールをゆっくり巻いて仕掛けを少しズル引いたり、竿先をチョンチョンと小さく動かして、エサをアピールしたりします。
ハゼがいれば、竿先に「コツコツッ!」とか「ブルブルッ!」という明確なアタリが出るはず。
アジングロッドなら、その前触れのような、もっと小さなアタリも感じ取れるかもしれませんよ。
アングラーズアドバイス
ちょい投げのミャク釣り、これが一番手軽で分かりやすいよな!
オモリで底を感じながら、ハゼがいそうな場所を「探っていく」感じが楽しいんだ。
アジングロッドだと、海底の砂の粒まで分かるんじゃないかってくらい感度いいから、地形の変化とかも分かりやすいぜ。
で、「ここだ!」って場所でアタリが出ると、もう最高に気持ちいい!
子供の頃やったハゼ釣りを、もっとテクニカルに楽しんでる感じだな!
目で見て楽しい!超軽量ウキ釣りでのアプローチ
- 仕掛け: 極小の玉ウキやシモリ玉ウキ+ガン玉(J5~B程度)+ハゼ針。ウキ下は釣り場の水深に合わせて調整。
- 釣り方: 仕掛けをポイントに投入し、ウキの動きに集中。風や流れで仕掛けがズレたら、再度投入し直す。
- アタリの取り方: ウキが「ピョコピョコ」と動いたり、スーッと水中に引き込まれたりするのを目で見て判断。
- ポイント: 穏やかな漁港内、河口の浅場、潮だまりなど。
アタリを目で見て楽しみたいなら、この「超軽量ウキ釣り」がおすすめです。
使うのは、釣具店で手に入る一番小さいくらいの玉ウキや、ラインに直接付けるシモリ玉ウキ、あるいはヘラブナ釣りで使うようなトウガラシウキなど、とにかく浮力の小さいもの。
オモリも、極小のガン玉(ジンタンとか)を1つか2つ付ける程度で、エサの重さでウキのトップが水面ギリギリに出るくらいに調整するのがコツです。
この繊細な仕掛けを、ハゼがいそうな足元のポイントへ、そっと投入します。
あとは、水面に浮かぶ小さなウキの動きに全集中!
ハゼがエサにちょっかいを出すと、ウキが「ピョコピョコ」と小刻みに揺れたり、一瞬だけ「ツンッ」と沈んだりします。
そして、本気で食ってきたら、ウキはスーッと水中へ引き込まれていきます。
アジングロッドの感度なら、ウキの動きと同時に、手元にも「コツコツ…」という感触が伝わってくることもあり、二重の楽しさを味わえますよ。
アングラーズアドバイス
超軽量ウキ釣り、マジでハマるぜ!
ウキが「ピョコッ!」って入る瞬間、何度見ても飽きないんだよな。
特に、風のない穏やかな日に、水面が鏡みたいになってる時なんかは最高だ。
ウキの周りに波紋が広がって、次の瞬間、スーッと消し込む…。
もう、これだけで癒やされるわ。
アジングロッドの繊細なティップが、ウキの微妙な動きも助長してくれる感じがするんだよな!
(番外編)アジングロッドでハゼクラはできる?
- ハゼクラとは: ハゼをクランクベイトなどの小型ルアーで釣る、近年人気のルアーフィッシング。
- アジングロッドでの可能性: 3g~5g程度の軽いハゼクランクなら、Lクラス以上のアジングロッドで扱える可能性あり。
- 注意点: ULクラスの柔らかすぎる竿では、ルアーをしっかりアクションさせられない。根掛かり対策も重要。
- あくまで「エサ釣りの合間に試す」程度で。本格的にやるなら専用ロッドがおすすめ。
最近、ハゼをルアーで釣る「ハゼクラ(ハゼクランキング)」という釣りが人気なのを知っていますか?
小さなクランクベイトをゆっくり巻いてくると、ハゼが果敢にアタックしてくる、エサ釣りとはまた違った面白さがあるんです。
「じゃあ、アジングロッドでもハゼクラできるの?」
結論から言うと、「条件付きで可能」です。
ハゼクランクの重さは、軽いもので3gくらいから、重くても5g程度のものが主流です。
これくらいの重さなら、L(ライト)クラス以上のアジングロッドであれば、なんとかキャストし、操作することができるでしょう。
ただし、UL(ウルトラライト)クラスの、あまりにも柔らかいアジングロッドでは、ルアーの抵抗に竿が負けてしまい、しっかりと泳がせることが難しいかもしれません。
また、ハゼクラはボトム(海底)をゴツゴツとノックしながら巻いてくる釣りなので、根掛かり対策も重要になります。
もし、あなたがエサ釣りの合間に「ちょっとハゼクラも試してみたいな」と思うくらいなら、アジングロッドでも楽しめる可能性はありますが、本格的にハゼクラをやり込みたいのであれば、やはり専用のロッドを用意するのがおすすめです。
アングラーズアドバイス
アジングロッドでハゼクラ、俺もやったことあるけど、意外と釣れるぜ!
まあ、専用ロッドみたいに、ルアーのブルブル感が明確に伝わってくるわけじゃないけどな。
でも、ゆっくり巻いてたら「ゴンッ!」てひったくられるアタリは、エサ釣りとはまた違った興奮があるぞ。
ただ、根掛かりしやすいから、フックをシングルフックに変えたり、根の荒い場所は避けたりする工夫は必要だぜ!
エサ釣りに飽きた時の、いいスパイスになるかもな!
アジングロッドでハゼ釣りを楽しむ際の注意点
アジングロッドでハゼ釣り、手軽で楽しそうですよね!
でも、忘れてはいけないのが、アジングロッドはハゼ釣り専用の竿ではないということ。
その特性を理解せずに無理な使い方をすると、大切な竿を壊してしまうことにもなりかねません。
ここでは、安全に楽しむための注意点をしっかり押さえておきましょう。
ティップ破損を防ぐ!オモリの重さとキャスト方法
- オモリの重さ: 必ずロッドの適合ルアーウェイト上限を超えない、軽いオモリ(ナス型1.5号程度までが目安)を使用する。
- キャスト方法: 竿の反発力を無理に使うのではなく、オモリの重さをティップに乗せて、ゆっくりと押し出すように投げる。力任せのフルキャストは絶対NG。
- 特に注意: ソリッドティップのロッドは衝撃に非常に弱い。
アジングロッドで最もデリケートな部分、それはティップ(穂先)です。
特にソリッドティップは、わずかなアタリを捉えるために極細に作られており、想定外の負荷には非常に弱いです。
ハゼ釣りで使うオモリは、必ず自分のアジングロッドに表記されている「適合ルアーウェイト」の範囲内に収まるように、軽いものを選んでください。
一般的な感覚で言うと、ナス型オモリなら1.5号(約5.6g)あたりが上限の目安になるでしょう。
そして、キャストする際は、絶対に力任せに振りかぶってはいけません。
竿の反発力を無理に使おうとすると、ティップがオモリの負荷に耐えきれず、「ポキッ」と折れてしまいます。
そうではなく、たらしを少し長めに取り、オモリの重みをティップにしっかりと乗せて、竿全体をしならせながら、ゆっくりと「スゥーッ」と押し出すように投げましょう。
この「優しいキャスト」が、ティップ破損を防ぐ最大の秘訣です。
アングラーズアドバイス
アジングロッドのティップは、マジで「ガラスのハート」だからな!
ちょっとでも無理させると、すぐにヘソ曲げて折れちまうぞ。
オモリは「軽すぎるかな?」って思うくらいでちょうどいいんだ。
で、投げる時も、「そーっと、そーっと…」って呪文唱えながら投げるくらい慎重にな!
愛竿を大事にするなら、この手間は惜しんじゃダメだぜ!
根掛かり対策とハリス切れを防ぐ工夫
- ハゼが好む砂泥底でも、カキ殻や石、ゴミなどが沈んでいることがある。
- 根掛かりしたら、無理に竿をあおらず、ラインを手で持ってゆっくりと引く。
- ハリスは、メインラインより少し細いものを使う「捨て糸」の考え方も有効。
- 針先が鈍ったら、こまめに交換する。
ハゼは基本的に砂泥底を好みますが、そういった場所にも、カキ殻が点在していたり、石や捨てられたロープなどが沈んでいたりして、意外と根掛かりすることがあります。
もし根掛かりしてしまったら、絶対にやってはいけないのが、竿をビュンビュンと強くあおること。
これをやると、ティップが折れるか、ラインが高切れするかのどちらかです。
そうではなく、リールのドラグを少し緩めて、ラインを張り気味にしながら、ゆっくりと竿を立てたり、角度を変えたりして、根気よく外れるのを待ちましょう。
それでも外れない場合は、ラインを手で持って、ゆっくりと引っ張ります。
この時、メインラインが高切れするのを防ぐために、ハリス(針を結んでいる糸)を、メインラインや道糸よりも少し細いものにしておく「捨て糸」の考え方も有効です。
そうすれば、万が一の時はハリスだけが切れて、仕掛け全体のロストを防ぐことができます。
また、針先が鈍っていると、根掛かりしやすくなったり、魚の口にうまく掛からなかったりするので、こまめにチェックして交換するのも大切ですよ。
アングラーズアドバイス
根掛かりは、ハゼ釣りの宿命みたいなもんだからな。
でも、アジングロッドでやると、その後の対処がシビアなんだよな。
だから、根掛かりしにくい場所に投げるのが一番だけど、もし掛かっちまったら、もう「落ち着け、俺!」って自分に言い聞かせるんだ(笑)。
で、ライン手で持って、じわーって引っ張る。
それでもダメなら、潔く諦めて、新しい仕掛け作るのが一番だぜ!
小さな口に確実にフッキングさせるアワセのコツ
- ハゼのアタリは「ブルブルッ」と明確なこともあれば、「コツコツ…」と小さいことも。
- 早アワセは禁物。しっかりとエサを食い込ませる「間」を作る。
- 竿先が引き込まれるのを確認してから、手首を返す程度の軽いアワセで十分。
- 向こうアワセ(魚が勝手に針掛かりする)も有効。
ハゼの口は、体の大きさに比べて意外と小さいですよね。
そして、アタリの出方も様々です。
「ブルブルッ!」と明確に竿先を揺らすこともあれば、「コツコツ…」とエサの先だけをかじっているような、小さなアタリしか出ないこともあります。
ここで焦って早アワセをしてしまうと、ハゼの口に針がしっかりと掛からず、すっぽ抜けてしまうことがよくあります。
大切なのは、アタリがあっても一呼吸おいて、ハゼにエサを十分に食い込ませる「間」を作ってあげること。
竿先がグーッと引き込まれたり、手元に魚の重みが乗ったりするのを感じてから、手首をクイッと返す程度の、軽いアワセで十分です。
アジングロッドはティップが柔らかいので、強く合わせすぎると、逆にフッキングパワーが伝わりにくくなることもあります。
時には、アワセを入れなくても、ハゼが勝手に針掛かりしている「向こうアワセ」も期待できますよ。
アングラーズアドバイス
ハゼのアワセは、まさに「間」が命だよな!
「ブルブルッ!」って来ても、すぐに合わせちゃダメだぜ。
「食え食え、もっと食え~」って心の中で念じながら、竿先がグーッと入るのを待つんだ。
で、「今だ!」って時に、軽く「ピッ」と合わせるだけ。
それで十分掛かるから面白いよな。
まあ、それでも乗らない時は、「今のハゼ、賢かったな~」ってことにしておこうぜ(笑)。
ハゼ釣果アップ!アジングタックルとエサの選び方
アジングロッドでハゼ釣りを楽しむなら、タックルやエサにもちょっとした工夫を凝らすことで、さらに釣果を伸ばすことができます。
ここでは、すぐに実践できる、釣果アップのための秘訣を伝授します。
これであなたも、ハゼ釣り名人かも?
- ラインシステム:
- PEラインなら0.2号~0.4号に、フロロリーダー0.8号~1.5号を30cm~50cm。
- 扱いやすさ重視なら、ナイロンラインやフロロカーボンラインの2lb~4lbをリールに直巻き。
- 針の選び方:
- ハゼ専用針の5号~7号、または袖針の3号~5号など、小さく吸い込みやすい形状のものがおすすめ。
- 針先が鋭く、細軸のものを選ぶと、フッキング率が上がる。
- エサの種類と付け方:
- アオイソメ、ジャリメ、ゴカイなどが定番。食い込みが良いのはジャリメやゴカイ。
- エサは、針の大きさに合わせて、小さく(1cm~2cm程度)切って、ちょん掛けにするのがコツ。
- エサの鮮度も重要。こまめに交換する。
- その他:
- ハゼは潮の動きで活性が変わるので、満潮・干潮の時間をチェックしておく。
- 釣れたハゼは、エアーポンプを付けたクーラーボックスやバケツで活かしておくと、美味しく持ち帰れる。
アジングロッドでハゼ釣りを楽しむなら、まずラインシステムを見直してみましょう。
普段アジングでPEラインを使っているなら、その先にフロロカーボンのリーダーを30cmから50cmほど結びます。
PE0.3号にリーダー1号、といった組み合わせが標準的ですね。
もし、もっと手軽に楽しみたいなら、いっそナイロンラインやフロロカーボンラインの3lb(0.8号くらい)をリールに直接巻いてしまうのもアリです。
これなら、ライントラブルも少なく、初心者にも扱いやすいですよ。
針は、ハゼの小さな口でも吸い込みやすいように、ハゼ専用針の小さい号数や、袖針などがおすすめです。
針先が鋭く、軸が細いものを選ぶと、軽いアワセでもしっかりとフッキングしてくれます。
エサは、アオイソメやジャリメといった虫エサが定番ですが、ハゼの食い込みを良くするためには、針の大きさに合わせて、1cmから2cm程度の長さに小さく切って、通し刺しではなく、針先にちょこんと付ける「ちょん掛け」にするのが最大のコツです。
こうすることで、ハゼが違和感なくエサを吸い込みやすくなり、アタリの数も格段に増えますよ。
エサは常に新鮮なものを使うように心がけ、アタリが遠のいたらこまめに交換するのも釣果アップの秘訣です。
アングラーズアドバイス
ハゼ釣りは、エサの付け方一つで釣果が全然変わってくるから面白いよな!
でっかいアオイソメを房掛けにしても、ハゼは食いきれないから意味ないんだぜ。
むしろ、針先からピロピロ~って垂れてるくらいの方が、ハゼも「お、これなら食える!」って思ってくれるみたいだ。
あと、意外と大事なのが「タナ(水深)」だな。
ハゼは底にいることが多いけど、日によっては少し浮いてることもあるから、オモリの重さを変えたり、ウキ釣りにしたりして、色々試してみるのが釣果への近道だぜ!
ハゼ釣りに使えるアジングロッドおすすめ5選
「アジングロッドでハゼ釣り、やってみたいけど、どんな竿がいいの?」
そんなあなたのために、ここではアジングロッドの中でも、特にハゼ釣りのような小物釣りに最適な、繊細で扱いやすいモデルを5本厳選してご紹介します。
これらのロッドなら、ハゼの小さなアタリも、スリリングな引き味も、存分に堪能できるはずですよ!
シマノ 21ソアレXR(S510L-S)
- ティップ: タフテック∞(ソリッドティップ)
- 全長: 5フィート10インチ (約1.78m)
- 適合ルアーウェイト: 0.5-12g
- 特徴: 高感度・高強度ソリッド「タフテック∞」搭載。ショートレングスで操作性が良く、ハゼの微細なアタリも捉える。
シマノのハイエンドアジングシリーズ「ソアレXR」から、S510L-Sをピックアップ。
このロッドの最大の特徴は、なんといってもシマノ独自の高感度・高強度ソリッドティップ「タフテック∞(インフィニティ)」を搭載していること。
このティップが、ハゼの本当に小さな「コツッ」というアタリも、明確に手元に伝えてくれます。
5フィート10インチというショートレングスは、取り回しが非常に良く、足元のピンポイントを狙うハゼ釣りに最適。
L(ライト)パワーでありながら、適合ルアーウェイトの上限が12gと、アジングロッドとしてはかなり広いのも魅力で、軽いオモリを使ったちょい投げから、少し重めのリグまで、幅広く対応できます。
「最高の感度で、ハゼとの対話を楽しみたい」そんな贅沢な願いを叶えてくれる一本です。
アングラーズアドバイス
ソアレXR、これはもうアジングロッドの最高峰の一つだよな!
タフテック∞の感度は、マジで異次元だぜ。
ハゼがエサに触った瞬間の、ティップの「フッ」ていう変化まで分かりそうだ。
5フィート10インチっていう長さも、ハゼ釣りにはドンピシャだな。
値段は張るけど、それだけの価値は絶対にある、長く付き合える相棒になるはずだぜ!
オリムピック グラファイトリーダー コルトUX(GCORUS-542UL-S)
- ティップ: ソリッドティップ
- 全長: 5フィート4インチ (約1.63m)
- 適合ルアーウェイト: 0-3g
- 特徴: 5フィート4インチの超ショートレングス。アンダー1gの超軽量リグの操作性に特化。豆アジ・豆メバル、そしてハゼに最適。
オリムピックの「コルトUX」シリーズは、驚異的なコストパフォーマンスで人気のアジングロッドだよね。
このGCORUS-542UL-Sは、なんと5フィート4インチという、究極とも言えるショートレングスが特徴のUL(ウルトラライト)パワーモデル。
適合ルアーウェイトが0gから3gと、まさにアンダー1gの超軽量リグを操るために生まれてきたようなスペックです。
この短さと軽さは、ハゼ釣りのような足元の小物釣りにおいて、圧倒的な操作性と感度をもたらしてくれます。
まるで自分の指先でハゼを誘っているかのような、ダイレクトな感覚は、一度味わうと病みつきになること間違いなし。
豆アジや豆メバルはもちろん、ハゼの「ブルブルッ!」というアタリと引きを、これ以上ないくらい楽しませてくれる、最高の遊び竿と言えるでしょう。
「とにかく軽いタックルで、繊細な釣りを楽しみたい!」というあなたに、ぜひおすすめしたい一本です。
アングラーズアドバイス
コルトUXのこの短いやつ、マジでオモチャみたいに軽いけど、性能は本物だぜ!
0.5号くらいのガン玉付けて、ちょんちょんって誘ったら、ハゼが面白いように食ってくるぞ。
竿が短いから、子供でも扱いやすいし、親子でハゼ釣り楽しむのにも最高だな。
この値段でこの性能は、正直言って反則レベルだぜ!
買って損なし!
ダイワ 月下美人 アジング(510UL-S)
- ティップ: メガトップ(ソリッドティップ)
- 全長: 5フィート10インチ (約1.78m)
- 適合ルアーウェイト: 0.3-5g
- 特徴: ダイワの定番アジングロッド。高感度ソリッドティップ「メガトップ」搭載で、操作性と食い込みの良さを両立。
ダイワの「月下美人 アジング」シリーズは、アジング入門者からベテランまで、幅広く愛されている定番ロッドだよね。
この510UL-Sは、5フィート10インチのUL(ウルトラライト)パワーモデルで、ティップにはダイワ独自の高感度カーボンソリッド「メガトップ」を搭載しているんだ。
このメガトップが、ハゼの小さなアタリも明確に捉えつつ、魚に違和感を与えにくい絶妙な食い込みの良さを実現してくれる。
適合ルアーウェイトも0.3gから5gと、ハゼ釣りで使う軽いオモリやジグヘッドにピッタリのスペックだね。
クセのない調子で扱いやすく、アジングはもちろん、ハゼ釣りのような小物釣りにも、その性能をいかんなく発揮してくれるはずだよ。
「信頼できるメーカーの、間違いない一本が欲しい」というあなたに、自信を持っておすすめできるモデルだね。
アングラーズアドバイス
月下美人の510UL-S、これはもうアジングロッドの「ど真ん中」って感じだよな!
長さも硬さも、ジグ単やるには最高だし、もちろんハゼ釣りにもバッチリだぜ。
メガトップの感度は、マジで信頼できるからな。
「あれ?今の風かな?アタリかな?」みたいな微妙な時でも、ちゃんと教えてくれるんだ。
デザインもカッコイイし、持ってて損はない一本だ!
アブガルシア ソルティースタイル アジ(SYAS-432ULS)
- ティップ: ソリッドティップ
- 全長: 4フィート3インチ (約1.30m)
- 適合ルアーウェイト: 0.1-4g
- 特徴: 4フィート3インチの超ショートレングス。究極の操作性と感度を追求。アジングはもちろん、ハゼの穴釣りなどにも。
アブガルシアの「ソルティースタイル アジ」シリーズから、SYAS-432ULSという、とんでもないショートロッドが登場!
なんと、その長さは4フィート3インチ!
もはやアジングロッドというより、エリアトラウトロッドに近いような、究極の短さだね。
この短さがもたらすのは、他のどんなロッドにも真似できない、圧倒的な操作性とダイレクトな感度。
適合ルアーウェイトも0.1gから4gと、まさに超軽量リグを意のままに操るために設計されている。
ハゼ釣りで使うなら、足元のテトラの隙間や、岸壁のヘチを、ピンポイントで狙い撃ちするような釣りに最適だろうね。
ハゼがエサを咥えた瞬間の、ほんのわずかな重みの変化さえも、このロッドなら感じ取れるかもしれない。
「人とは違う、究極のフィネスゲームを楽しみたい!」そんな、マニアックなあなたにこそ、手に取ってみてほしい一本だよ。
アングラーズアドバイス
ソルティースタイルのこの短いやつ、もう笑っちゃうくらい短いよな!
でも、この短さが、ある意味最強の武器になるんだぜ。
ハゼの穴釣りとか、ボートからのキワ攻めとか、普通の竿じゃ攻められないような場所を、ネチネチ探れるんだ。
感度もヤバいだろうから、ハゼとの超接近戦が楽しめそうだぜ!
ただし、飛距離は期待すんなよ(笑)!
メジャークラフト 鯵道 5G(S502L/AJI)
- ティップ: ソリッドティップ
- 全長: 5フィート0インチ (約1.52m)
- 適合ルアーウェイト: 0.2-5g
- 特徴: 5フィートのショートレングスLパワーモデル。最新素材「東レ㈱T1100Gカーボン」と新製法「R360構造」で、軽さと感度、パワーを両立。
メジャークラフトのハイエンドアジングロッド「鯵道5G」シリーズから、S502L/AJIをセレクト。
このロッドは、5フィートという非常に短いレングスに、L(ライト)パワー、そして高感度ソリッドティップを組み合わせた、まさに近距離戦のスペシャリストモデルだね。
ブランクスには、最新の「T1100Gカーボン」と、あらゆる方向からの力に耐える「R360構造」が採用されていて、ショートロッドならではの軽快な操作性と、驚くほどの感度、そしてLパワーの粘り強さを、高い次元で実現しているんだ。
適合ルアーウェイトも0.2gから5gと、ハゼ釣りで使う軽いリグにジャストフィット。
漁港内や小規模な河口などで、足元のハゼをテンポ良く釣っていくようなスタイルに、最高のパフォーマンスを発揮してくれるはずだよ。
「短くて、軽くて、強くて、そして超高感度!」そんな、わがままな要求に応えてくれる、究極のショートロッドと言えるだろうね。
アングラーズアドバイス
鯵道の5フィートLパワー、これはもう「小さな巨人」って感じだな!
短いけど、T1100Gカーボンのおかげで、感度もパワーもハンパないぜ。
ハゼの「コツッ」ていうアタリも、脳天直撃間違いなしだ。
で、良型のハゼが掛かっても、Lパワーの粘りで、安心してファイトできるはずだ。
ちょっと値段はするけど、それだけの価値がある、長く使える一本だと思うぜ!
この竿でハゼ釣ったら、もう他の竿使えなくなっちゃうかもな!
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